バブルの思い出を振り返る
洋楽ディスコソングベスト5

バブルの思い出を振り返る洋楽ディスコソングベスト6

1970年代後半から1990年代を中心に流行ったディスコ。最近ではクラブになってしまい、ディスコという言葉自体があまり使われなくなりました。特に1980年代が青春真っ只中だった方には忘れることができない、思い出と音楽があることでしょう。
近年は若手アーティストによるディスコソングの再評価など、1980年代のディスコカルチャーがにわかに注目を集めています。そこで今回は当時のディスコを懐かしみながら、ミドル世代の青春を盛り上げたディスコソングをご紹介します。「久しぶりにディスコソングを聴きかえしたい」「ディスコソングに興味があるけれど、何から聴き始めたから良いのかわからない」という方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

1980年代、東京ディスコ事情

ディスコソングを振り返る前に、まずは80年代の東京のディスコシーンはどのようなものだったのか、個人的な視点から思い出してみます。
バブル全盛だった1980年代、ディスコの象徴的存在といえば、高級ディスコチェーン「マハラジャ」でした。豪華な内装、煌びやかな照明、何よりも抜群な音響は、まさに現実離れした大人の空間でした。服装チェックや男性同士の入店禁止など、敷居が高かったことも有名でした。そのため、ディスコデビューは気軽に入ることのできる新宿のディスコで、という若者が多かったのではないでしょうか。中でもキーホルダーが会員証だった「ゼノン」や「ニューヨークニューヨーク」、通称ディスコビルと言われていた東亜会館のお店が有名でした。フリードリンク・フリーフードでお腹を満たし、ダンスフロアでちょっと大人の夜を楽しむ。そんな空間と時間を過ごすためにアルバイトを頑張っていたあの時代。昭和の終わりごろを思い出す、楽しい思い出のひとつですね。
当時流れていたディスコソングの中から、今回は特に定番の5曲をご紹介いたします。あなたの思い出に残っているのはどの曲でしょうか?

青春を盛り上げた定番ディスコソング5選

アバ / ダンシング・クイーン

アバ / ダンシング・クイーン

「あなたは踊れる、人生を楽しんでダンシング・クイーンになるのよ」と17歳の少女の背中を押すこの曲は、1970年代のディスコソングとして外せない名曲です。イントロが流れた瞬間から、当時の思い出が蘇ります。また、若い世代は2018年公開の映画「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」で知った方も多いのではないでしょうか。ディスコソングというカテゴリーを超えて語り継がれる、まさにABBAの代表曲のひとつです。

アース・ウインド&ファイアー / セプテンバー

アース・ウインド&ファイアー / セプテンバー

ディスコ通いをしていた方にとってこの曲は「青春そのもの」ではないでしょうか。1978年にリリースされたこの曲は全世界で大ヒットを記録。アースの代表曲というだけではなく、未だにディスコの代表曲のひとつとしても知られています。「この歌詞の意味は9月ではなく、9月を思い出す12月の曲なんだよね」とウンチク(?)を得意げに語ったことも、今となっては良い思い出です。

デッド・オア・アライヴ / ユー・スピン・ミー・ラウンド

デッド・オア・アライヴ / ユー・スピン・ミー・ラウンド

ユーロビートが大流行した80年代、デッド・オア・アライヴは数多くの世界的ヒット曲を世に送り出しました。ディスコではデッド・オア・アライヴの曲が必ず流れていました。ボーカルのピート・バーンズの中性的なファッションもカッコよかったですね。当時「サムシング・イン・マイ・ハウス」と共に聴きまくった、という方も多いのではないでしょうか。

カバー・ガールズ / ショウ・ミー

カバー・ガールズ / ショウ・ミー

バブル時代の象徴の曲として知られるこの曲。メロディからボーカルの声質に至るまで、いかにも1980年代という雰囲気がたまらないですね。日本では森川由加里によるカヴァーでTBS系のテレビドラマ「男女7人秋物語」の主題歌にもなり、大ヒットしました。改めて聴いてみると良い時代だったなぁ、と浸れる曲です。

バナナラマ / ヴィーナス

バナナラマ / ヴィーナス

2019年の夏、来日公演を行ったイギリスのガールズグループ、バナナラマの代表曲です。1969年にショッキング・ブルーがリリースした「ヴィーナス」のカヴァー曲ですが、原曲とはガラリと雰囲気が異なるシンセサウンドで、まさに1980年代後半といった趣に。それこそ「マハラジャ」のお立ち台で踊りまくった方もいるのではないでしょうか。ちなみに本作の発売は1986年ですが、同年には黒沢ひろみ、長山洋子がそれぞれ日本語版カヴァーをリリースしています。カヴァーソングのカヴァーソングを複数の歌手が発売する、というなんともややこしい状況ですが、当時のバナナラマ人気を感じることのできるエピソードですね。

USEN Homeで聴く、懐かしのディスコ☆ヒッツ

思い出と同じように、青春時代に聴いた曲に対する熱い思いは、何年経っても色褪せることはありません。音楽を耳にするだけで、青春時代の思い出が甦ってきますね。当時このような音楽を手軽に楽しむ手段の一つとして、憧れていたのが有線放送です。「自分の家にも有線放送が付いていたらなあ……」と憧れたものですが、そんな願望を叶えてくれるのが、家庭用BGMサービス「USEN Home」です。
USEN Homeは約500チャンネルもの豊富な番組が揃っているので、今回ご紹介したディスコソングのような、懐かしい曲を聴くサービスとして最適なものとなっています。今回はその中でも、リアルタイムでバブル時代を過ごしたディスコ世代にぴったりのチャンネルを4つセレクトしました。

C-55 懐かしのディスコ☆ヒッツ
C-55 懐かしのディスコ☆ヒッツ

ディスコソングの最大の魅力はキャッチーなメロディと自然に身体が動いてしまうダンサブルなビートのコンビネーション。そんなダンス・ナンバーの数々をUSEN Homeではたっぷりと聴くことができます。

A-23 R50 Hits
A-23 R50 Hits

今50代の方々が青春時代(15~25歳)によく耳にした洋楽、邦楽のヒット曲を織り交ぜてお届けしています。ディスコはもちろん、ロックやアイドルまで、多彩なジャンルを放送しています。あの時代の思い出が曲とともに鮮やかに甦る、“音楽の同窓会”をお楽しみください。

A-36 ヤング☆ナツメロ
A-36 ヤング☆ナツメロ

70~80年代の洋楽・邦楽のヒット曲、名曲の数々を交互に選曲して放送しています。フォーク、ロック、ニューミュージックなど邦楽をはじめ、ディスコソング、今でも耳にすることの多い洋楽ヒットなど……。青春の1曲を探してみましょう。

いかがでしたでしょうか。今回は定番のディスコソング、そして80年代の東京のディスコシーンをご紹介しました。
USEN Homeは約500チャンネルの番組を24時間放送しており、プロの選曲家が放送曲をセレクトしています。
今回のようなディスコ〜80’sソングも、定番曲からマニアックなチョイスまで、リアルタイム世代の方々に満足いただけるような選曲で放送中です。ぜひUSEN Homeで懐かしの曲を楽しんでいただき、「あの頃の気持ち」を思い出していただければ幸いです。

この記事を書いた人

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USEN Home 編集部 カツライ
80年代のロック・歌謡曲にハマり、ユーロビートやJAZZをこよなく愛しながらも
実はオーケストラに入団してクラシック音楽を聴きまくる3児の父。

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