「日本有線大賞」特集
青春の思い出とヒットソング

「日本有線大賞」特集 青春の思い出とヒットソング

日本有線大賞と聞くと「もう年の瀬?一年経つのが本当に早いなあ」とこの一年を振り返りたくなるのは、きっと昭和・平成を駆け抜けてきた世代の方ではないでしょうか?1968年から始まり2017年に惜しまれながら最終回が放送された日本有線大賞。現在ではリクエストデータやオンエア実績を集計し、J-POP・洋楽・演歌のそれぞれに対して「年間 USEN HIT ランキング」を発表しています。こちらの記事では日本有線大賞にまつわるあれこれを懐古しながら綴りましたので、懐かしのヒットソングをBGMにしながら、ぜひ最後までお読みください。

あの頃の年末といえば「紅白歌合戦」「日本レコード大賞」そして「日本有線大賞」だった

あの頃の年末といえば「紅白歌合戦」「日本レコード大賞」そして「日本有線大賞」だった

50代以上の方が音楽に夢中になった青春時代は、まだレコードとカセットテープが主流で少しずつCDが普及しはじめた頃ではないでしょうか?歌謡曲やポップスの新曲が聴けるのはラジオやテレビの音楽番組が主でした。昭和・平成初期は、ヒットソングがチャートを駆け上がると、みんなが同じ曲を耳にして、一生懸命に歌詞を覚えて口ずさんだものです。いまでも昭和世代が集まってカラオケに行くと当時のヒット曲をみんなで一緒に歌っているのが見られますが、平成生まれの若い方たちからすると、みんなが同じ曲を歌えるというのは不思議な光景にみえるようです。
さて、そんな昭和世代の年末の歌番組といえば紅白歌合戦、日本レコード大賞、そして「日本有線大賞」が年末3大歌番組だったといえます。日本有線大賞は1968年の第一回放送からちょうど50回目を迎えた2017年の放送を最後に半世紀の歴史に幕を閉じました。

日本有線大賞はリクエスト数でランキングが決まっている

音楽評論家やプロデューサーの投票によって大賞を決める音楽賞が多い中、日本有線大賞は有線放送へのリクエスト数に基づいて大賞が決められていました。どちらもその時代の人気をランキングしたものですが、日本有線大賞のようにたくさんの「聴きたい」気持ちでランキングされた大賞は、やはり説得力があります。「自分のリクエストが賞に反映されたのかもしれない」というワクワク感も日本有線大賞ならではの魅力でした。

目当ての歌手の歌を録音するのに知恵を絞ったものです

目当ての歌手の歌を録音するのに知恵を絞ったものです

その年のヒット曲のシングル盤レコードをすべて買えればよいのですが若い頃(とくに子どもの頃)はなかなか買えないものでした。でも好きな曲は繰り返し聴きたいもの。ラジカセとテレビを近づけて録音した方も多いのではないでしょうか。当時のラジカセといえばカセットテープとラジオ(AMとFM)が聴けて録音できるものでした。FMチューナーの右側の方にはテレビの1CH(NHK総合)と3CH(NHK教育)の音声が聴けるものもあったので、NHKの紅白歌合戦を録音することは難しくはありませんでした。でも民放チャンネルの放送を録音するには、テレビのスピーカーの前にラジカセのマイク部分を超接近させて録音するアナログスタイルが主流でした。家族みんなで静かにして録音していると、いきなり電話が鳴り出したりするというハプニングもあったり。さらにはテレビのイヤホン端子とラジカセのマイク端子を接続したらノイズのない録音ができるのではないか、などといろいろと知恵を絞って音楽の録音にチャレンジしたものです。

今、もう一度聴きたい!
日本有線大賞の受賞曲

今となってはテレビの音声をラジカセで録音するという話は聞かなくなりましたが、昔はそれくらいのことをしてでも好きな音楽を聴きたかった時代です。音楽、名曲は私たちに寄り添ってくれるパートナーみたいですね。そんな名曲たちに出会えるのが日本有線大賞でした。続いては日本有線大賞の歴代受賞曲から「大賞」「最多リクエスト曲(歌手)賞」「最優秀新人賞」をピックアップして紹介します。

日本有線大賞 大賞

第10回(1977年)
勝手にしやがれ / 沢田研二

第10回(1977年)勝手にしやがれ / 沢田研二

日本有線音楽大賞の中で「大賞」は、その年を代表する曲に贈られる賞です。第1回は森進一「盛り場ブルース」が受賞しました。記念すべき第10回である1977年の受賞曲が、沢田研二の「勝手にしやがれ」です。帽子を飛ばすパフォーマンスは多くの子どもたちが真似するほどの流行になり、沢田研二にとって最大級のヒット曲になりました。その後は1980年代にかけて「ダーリング」「TOKIO」などのヒット曲を連発します。1980年代の歌謡曲黄金時代の息吹を感じさせる、聴くたびに「あの頃」を思い出させてくれる一曲です。

日本有線大賞 最多リクエスト曲(歌手)賞

第19回(1986年)
DESIRE -情熱- / 中森明菜

最多リクエスト曲(歌手)賞は最もリクエストが多かった曲やアーティストを表彰する賞です。第15回から実施され、初回はサザンオールスターズが最多リクエスト歌手賞を受賞しました。そして最多リクエスト曲(歌手)賞といえば中森明菜です。第19回は、TUBE「シーズン・イン・ザ・サン」や荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」など名曲揃いの中、中森明菜の「DESIRE -情熱-」が受賞しました。疾走感のあるサウンドが中森明菜のクールな魅力にぴったりですね。中森明菜は同部門を5年連続で受賞する異例の記録を残しています。

日本有線大賞 最優秀新人賞

第33回(2000年)
箱根八里の半次郎 / 氷川きよし

氷川きよしはアイドルのようなルックスやファッションで話題になり、若手演歌歌手ブームの先駆けになりました。最優秀新人賞を受賞したデビュー曲「箱根八里の半次郎」は北島三郎「関東流れ唄」のような、定番の「股旅物」歌謡を現代に蘇らせた一曲です。「やだねったら やだね」というキャッチーなフレーズも話題になり、演歌ファンだけでなく子どもたちからも人気を集めました。その後も演歌歌手として活躍を続け、日本有線大賞では最多リクエスト曲(歌手)賞や優秀賞、大賞を何度も受賞し、最終回である第50回でも大賞を受賞しました。まさに日本有線大賞を代表するアーティストのひとりと言えるのではないでしょうか。

あの頃の名曲をUSEN Homeで聴こう!おすすめチャンネル4選

この記事を読んで久しぶりにレコードやカセットテープを出してきて、好きな音楽を聴き返したくなった方も多いのではないでしょうか。カセットやレコードを処分してしまったという方、また、懐かしい曲をもっと聴きたい方や、昔聴きそびれてしまった歌に出会いたいという方は、有線放送の家庭向けサービスUSEN Homeをぜひ検討してみてください。

USEN Homeはお店のBGMでお馴染みの有線放送をご家庭で聴くことができるので、自分で選曲する手間がありません。歌謡曲〜J-POPや演歌など多彩なチャンネルを放送しており、多くのリスナーの方々にご好評をいただいています。今回は懐かしの名曲を楽しめるチャンネルを厳選してご紹介します。

A-06 歌謡☆ヒットパレード
A-06 歌謡☆ヒットパレード

music.usen.com A-06 歌謡☆ヒットパレード MPX-1 byUSEN 00045 歌謡☆ヒットパレード

このチャンネルでは昭和と平成以降のヒットチャートを賑わせた歌謡曲やJ-POPを放送します。日本有線大賞をはじめ歴代の音楽賞の受賞曲や記録的メガヒット曲、カラオケの定番曲など、時代を越えて愛され続ける名曲の数々をお届けします。

A-23 R50 Hits
A-23 R50 Hits

music.usen.com A-23 R50 Hits MPX-1 byUSEN 00019 R50 Hits

今50代の方々が青春時代によく耳にした邦楽・洋楽のヒット曲を織り交ぜてお届けしています。メロディを聴くだけでその当時の情景が思い浮かぶ・・・そんな曲が誰にも必ずあるはずです。青春時代の思い出に浸りながらお楽しみください。

B-55 Age Free Music ~大人の音楽~
B-55 Age Free Music ~大人の音楽~

music.usen.com B-55 Age Free Music ~大人の音楽~ MPX-1 byUSEN 00082 Age Free Music ~大人の音楽~

「Age Free Music ~大人の音楽~」はジャンルや時代など関係なく“大人の歌を歌える実力派アーティスト”の良質な音楽をお届けしています。エイジレスな音楽ファンを魅了して止まないアーティストの楽曲を、懐かしのヒット曲から最新曲までセレクトしています。少し大人の雰囲気を演出したい際のBGMにおすすめです。

C-40 カヴァー・ソングス
C-40 カヴァー・ソングス

music.usen.com C-40 カヴァー・ソングス MPX-1 byUSEN 00066 カヴァー・ソングス

誰もが聞いたことのあるヒット曲や名曲をさまざまなアーティストがカヴァーした楽曲で構成しています。若い人には新鮮に、上の世代の人には懐かしく感じられるような、幅広い世代の人たちに人気のチャンネルです。

まとめ

年の瀬には「昔はこの歌をよく聴いたな」と音楽で思い出を振り返ってみるのも楽しいものです。懐かしの名曲を手軽にお楽しみいただけるサービスといえばUSEN Home。歌謡曲全盛の1980年代はもちろん、ミリオンヒットが連発された1990年代、ジャンルが多様化した2000年代など、どの年代のヒット曲もおまかせください。あなたもUSEN Homeで「あの頃」へとタイムスリップしてみませんか。

USEN Homeの使い方や専用チューナーの設置方法など、USEN Homeについてもっと知りたい方は以下の記事もおすすめです。

現在USEN Homeでは新規加入限定のお得なキャンペーンを実施しています。ぜひ、この機会にご加入をご検討ください。

※記事中の情報は2022年10月時点となります。放送される楽曲は日によって異なります。あらかじめご了承ください。
※ご紹介しているチャンネルはサービスにより異なります。

この記事を書いた人

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USEN Home 編集部 カツライ
80年代のロック・歌謡曲にハマり、ユーロビートやJAZZをこよなく愛しながらも
実はオーケストラに入団してクラシック音楽を聴きまくる3児の父。

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