11月に入ると街中でクリスマスムードが目立ち始めましたね。クリスマス気分を盛り上げてくれるのが、クリスマスソングの名曲です。街中もそうですが、家の中でも気分を盛り上げてくれますし、懐かしい楽曲は当時の思い出が蘇ります。そこで今回は1980年代〜1990年代を中心に、クリスマスソングの名曲を邦楽・洋楽からピックアップしました。時代を超えて愛される名曲で、クリスマスシーズンを過ごしてみませんか。
クリスマスソングの定番曲・邦楽編
恋人がサンタクロース / 松任谷由実
クリスマスの楽しみ方もすっかり多様化したものの、やはり日本ではカップルの恋愛イベントという印象が定着しています。1980年代は経済成長と歩みを合わせるように、華やかな恋愛を歌ったクリスマスソングがたくさんリリースされました。このような楽曲の先駆けとも言えるのが、松任谷由実が1980年にリリースした「恋人がサンタクロース」です。原田知世主演の映画『私をスキーに連れてって』の主題歌にも起用され、一躍大ヒットしました。クリスマスソングはしっとりとしたバラードが多い印象がありますが「恋人がサンタクロース」はとにかく明るく、軽快なテンポです。この曲を聴いているだけで楽しい気分になります。まるでバブル期に向かう高揚感が楽曲に閉じ込められているかのようですね。クリスマス気分を盛り上げるだけでなく、1980年当時の華やかな雰囲気を思い出すことができる名曲です。
クリスマス・イブ / 山下達郎
「恋人がサンタクロース」と並ぶJ-POPクリスマスソングの名曲が、山下達郎「クリスマス・イブ」です。リリースから5年後にJR東海のCMソングに起用され、2001年にはヒップホップグループのKICK THE CAN CREWが同曲をサンプリングした「クリスマス・イブ Rap」が大ヒットするなど様々な逸話を持っています。そんな「クリスマス・イブ」ですが、先ほど紹介した「恋人がサンタクロース」とは異なり、失恋をモチーフにした切ない雰囲気が特長です。クリスマスが恋人たちのイベントとして定着していく一方で、全ての人が華やかな1日を送るわけではない。むしろクリスマスという華やかな日こそ、音楽で感傷的な気分に浸りたい……「恋人がサンタクロース」の3年後にリリースされた「クリスマス・イブ」には、そんな時代のニーズを読み解くことができるかもしれません。華やかな「恋人がサンタクロース」と、切ない「クリスマス・イブ」。2曲併せて楽しみたい名曲ですね。
いつかのメリークリスマス / B'z
アーティストの違った一面を楽しめる点も、クリスマスソングの魅力です。そのポイントからご紹介したい楽曲が、B'zの「いつかのメリークリスマス」。B'zの代名詞といえば「ultra soul」や「BAD COMMUNICATION」など、ハードロックの影響を受けたスケール感のあるサウンドや、壮大なバラードです。一方「いつかのメリークリスマス」はしっとりとしたラブソングで、B'zの一味異なる表情を楽しむことができます。クリスマスの楽しい情景を歌っているかと思いきや、サビに至るとそれは過去の思い出だったことがわかるストーリー調の歌詞も、冬のバラードらしい情緒を感じさせますね。ハードロックとJ-POPを横断するB'z楽曲の魅力を楽しむことができる名曲です。
クリスマスソングの定番曲・洋楽編
Last Christmas / ワム!
続いては洋楽クリスマスソングの名曲から、ワム!の「Last Christmas」をご紹介します。1984年にリリースされた「Last Christmas」ですが、2019年には本楽曲をモチーフとした映画『ラスト・クリスマス』が公開されるなど、今なお定番クリスマスソングとして高い人気を誇っています。その人気の秘密は歌詞の素晴らしさでしょう。恋人に振られてしまった昨年のクリスマスを回想しつつ「今年のクリスマスこそは、特別な人に愛を捧げるんだ」と高らかに歌い上げる歌詞は、華やかな演奏とあいまって前向きな気分にさせてくれますね。実質的にジョージ・マイケルのソロ楽曲となっている分、彼の優しい歌声が歌詞の世界観と素晴らしくマッチしています。残念ながらジョージ・マイケルは2016年に亡くなってしまい、もう一度あの歌声を聴くことは叶わなくなってしまいました。ジョージ・マイケルを思い出し、洋楽ポップス全盛期と言える1980年代の世界に浸ってみるのも、クリスマスの楽しみ方のひとつかもしれませんね。
All I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス) / マライア・キャリー
最後にご紹介するのはマライア・キャリーの「All I Want For Christmas Is You」です。日本では「恋人たちのクリスマス」の邦題で知られている、言わずと知れた洋楽クリスマスソングの定番中の定番曲です。ゴスペル風のイントロから始まり、アップテンポなイントロへと駆け抜ける爽快感がたまらないですね。1994年の楽曲ながら、どこか古風な印象を受ける点も、長きにわたって愛されている理由でしょう。また、この楽曲は数えきれないほどのアーティストによってカヴァーされているのも特長です。アリアナ・グランデや西野カナ、フィフス・ハーモニーなどの他、ジャスティン・ビーバーのカヴァーではデュエットとして参加しています。古き良きアメリカン・ポップスの伝統を現在まで受け継ぐ名曲として、今後もどのようなカヴァーソングが出てくるかが楽しみですね。
USEN Homeで出会う、あなたにぴったりのクリスマスソング
今回ご紹介した1980年代から1990年代の楽曲の他にも、稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」、サザンオールスターズ「クリスマス・ラブ(涙のあとには白い雪が降る) 」、広瀬香美「DEAR . . . Again」、バンド・エイド「Do They Know It's Christmas?」など、紹介しきれないほどのクリスマスソングがたくさん存在します。クリスマスシーズンはもっともっとクリスマスソングを自宅で楽しみたい。そんな方にぴったりのサービスが、家庭向けUSEN音楽放送「USEN Home」です。ジャンルやシーンに合わせた約500ものチャンネルを24時間365日放送しており、チューナーのチャンネルを合わせるだけですぐに再生することができます。もちろん季節に合わせたチャンネルも充実しているので、今回はクリスマス関連のチャンネルをご紹介します。
USEN HomeではJ-POPからジャズ、インストゥルメンタルまで、100以上ものクリスマスBGMチャンネルを放送しています。これらの中から今の気分にぴったりのチャンネルを見つけることができるのが、USEN Homeの特設サイト「2020クリスマスBGMセレクション」です。ジャンルを選ぶと番組一覧と放送内容を確認できる他、「おすすめBGM」では特にイチオシのチャンネルをセレクトしました。チャンネル選びの参考にするのはもちろん、普段は聴かないジャンルを選んで新しい音に出会ってみるのもおすすめです。ぜひ上記の特設サイトから、あなたにぴったりのクリスマスソングを探してみてください。
洋楽のクリスマスソングなら、華やかな曲で気分が盛り上がる「洋楽 クリスマス (ミドル~アップ)」や、しっとりとした大人の雰囲気を演出できる「洋楽 クリスマス (バラード)」など、シチュエーションや気分に合わせた多彩なチャンネルをご用意しています。MPX-1 HOMEでは1年を通してクリスマスチャンネルをお楽しみいただけます。詳しい番組紹介はこちら
まとめ
クリスマスと言うとクリスマスプレゼントや派手なイルミネーションを連想しますが「大切な人と同じ時間を過ごす」「相手を思いやる気持ちを言葉に込める」といったちょっとした工夫が、素敵な時間を過ごす本当のコツなのではないでしょうか。そんな時にクリスマスソングのBGMが流れていたら、さらに特別な時間を演出してくれます。クリスマスのオーメントを部屋に飾るように、素敵なBGMで華やかなクリスマスを過ごしてみませんか。今回はクリスマスソングを特集しましたが、もちろんUSEN Homeは様々なジャンルのBGMをお楽しみいただけます。現在USEN Homeでは新規加入限定のお得なキャンペーンを実施していますので、ぜひこの機会にご加入をご検討ください。
※記事中の情報は2020年11月時点となります。放送される楽曲は日によって異なります。あらかじめご了承ください。
※ご紹介しているチャンネルはサービスにより異なります。
music AirBee!でご利用いただけるチャンネルです。
SOUND PLANET-i HOME MIXでご利用いただけるチャンネルです。
MPX-1 HOMEでご利用いただけるチャンネルです。