夏を盛り上げるJ-POPの夏うたには海や砂浜、太陽などたくさんのモチーフがあります。その中でも特に欠かせないものが夏祭りです。夏祭りは「青春の思い出」「日本の伝統」「ひと夏に一度のイベント」など様々なトピックがあるため、バラエティ豊かな曲がリリースされてきました。今回は夏うたの中から、花火や縁日など夏祭りをテーマにした「夏のお祭りソング」をご紹介します。お祭り気分を盛り上げるアップテンポな曲から切ない失恋ソングまで、USEN Home編集部が定番曲を6曲セレクトしました。ぜひ、あなたの夏を彩る一曲を探してみてください。
目次
夏祭り / JITTERIN'JINN
夏のお祭りソングの定番曲といえば、JITTERIN'JINNの「夏祭り」です。ウェディングソングとして結婚式の定番曲になった「プレゼント」や、大ヒット曲になった「にちようび」など、数々の名曲を持つJITTERIN'JINNの中でも代表する曲として知られています。夏祭りの思い出を歌った切ない歌詞と、ロックバンドらしい疾走感のあるサウンドが幅広い世代から人気を集めました。「夏祭り」はリリースした1990年当時もヒットしましたが、10年後の2000年にWhiteberryによるカヴァーも大ヒットし、スポーツの応援ソングとして吹奏楽部の定番曲になりました。また、人気ゲームでもある「太鼓の達人」を代表するプレイ楽曲としても親しまれています。これからもテレビにスポーツ、ゲームと幅広いジャンルから夏を盛り上げてくれる、夏のお祭りソングの名曲です。
花火 / aiko
夏の風物詩といえば夏の大三角や流星群など、夏の星空です。子どもの頃に星空を観察したことのある方も多いのではないでしょうか。夏の星空を歌った曲といえば、ラヴソングの名手であるaikoが1999年にリリースした「花火」です。「カブトムシ」と並んで彼女の代表曲として挙げられることが多く、今でも夏になるとラジオやUSENでオンエアされる定番曲です。「夏の星座にぶらさがって上から花火を見下ろして」というフレーズをはじめ、aikoらしい豊かな表現は20年以上経ってもファンの心を掴んで離しません。とてもキャッチーなメロディーはカラオケでも人気の一曲です。切ないけれど元気になれるお祭りソングとして、夏の暑さを吹き飛ばしたい時におすすめです。
打上花火 / DAOKO × 米津玄師
夏祭りをモチーフにした作品は音楽だけではなく、ドラマや映画でもたくさんの名作が生まれてきました。『Love Letter』『スワロウテイル』などの作品で有名な岩井俊二監督による『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?』などが代表例ですね。2017年に公開されたアニメ映画版リメイクの主題歌が、DAOKOと米津玄師による豪華コラボ曲「打上花火」です。DAOKOと米津玄師のコーラスが美しく、ひと夏の切ない思い出を感動的に演出しています。アニメ映画は『君の名は。』の主題歌であるRADWIMPS「前前前世」や『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌であるLiSA「炎」などヒット曲が多く、映画の臨場感をより一層引き立ててくれます。蒸し暑い夜はアニメ映画と主題歌でおうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
わたがし / back number
「わたがし」はback numberが2012年にリリースした楽曲です。back numberは「高嶺の花子さん」「ハッピーエンド」などラヴソングのヒットメーカーとして有名です。ボーカルの清水依与吏によるストレートな歌詞が若者を中心に支持を集めています。「わたがし」も夏祭りを舞台にしたラヴソングですが、恋心を縁日のわたがしに重ねる着眼点がback numberらしいですね。花火を見つめる女性に恋焦がれる男性の心情を切なく表現しています。back numberは若い世代に人気のバンドですが「わたがし」のメロディは昭和歌謡風のメロディが心地よく、歌謡曲が好きな方も親しみやすい曲調になっています。青春時代の夏祭りの思い出を振り返るノスタルジックな一曲として、夏の夕暮れに聴きたい一曲です。
HANABI / Mr.Children
「HANABI」は日本を代表するロックバンド、Mr.Childrenが2008年にリリースした曲です。テレビドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の主題歌に使用され、幅広い世代から人気を集めました。「 一体どんな理想を描いたらいい?」「どんな希望を抱き進んだらいい?」と疑問を投げかけつつ、ここぞというタイミングで出てくる「花火」というキーワード。花火の光を希望のモチーフとして使うことで、思わず涙が込み上げる感動的な曲になっています。夏祭りの美しい花火は見るだけで心を潤し、明日への活力になってくれます。同じように「HANABI」も多くのファンの心を掴み、ライブではサビの「もう一回もう一回」というフレーズに合わせて指を突き上げる振り付けがお馴染みになっています。疲れてしまった時にそっと背中を押してくれるような、Mr.Childrenの名曲です。
祭りのあと / 桑田佳祐
楽しい夏祭りが終わった後は余計に寂しい。その心情を歌っているのが桑田佳祐「祭りのあと」です。「波乗りジョニー」「白い恋人達」などと並ぶ桑田佳祐のメジャー曲で、人気漫画原作のテレビドラマ『静かなるドン』の主題歌に使用されました。夏うたの多くが青春時代をモチーフにしているのに対して「祭りのあと」は大人世代の心情を歌った失恋ソングです。ちょっと情けない男性の立場を「野暮でイナたい」など桑田佳祐らしい言葉遣いで歌っており、哀愁溢れるハーモニカの音色が切ない気分を誘います。お祭りの後の寂しさに浸りつつ「秋風」を感じながら前に進んでいく。聴くたびにそんな気分を味わえる、大人の恋愛ソングです。
USEN Homeで夏のお祭りソングを楽しもう!
おすすめのJ-POPチャンネル3選+特集ご紹介
「夏らしい曲を聴きたい」と思っても、その度に選曲したり検索したりするのは手間がかかります。そんなあなたにおすすめのサービスが、有線放送の家庭向けサービスUSEN Homeです。550以上の独自チャンネルを24時間365日、広告なしで放送しています。各チャンネルはBGMのプロが選曲しているため、季節や気分にぴったりな曲を手軽に楽しむことができます。今回のコラムに合わせて、USEN Homeから夏に聴きたいチャンネル3番組と涼しげな夏を演出できる涼感BGM特集をご紹介します。
C-01 季節のJ-POPベスト・セレクション 00048 季節のJ-POPベスト・セレクション 夏
季節に合わせたJ-POPナンバーをお届けしているチャンネルです。夏はお祭りソングをはじめ、世代を超えて愛され続ける定番サマーソングをセレクトしています。夏にぴったりのホットなJ-POPをお楽しみください。
C-14 ホットドライヴ J-POP 00064 ホットドライヴ J-POP
“ドライヴにぴったりなBGM”をコンセプトに、疾走感溢れる爽快なJ-POPだけをセレクトしたチャンネルです。ダンス、ロック、ブラックなどジャンルを問わずテンポ感のある選曲でお送りします。夏らしい爽やかな楽曲を聴きたいときや、ドライヴ気分を味わいたい時のBGMに最適です。
A-43 サザンオールスターズ 00026 サザンオールスターズ
このチャンネルでは、いつ聴いても心を熱く刺激してくれるサザンオールスターズのシングル、アルバム曲を網羅して放送しています。お祭りソングからバラードまで、サザンオールスターズの名曲の数々をご堪能ください。
涼感BGM
「涼感BGM」は耳から涼しい気分を演出できる夏季限定のチャンネルをご紹介した特集です。ボサノヴァなどの爽やかな楽曲に、小川のせせらぎ音や波音などの涼しげな環境音をミックスしたBGMを放送しています。聴くだけで涼を感じられるので、暑さ厳しい日中の作業用BGMや節電対策など、多彩なシーンで活躍します。
まとめ
お祭りソングなど夏をテーマにした曲を聴けば、家にいながら季節を感じることができます。昨今の夏は暑さが厳しいので、外出は控えおうちでのんびりと過ごされる方も多いのではないでしょうか。そんな時にUSEN Homeがあれば、おうち時間をもっと充実させることができます。暑さに負けずカラッと明るい気分になりたい時に、お酒を飲みながら過ごす夏の夜に、お盆などで家族が集まった団欒の時間に。どんな時にもぴったりのBGMをお届けするUSEN Homeで、今年の夏を豊かに過ごしてみませんか。
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※記事中の情報は2022年7月時点となります。放送される楽曲は日によって異なります。あらかじめご了承ください。
※ご紹介しているチャンネルはサービスにより異なります。