タッチ決済で店舗運営を効率化!メリット・デメリットや導入方法を徹底解説

タッチ決済で店舗運営を効率化!メリット・デメリットや導入方法を徹底解説

2025年02月27日

キャッシュレス化が進む中で、クレジットカードをかざすだけで決済が完了する「タッチ決済」が注目されています。国内でもタッチ決済対応のクレジットカードが普及しており、使える店舗も増えています。街なかでタッチ決済の対応マークを見かけることが増えたと感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、店舗へのタッチ決済の導入を検討している方に向けて、タッチ決済の基本から導入方法、注意点まで詳しく解説します。タッチ決済を簡単に導入できるおすすめの決済代行サービスも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

目次

  1. 1. クレジットカードのタッチ決済とは?
    1. タッチ決済の仕組みとやり方
    2. タッチ決済とその他のキャッシュレス決済との違い
  2. 2. タッチ決済の利用は拡大している
  3. 3. タッチ決済のメリット
    1. 顧客にとってのメリット
    2. 店舗にとってのメリット
  4. 4. 店舗にタッチ決済を導入する方法
    1. クレジットカード会社と直接契約する
    2. キャッシュレス決済サービスを利用する
  5. 5. 店舗にタッチ決済を導入する際の流れ
    1. 利用するキャッシュレス決済サービスを選ぶ
    2. 申し込みをして審査を受ける
    3. 決済端末などの設定をする
    4. スタッフに操作方法をレクチャーする
  6. 6. キャッシュレス決済サービスの選び方
    1. 対応する決済方法の種類
    2. 導入や運用にかかるコスト
    3. 提供される決済端末の種類
    4. サポート体制
  7. 7. タッチ決済を導入する際の注意点
    1. 専用の決済端末が必要
    2. 決済手数料がかかる
    3. 決済できる金額に上限がある
    4. 決済端末の種類が増えると操作ミスの原因に
  8. 8. タッチ決済を導入するなら「USEN PAY」がおすすめ
    1. タッチ決済に対応する端末を複数提供
    2. 業界最大級70種以上のブランドに対応
    3. 導入から保守まで充実したサポート
    4. 入金サイクルが短い翌日入金サービスを提供
    5. 最短10営業日で導入が可能
  9. 9. タッチ決済を導入して幅広い顧客ニーズに対応しよう

クレジットカードのタッチ決済とは?

クレジットカードのタッチ決済とは?

クレジットカードのタッチ決済とは、カードを決済端末に軽くかざすだけで支払いが完了する非接触型の決済方式です。タッチ決済はカードの差し込みや暗証番号の入力が不要なため、迅速かつ手軽に支払いを行えます。

さらに、スマートフォンやスマートウォッチなどにクレジットカード情報を登録すれば、これらのデバイスを決済端末にかざすだけで支払いが可能です。この場合、利用額は通常のクレジットカード払いと同様に、後日まとめて引き落とされます。

従来のクレジットカード払いの手順よりも支払いがスムーズで、タッチ決済に対応したクレジットカードの発行が進んでいることから、近年普及が広がっている決済方法のひとつです。

タッチ決済の仕組みとやり方

クレジットカードのタッチ決済は、非接触型の無線通信規格である「NFC Type A/B」を利用しています。NFCとは、ICチップと読み取り機能を備えた端末の間で近距離通信を行う技術です。この技術により、クレジットカードを決済端末に差し込まなくても、かざすだけで決済が完了します。

タッチ決済のやり方は非常にシンプルで、対応するクレジットカードを決済端末にかざすだけです。ただし、利用するにはクレジットカードと決済端末の両方がタッチ決済に対応していなければなりません。どちらか一方でもタッチ決済に対応していない場合は、従来通りクレジットカードの差し込みや暗証番号の入力が必要です。

タッチ決済とその他のキャッシュレス決済との違い

決済端末にカードを差し込まない非接触型の決済方法には、タッチ決済以外に電子マネーやQRコード決済といったものもあります。ここでは、タッチ決済とその他の非接触型のキャッシュレス決済との違いについて見ていきましょう。

電子マネー

電子マネーは、ICカードやスマートフォンを決済端末にかざすだけで支払いが完了する、非接触型決済のひとつです。クレジットカードのタッチ決済と仕組みが似ていますが、利用されている通信規格が異なります。電子マネーでは「NFC Type F(FeliCa)」が主に使用されています。

また、電子マネーとタッチ決済は支払い方式にも違いがあります。電子マネーは前払い方式が一般的で、あらかじめ現金のチャージが必要です。一方、クレジットカードのタッチ決済は後払い方式で、利用額が後日まとめて請求されるため、チャージの必要はありません。

QRコード決済

QRコード決済とは、専用のQRコードを読み取ることで支払いを行う仕組みです。具体的な手順には、次の2種類があります。

  • 顧客のスマートフォンに表示されたQRコードを店舗が読み取る
  • 店舗に設置されたQRコードを顧客がスマートフォンで読み取る

いずれの手順でも、タッチ決済や電子マネーとは異なり、QRコード決済は「かざすだけ」では完了しません。顧客または店舗がQRコードを読み取る作業が必要です。また、QRコードの表示やスキャンにはスマートフォンでアプリを立ち上げる必要があり、タッチ決済と比べると支払いに時間がかかる場合もあります。

一方で、専用の決済端末が不要で手軽に導入できることから多くの店舗で採用されており、近年普及が進んでいる決済サービスのひとつです。

タッチ決済の利用は拡大している

タッチ決済の利用は拡大している

日本でもキャッシュレス決済の利用率が年々増加しており、その中でもクレジットカード決済が主流です。経済産業省のデータによれば、2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%に達しており、そのうち83.5%がクレジットカード決済によるものでした。※1

さらに、クレジットカード利用者の半数がタッチ決済を日常的に利用しているという調査結果もあります。※2 これらのデータから、タッチ決済の利用は今後も拡大し続けると考えられ、店舗運営においても対応が求められる場面が増えるでしょう。

※1 2023年のキャッシュレス決済比率を算出しました(経済産業省)
※2 クレカ利用者の半数は「タッチ決済」を日常利用、コード決済利用率は過去最高値68%。学ぶべき金融知識2位「キャッシュレス決済」、キャッシュレス派自認は約7割(Infcurion)

タッチ決済のメリット

タッチ決済のメリット

店舗にタッチ決済を導入すると、顧客と店舗の双方にとってメリットがあります。ここでは、タッチ決済にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

顧客にとってのメリット

まずは、タッチ決済の導入による顧客側のメリットを紹介します。タッチ決済を導入すると、顧客に次のようなメリットを提供できます。

  • 会計に手間がかからない
  • 暗証番号を見られる心配がない
  • スマホアプリでクレジットカード決済ができる
  • レジ待ち時間の短縮
  • ポイント還元率アップなどの特典がある場合も

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

会計に手間がかからない

タッチ決済は暗証番号の入力やサインの記入といった対応が不要で、クレジットカードを決済端末にかざすだけで支払いが完了します。このシンプルな手順により、従来のクレジットカード決済や現金払いに比べて会計がスムーズになるのが大きなメリットです。

また、スマートフォンやスマートウォッチなどのデバイスを使ったタッチ決済では、財布からクレジットカードを取り出す必要もなくなり、支払いにかかる時間をさらに短縮できます。特に急いでいる顧客や忙しい時間帯には、このような支払いの手軽さが大きな魅力になるでしょう。

暗証番号を見られる心配がない

タッチ決済の場合、レジでクレジットカードの暗証番号を入力する必要がありません。そのため、暗証番号を他人に見られるリスクがなく、安心して支払いを行えるのもメリットのひとつです。

特に、混雑した店舗や公共の場では、暗証番号の入力時に周囲の目を気にする方も少なくありません。暗証番号を盗み見られると不正利用に繋がるリスクが高まるため、店舗側でも対策が必要です。

一部の店舗では、入力している番号が見られないように決済端末にカバーを設置しているケースもありますが、タッチ決済なら暗証番号の入力そのものが不要なため、より安全でスムーズな支払いが可能になります。

スマホアプリでクレジットカード決済ができる

クレジットカード情報をスマートフォンやスマートウォッチに登録しておけば、これらのデバイスを使ってタッチ決済ができます。このように、クレジットカードを持ち歩く必要がなく、スマートフォン1台で決済が完結する点もタッチ決済の大きな魅力です。

例えば、財布を持たずに身軽に外出したい時や、クレジットカードをうっかり忘れてしまった場合でも、スマートフォンがあれば問題なく支払いができます。そのため、タッチ決済を導入している店舗は、キャッシュレス派の顧客にとって気軽に足を運べる場所となるでしょう。

レジ待ち時間の短縮

タッチ決済はお釣りやクレジットカードの受け渡しがなく、支払いがスムーズに完了します。そのため、急いでいる顧客にとって特に便利な支払い方法で、ストレスの軽減に繋がるのもメリットのひとつです。

さらに、タッチ決済の利用者が増えれば一人ひとりの会計時間が短縮されるため、店舗全体でのレジ待ち時間が短くなるというメリットもあります。店舗が混雑しやすい時間帯や、通勤途中など時間をかけずに会計したいタイミングなどでも、利用しやすくなります。

ポイント還元率アップなどの特典がある場合も

クレジットカード会社によっては、タッチ決済限定の特典が用意されているケースもあります。例えば、タッチ決済を使うとポイント還元率がアップしたり、利用額の一部がキャッシュバックされたりするキャンペーンがあり、これらは顧客にとって大きな魅力です。

同じクレジットカードでも、カードのスライドや差し込みによる決済では特典が適用されないケースも多くあります。そのため、タッチ決済を導入しておくと、上記のような特典を提供しているクレジットカードの利用者から特に喜ばれるでしょう。

店舗にとってのメリット

続いて、タッチ決済の導入による店舗側のメリットについて見ていきましょう。具体的には、次のようなメリットが挙げられます。

  • レジ作業の効率化
  • 顧客満足度の向上
  • 海外からの観光客も使いやすい
  • 感染症対策になる

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

レジ作業の効率化

タッチ決済では、顧客からクレジットカードを受け取ったり暗証番号の入力を要求したりする手間がかかりません。使い方が簡単なため、レジ作業を効率化でき、会計の時間を短縮できるのが大きなメリットです。

さらに、レジ操作がシンプルになることで、スタッフ教育の負担も軽減されます。複雑な操作が少ないため、新人スタッフでも短期間でレジ業務を習得できるでしょう。これにより、教育コストの削減やスタッフの早期戦力化が期待できます。

顧客満足度の向上

タッチ決済の対象店舗になると、「支払いが簡単」「レジの待ち時間が短い」「暗証番号を盗み見られる心配がない」など、顧客に多くのメリットを提供できるようになります。その結果、顧客満足度の向上に繋がるのが店舗側の大きなメリットです。顧客にとって魅力のある決済手段を導入すれば、新規顧客の獲得やリピート率の向上も期待できるでしょう。

さらに、顧客が快適に買い物できる環境を整えることで、店舗のイメージアップに繋がるのもメリットです。タッチ決済の導入は近隣店舗との差別化に繋がり、特に利便性を重視する顧客層からの支持を得られる可能性があります。

海外からの観光客も使いやすい

海外では日本よりもキャッシュレス決済の普及率が高く、多くの国でクレジットカードやタッチ決済が使われています。全世界ではVisaの対面取引の57%がタッチ決済で行われているとのデータもあり、タッチ決済へのニーズは非常に高いといえます。※3 そのため、インバウンド需要を取り込むためにもタッチ決済の導入は欠かせません。

特に観光地にある店舗では、海外からの観光客からクレジットカードやQRコード決済など、使い慣れた支払い方法を求められるケースも多いでしょう。タッチ決済は世界的に普及が進んでいることに加え、「カードをかざすだけ」という簡単さから言語の壁がある場面でもスムーズに対応できるのが強みです。このように、タッチ決済の導入は外国人観光客の利便性向上や集客効果にも繋がります。

※3 1億枚達成!拡がるVisaのタッチ決済(ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社)

感染症対策になる

タッチ決済は、クレジットカードや現金、サイン用のペンなどを顧客とスタッフの間で受け渡す必要がありません。そのため、非接触での会計が可能になり、感染症対策にも役立ちます。

新型コロナウイルス感染症の流行をきっかけに、接触を減らす感染症対策の重要性が広く認識されるようになりました。今後もインフルエンザやその他の感染症が流行する可能性は十分あるため、顧客だけでなくスタッフの安全性も確保できるタッチ決済は、店舗全体の衛生管理を整備できるのもメリットのひとつです。

店舗にタッチ決済を導入する方法

店舗にタッチ決済を導入する方法

タッチ決済には顧客と店舗の双方に多くのメリットがあるため、導入したいと考えている方も多いでしょう。店舗にタッチ決済を導入するには、大きく分けて次の2つの方法があります。

  • クレジットカード会社と直接契約する方法
  • 決済代行サービスを利用する方法

それぞれの特徴を以下で詳しく解説します。

クレジットカード会社と直接契約する

タッチ決済を含むクレジットカード決済を導入するには、各クレジットカードブランドと直接契約を結ぶ方法があります。この方法は、VisaやMastercard、JCBといった導入したいブランドごとに契約を行うのが特徴です。

直接契約には、いくつかのデメリットがあるため注意してください。まず、各ブランドと個別に交渉や手続きを進めることになり、契約に手間がかかります。また、ブランドごとに入金サイクルが異なるため、売上管理が煩雑になりがちです。

そのため、より効率的な店舗運営を目指すには、次に紹介する「キャッシュレス決済サービス」を利用するのがおすすめです。

キャッシュレス決済サービスを利用する

キャッシュレス決済サービスは、複数の決済ブランドをまとめて導入できるサービスです。クレジットカード決済だけでなく、電子マネーやQRコード決済など、さまざまなキャッシュレス決済に対応できるのが特徴です。

また、契約窓口や入金サイクルをひとつにまとめられるため、管理の手間を大幅に軽減できます。加えて、決済代行サービスを利用すると直接契約の場合に発生する煩雑な交渉や手続きが不要になるのも大きなメリットです。

キャッシュレス決済サービスは事業者ごとに決済手数料や入金サイクル、対応できる決済ブランドなどが異なるため、導入時には店舗の状況やニーズに合ったサービスを選ぶことが大切です。

店舗にタッチ決済を導入する際の流れ

店舗にタッチ決済を導入する際の流れ

キャッシュレス決済サービスを利用してタッチ決済を導入する際には、いくつかのステップを踏む必要があります。導入の流れを以下で詳しく見ていきましょう。

利用するキャッシュレス決済サービスを選ぶ

キャッシュレス決済サービスを提供する事業者は多いため、店舗のニーズに合ったサービスを選ぶことが大切です。まず、対応している決済ブランドを確認しましょう。例えば、国内利用だけでなくインバウンド需要を意識するなら、海外で普及しているクレジットカードブランドやタッチ決済に対応したサービスが適しています。

また、決済手数料や初期費用といったコスト面の比較も必要です。特に決済手数料は毎月のランニングコストに直結するため、店舗の収益に大きな影響を与えます。キャッシュレス決済サービスの選び方は後ほど解説するので、そちらも参考にしながら最適な事業者を選んでください。

申し込みをして審査を受ける

キャッシュレス決済サービスを選んだら、申し込みをして加盟店審査を受けます。キャッシュレス決済を導入する際には加盟店審査を受ける必要があり、これに通らなければ導入はできません。

キャッシュレス決済サービスを利用する場合、複数のクレジットカードブランドや電子マネー、QRコード決済の加盟店審査をまとめて一度に受けられるため、手続きを簡略化できるのがメリットです。決済代行会社によっては審査に必要な書類の準備などをサポートしているため、不明点があれば問い合わせてみましょう。

決済端末などの設定をする

審査を通過すると、決済端末の導入や初期設定を行います。キャッシュレス決済サービスから提供される専用端末を設置し、タッチ決済やその他のキャッシュレス決済が使えるように設定を行いましょう。

初期設定の具体的な手順や必要な情報は、利用する決済サービスが提供するマニュアルやサポートを活用するとスムーズです。また、端末の設置場所は、顧客が使いやすい位置に配置することを意識しましょう。

スタッフに操作方法をレクチャーする

決済端末など必要な機器の設定が完了したら、スタッフに操作方法をレクチャーします。タッチ決済以外にも電子マネーやQRコード決済を同時に導入する場合は、それぞれの操作方法や注意点を正確に共有してください。

事前の適切なスタッフ教育によって、会計時のトラブルを防ぎ、顧客にスムーズなサービスを提供できるようになります。タッチ決済は簡単な手順で利用できるものの、操作レクチャーが不十分ではスタッフが戸惑い、業務に支障が出る恐れがあるため注意してください。

キャッシュレス決済サービスの選び方

キャッシュレス決済サービスの選び方

キャッシュレス決済サービスは数多く存在し、それぞれ特徴やサービス内容が異なります。次のようなポイントを比較しながら、それぞれの店舗に合ったサービスを選びましょう。

  • 対応する決済方法の種類
  • 導入や運用にかかるコスト
  • 提供される決済端末の種類
  • サポート体制

以下で、決済サービスの選び方のポイントについて詳しく解説します。

対応する決済方法の種類

対応する決済方法が多いほど、顧客の多様なニーズに応えることができます。例えば、日本におけるキャッシュレス決済はクレジットカード決済が主流ですが、QRコード決済の利用率も年々増加しています。また、インバウンド対応を意識する場合は、海外で広く使われているAlipayやWeChat Payなどの決済ブランドにも対応していると安心です。

このように、店舗の顧客層などをもとに、具体的にどのような決済方法が求められているのかを推測し、それに対応できる決済サービスを選びましょう。

導入や運用にかかるコスト

決済サービスを選ぶ際は、初期費用やランニングコストの比較検討も必要です。具体的には、決済端末の購入費用やレンタル費用、決済手数料、月額利用料などが挙げられます。

例えば、端末をレンタルできるサービスなら、初期費用を抑えられる可能性があります。また、キャッシュレス決済による決済額が多いほど手数料が高くなるため、手数料率も重要なポイントです。総コストを試算して、負担が大き過ぎないサービスを選びましょう。

提供される決済端末の種類

提供される決済端末の種類は、決済サービスによって異なります。例えば、レシートプリンタを内蔵した1台で決済を完了できる独立型の端末や、スマートフォンやタブレットと接続して使用する小型端末などがあります。

店舗の規模や業態に合わせて、適切な決済端末を選べるかどうかも重要なポイントです。端末の種類が豊富なサービスを選ぶことで、レジスペースや業務フローに最適な端末を選びやすくなります。

サポート体制

導入後の運用をスムーズに進めるためには、サポート体制も欠かせません。例えば、導入前の提案や導入時のスタッフ教育を支援してくれるサービスであれば、初めてキャッシュレス決済を導入する店舗でも安心です。

また、トラブルが発生した際に迅速な対応が受けられる体制が整っていると、顧客対応にも支障が出にくくなります。タッチ決済の導入や運用をスムーズに進められるように、具体的にどのようなサポートが受けられるのかも確認しておきましょう。

タッチ決済を導入する際の注意点

タッチ決済を導入する際の注意点

店舗にタッチ決済を導入する際には、次の点に注意してください。

  • 専用の決済端末が必要
  • 決済手数料がかかる
  • 決済できる金額に上限がある
  • 決済端末の種類が増えると操作ミスの原因に

これら4つの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。

専用の決済端末が必要

タッチ決済を導入するためには、専用の決済端末が必要です。既にクレジットカード決済を導入している店舗でも、既存の端末がタッチ決済に対応していない場合は新しい端末を用意しなければなりません。さらに、電子マネーやQRコード決済などを同時に導入する場合、それぞれに対応した端末が必要になるケースもあります。端末の追加導入には費用がかかるため、事前に必要な端末やコストを確認しておきましょう。

また、新たな決済端末を導入するには、機器の設置スペースも考慮しなければなりません。特に小規模店舗の場合は、複数の端末を設置すると作業スペースが圧迫される可能性があります。このような場合には、1台で複数の決済方法に対応できるマルチ決済端末の活用がおすすめです。

決済手数料がかかる

タッチ決済をはじめとするキャッシュレス決済を導入すると、売上に対して決済手数料が発生します。この手数料は店舗の負担となるため、特にキャッシュレス決済の利用率が高い店舗にとって無視できないコストです。手数料率は決済代行サービスやクレジットカード会社ごとに異なるため、事前に比較して負担が抑えられるサービスを選びましょう。

また、決済手数料の負担が大きい店舗では、商品価格やサービス料金を見直すケースも増えています。この場合、慎重な価格設定を行わなければ、かえって客足が遠のいてしまうおそれがあるため、注意してください。

決済できる金額に上限がある

タッチ決済は、一回の決済額に上限が設けられています。この上限額はクレジットカード会社によって異なり、上限を超える決済は暗証番号の入力が必要になるため、タッチ決済が適用されないこともあります。そのため、高額商品を扱う店舗では、タッチ決済を導入しても十分に活用できないかもしれません。

さらに、顧客が上限金額を把握していない場合、会計時に混乱が生じる可能性があります。店舗側は、事前にタッチ決済の上限金額について案内したり、会計時に適切なフォローを行ったり、スムーズに会計できるような対策が必要です。

決済端末の種類が増えると操作ミスの原因に

タッチ決済の導入によって決済端末の追加や切り替えが必要な場合、操作ミスや会計時の混乱が発生しやすくなる点にも注意が必要です。特に、複数の決済方法を導入している店舗では、スタッフが各端末の操作方法を覚えたり、適切に使い分けたりする必要があるため、業務が煩雑化する可能性があります。

これらの問題を解決するには、事前のスタッフ教育を徹底し、各決済方法に関する基本的な操作やトラブル時の対応をしっかり共有しておくことが重要です。また、1台で複数の決済方法に対応できるマルチ決済端末の導入も検討してみてください。

タッチ決済を導入するなら「USEN PAY」がおすすめ

タッチ決済を導入するなら「USEN PAY」がおすすめ

タッチ決済の導入を検討している方には、「USEN PAYシリーズ」がおすすめです。USEN PAYシリーズには、次のようなメリットがあります。

  • タッチ決済に対応する端末を複数提供
  • 業界最大級70種以上のブランドに対応
  • 導入から保守まで充実したサポート
  • 入金サイクルが短い翌日入金サービスを提供
  • 最短10営業日で導入が可能

具体的にどのようなメリットがあるのかを以下で紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

タッチ決済に対応する端末を複数提供

USEN PAYシリーズでは、次の4つの決済端末を提供しています。

  • USEN PAY:多数のキャッシュレス決済に1台で対応できるマルチ決済端末
  • USEN PAY ENTRY:クレジットカード決済と電子マネーに対応した決済端末
  • USEN PAY QR:複数のQRコード決済サービスに対応できるアプリ
  • USEN PAY+:キャッシュレス決済端末に簡易レジ機能を一体化したサービス

この中で、USEN PAY、USEN PAY ENTRY、USEN PAY+の3つがタッチ決済に対応していて、設置スペースやコストなどを踏まえてそれぞれの店舗に最適な端末を選べるのが魅力です。

業界最大級70種以上のブランドに対応

USEN PAYシリーズは、キャッシュレス決済対応ブランドが70種類以上と、業界最大級の対応範囲を誇ります。国内で普及している主要なクレジットカードブランドや、iDなどの電子マネーに加え、近年利用者が増えているPayPayや楽天ペイといったQRコード決済サービスにも対応しております。

また、海外での利用が多いAlipayやWeChat Payといった決済ブランドにも対応しているため、インバウンド対応を目指している店舗にもおすすめです。

導入から保守まで充実したサポート

USEN PAYシリーズは、導入からアフターケアまで手厚いサポート体制を提供しており、初めて決済代行サービスを利用する方でも安心して導入手続きを進められます。例えば、加盟店審査に必要な書類の確認やWeb申し込み時の電話フォローがあり、スムーズに手続きを完了させることが可能です。

運用中のサポート体制も充実しており、24時間対応の電話窓口や機器が故障した際の無償交換、日本全国を対象とした出張修理サービスなどを行っています。このように、安心感のあるサポート体制もUSEN PAYシリーズの大きな魅力です。

入金サイクルが短い翌日入金サービスを提供

キャッシュレス決済による売上は後日まとめて入金されるため、資金繰りが心配な方も多いでしょう。USEN PAYシリーズは、クレジットカード決済と交通系電子マネー決済の売上を翌日入金するサービスを提供しているのも特徴です。

タッチ決済による売上金も対象となるため、資金繰りへの影響を最小限に抑えられます。日々の仕入れや運転資金が必要な業種の店舗にとっては、大きな助けとなるでしょう。

最短10営業日で導入が可能

USEN PAYシリーズは、審査から端末の納品、設定、利用開始まで、最短10営業日というスピード感も魅力です。申し込みに必要な書類の準備や手続きも手厚いサポートが受けられるため、キャッシュレス決済の導入が初めての店舗や、急ぎで導入を進めたい場合にもおすすめです。

例えば、「セールのシーズンに間に合わせたい」「新店舗オープンのタイミングで導入したい」といったケースでも、迅速に導入を進められます。また、短期間での導入により、スタッフ教育やテスト運用に余裕を持って取り組めるのもメリットです。

タッチ決済を導入して幅広い顧客ニーズに対応しよう

タッチ決済を導入して幅広い顧客ニーズに対応しよう

タッチ決済は、顧客と店舗の双方に利便性や効率性、安全性など多くのメリットがある決済方法です。クレジットカード決済を導入済みの店舗でも、タッチ決済に未対応の場合は導入を検討してみてはいかがでしょうか。タッチ決済の普及は国内外で進んでおり、導入することで幅広い顧客ニーズに対応できるようになります。

タッチ決済を導入する際は、複数のキャッシュレス決済を一括で管理できる決済代行サービスの利用がおすすめです。特にQRコード決済は国内の利用率が高まっているため、タッチ決済と 併せて導入すれば、多様な顧客層に対応できるでしょう。

決済代行サービスの利用を検討している方には、USEN PAYシリーズがおすすめです。対応する決済ブランドの多さや充実したサポート体制など、多くのメリットがあるため、ぜひお気軽にご相談ください。

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