防犯・監視カメラの無線(Wi-Fi対応)は危険なの?メリット・デメリットを解説

防犯・監視カメラの無線(Wi-Fi対応)は危険なの?メリット・デメリットを解説

2024年10月24日

防犯や監視カメラの需要が増えていますが、「無線(Wi-Fi対応)のカメラは本当に安全なの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

無線の防犯カメラは確かに便利ですが、その便利さの裏には、見落としがちなリスクも潜んでいます。

この記事では、無線の防犯・監視カメラに関するメリットとデメリット、そして無線だからこそ起こりうるトラブルについて詳しく解説します。

防犯・監視カメラ選びで失敗しないために、ぜひ最後までご覧ください。あなたの大切な空間を守るために、しっかりとした知識を身につけていきましょう。

目次

  1. 1. 防犯・監視カメラを無線(Wi-Fi対応)で使用すると危険性が高まるのか
    1. 屋外の利用はおすすめできないものもある
    2. 特に、市販されている無線用のネットワークカメラはセキュリティに不安がある
  2. 2. 無線の防犯・監視カメラのメリット
    1. 比較的簡単に設置できる
    2. インターネット回線で簡単にスマホから見られる
    3. 移設が比較的容易にできる
  3. 3. 無線の防犯・監視カメラのデメリット
    1. 配線工事が必要
    2. 故障などのトラブル時の再設定が面倒
    3. 電波(インターネット回線)に依存してしまう
  4. 4. 無線の防犯・監視カメラで起こりうるトラブル
    1. ジャミング装置(電波妨害装置)が売られている
    2. 不正アクセスやマルウェア感染を受ける可能性がある
    3. 通信データの盗聴や改ざん
  5. 5. 有線防犯カメラとの違い
  6. 6. USENカメラがおすすめできる理由
    1. USEN Camera
    2. NEXTクラウドビュー
    3. レコーダー型カメラ
  7. 7. セキュリティの高い防犯・監視カメラを選ぼう

防犯・監視カメラを無線(Wi-Fi対応)で使用すると危険性が高まるのか

防犯・監視カメラを無線(Wi-Fi対応)で使用すると危険性が高まるのか

無線(Wi-Fi対応)の防犯・監視カメラは、その便利さから多くの場所で使用されていますが、全くリスクがないわけではありません。

中でも、セキュリティ規格は年々進化しており、通常の通信には問題が少ないものの、防犯目的で使用する場合には注意点が多々あります。

例えば、無線の特性上、電波の干渉や不正アクセスのリスクは避けられません。このようなリスクから守るために、無線カメラを使用する際は、しっかりとしたセキュリティ対策を考慮しましょう。

屋外の利用はおすすめできないものもある

無線の防犯・監視カメラを屋外で使用する場合、特に注意が必要です。屋外は電波の干渉が起きやすく、天候や周囲の建物による影響で接続が不安定になることがあります。

さらに、他の無線ネットワークとの干渉によって、映像が途切れたり、最悪の場合、電波が傍受されるリスクもあります。その結果、犯罪者がカメラの設置状況を把握しやすくなるなど、防犯効果が低下してしまうかもしれません。

ただし、全ての無線カメラがこの問題を抱えているわけではなく、最新の技術を備えた製品や、適切なセキュリティ対策を講じた環境ではリスクを軽減できるでしょう。

特に、市販されている無線用のネットワークカメラはセキュリティに不安がある

市販されている無線用ネットワークカメラの中には、安価なモデルや簡易セットなど、セキュリティ面で十分な対策が施されていないものが多く存在します。

これらのカメラは、初期設定のままで使用されることが多く、不正アクセスやマルウェア感染のリスクが高まります。

また、暗号化が弱い場合や、パスワード管理が不十分だと、第三者に映像データをアクセスされるかもしれません。

全ての無線の防犯カメラが安全性を確保できているわけではありません。そのため、カメラセキュリティを強化するためには、信頼性の高いメーカーの製品を選び、定期的なセキュリティ設定の見直しが不可欠です。

無線の防犯・監視カメラのメリット

無線の防犯・監視カメラのメリット

無線(Wi-Fi対応)の防犯・監視カメラは、その手軽さと柔軟性から、多くの人に選ばれています。

中でも、設置の簡単さや、インターネット回線を通じてスマホで簡単に映像を確認できる点、そして設置後の移動が容易な点が大きな魅力です。

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

比較的簡単に設置できる

無線の防犯・監視カメラは、配線が不要なため、設置が非常に簡単です。通常、有線カメラを設置する際には、ケーブルの配線ルートを確保したり、壁や天井に配線を施す必要がありますが、無線カメラではその手間が省けます。

さらに、配線が不要であるため、カメラを目立たせずに設置することもできます。

例えば、屋外の高所にカメラを取り付けたい場合、有線では配線工事が必要になりますが、無線ならWi-Fiの電波が届く範囲であれば簡単に設置できます。
自分で設置作業を行いたい人にとって、無線カメラは大きなメリットとなるでしょう。

インターネット回線で簡単にスマホから見られる

無線カメラのもう1つの大きなメリットは、インターネット回線を通じて、いつでもどこでもスマホで映像を確認できる点です。

例えば、外出先でも、自宅やオフィスの様子をリアルタイムで確認できるため、防犯面での安心感が大きく向上します。遠隔地からでも異常があればすぐに対応できるので、長期的な外出や旅行中でも、安心して家を離れられるでしょう。

また、スマホでの操作も簡単で、カメラの映像を素早く確認できるため、利便性が非常に高いです。この機能は、特にセキュリティを重視する方にとって、重要なポイントとなるでしょう。

移設が比較的容易にできる

無線カメラは、設置後の移動が非常に簡単です。例えば、店舗や家庭内でレイアウトを変更したい場合、有線カメラだと再配線が必要になることが多いですが、無線カメラならその必要がありません。

電源さえ確保できれば、カメラの位置を自由に変更できるため、店舗のレイアウト変更や家庭内の模様替えに柔軟に対応できます。

また、移設の際に再度工事を行う必要がないため、時間や費用の面でも大きなメリットと言えるでしょう。
長期的な視点で見ても、無線カメラは非常に使い勝手が良い選択肢となります。

無線の防犯・監視カメラのデメリット

無線の防犯・監視カメラのデメリット

無線の防犯・監視カメラには多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットも存在します。

電源配線が必要な点や、故障時の再設定が面倒であること、そして電波やインターネット回線に依存するため、ジャミング装置による妨害などのリスクがある点がデメリットとして挙げられます。

これらのデメリットを確認していきましょう。

配線工事が必要

無線カメラと聞くと、全てがワイヤレスで配線が不要というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際には電源供給のための配線が必要です。

カメラそのものはWi-Fiで映像を送信できますが、電力を供給するためのケーブルは不可欠です。特に屋外に設置する場合、近くにコンセントがないと、長い電源ケーブルを配線する必要があります。

無線とはいえ、完全に配線不要とは言えないため、設置場所によっては配線工事が手間になることもあります。

故障などのトラブル時の再設定が面倒

無線カメラは便利ですが、故障やトラブルが発生した場合、その対応が面倒になることがあります。

例えば、カメラがネットワークに接続できなくなった場合、原因がカメラ自体にあるのか、Wi-Fiルーターにあるのか、もしくはインターネット回線に問題があるのかを特定するのが難しいことがあります。

また、再設定が必要な場合、設定手順が複雑であったり、メーカーごとに異なるため、慣れていない人にとっては困難です。

中でも、ネットショップなどで安価に購入したカメラでは、サポートが不十分なこともあり、問題が解決できないまま使用を諦めるケースも少なくありません。

電波(インターネット回線)に依存してしまう

無線カメラはその名の通り、Wi-Fiやインターネット回線に依存して動作します。そのため、電波が弱かったり、回線が不安定になると、映像の送信が途切れたり、完全に止まってしまうリスクがあります。

さらに、犯罪者がジャミング装置などの電波妨害装置を使用すると、カメラの通信が遮断され、映像を記録できなくなる恐れもあります。

こうしたリスクがあるため、無線カメラを使用する際には、電波環境を十分に確認し、必要に応じて強力なセキュリティ対策を講じることが重要です。

また、インターネット回線自体が障害を起こすと、カメラの映像確認が全くできなくなる可能性があることも理解しておきましょう。

無線の防犯・監視カメラで起こりうるトラブル

無線の防犯・監視カメラで起こりうるトラブル

無線の防犯・監視カメラには便利な面が多いですが、その一方で様々なトラブルが発生する可能性もあります。

無線の防犯・監視カメラには、ジャミング装置による電波妨害、不正アクセスやマルウェア感染のリスク、さらには通信データの盗聴や改ざんといったトラブルが起こる可能性があります。

これらのリスクに備えるためには、適切な対策が不可欠です。

ジャミング装置(電波妨害装置)が売られている

Wi-FiやBluetoothを無効にする「ジャミング装置」は、秋葉原などの市場で簡単に手に入れることができ、この装置が使用されると、防犯カメラが全く機能しなくなる恐れがあります。

この装置は、企業の研究所や試験の不正防止に使われることもありますが、犯罪者が悪用するケースもあります。

例えば、狡猾な泥棒がジャミング装置を使用し、半径20~30メートルの範囲内で携帯電話やWi-Fi、Bluetoothを全て無効にしてしまうと、そのエリア内で設置された無線防犯カメラは映像を記録できず、犯行が記録されないまま終わってしまうのです。

こうしたリスクに備えるためには、ジャミング対策の施された機器の導入や、複数の防犯手段を組み合わせるなどの対策を講じましょう。

不正アクセスやマルウェア感染を受ける可能性がある

ネットワークカメラはインターネットを介して映像を撮影・録画するため、不正アクセスやマルウェア感染のリスクが伴います。

特に、購入時の初期設定のまま使用していると、パスワードが簡単に推測される可能性があり、外部からの侵入が容易です。

このような状況では、不正アクセスによって管理者権限を乗っ取られ、カメラの操作権が奪われてしまうかもしれません。その結果、映像データが盗まれたり、ネットワークカメラ自体がサイバー攻撃の一環として利用される危険性が高まります。

さらに、カメラが乗っ取られると、録画データが不正にダウンロードされるだけでなく、他のデバイスへの攻撃の踏み台として利用される可能性もあります。

こうした被害を防ぐためには、パスワードを強化し、ウイルス対策ソフトを常に最新の状態に保つことが重要です。

通信データの盗聴や改ざん

無線LANを使用する防犯カメラは、通信データが盗聴されたり、改ざんされたりするリスクも伴います。例えば、無線LANを通じて送信される映像データや、カメラに設定されたパスワードなどが、第三者に傍受されてしまう可能性があります。

その結果、映像データが外部に漏えいするだけでなく、カメラが誤作動する原因にもなり得るのです。

また、通信内容が改ざんされると、実際に記録された映像が書き換えられたり、偽造されたりすることもあります。

こうしたトラブルを防ぐためには、無線通信の暗号化を強化することや、外部からのアクセスを制限することも考慮しましょう。

有線防犯カメラとの違い

有線防犯カメラとの違い

有線防犯カメラと無線防犯カメラの主な違いは、通信方法と設置の容易さにあります。有線カメラは、カメラとレコーダーを物理的なケーブルで接続するため、安定した映像を提供してくれます。

電波干渉のリスクがなく、映像が途切れたり遅延する心配がほとんどないため、長期間の安定した監視が必要な場所に適しています。ただし、設置には配線工事が必要で、手間とコストがかかる点がデメリットです。

一方、無線防犯カメラは、カメラとレコーダー間の配線が不要で、設置が簡単です。壁や天井を傷つけることなく、手軽に設置できるため、場所を選ばずに利用できるでしょう。

しかし、無線通信の特性上、電波干渉や信号の不安定さが問題となることがあります。中でも、他の無線機器が多い環境では、映像の遅延やコマ落ちが発生するリスクがあるため注意が必要です。

USENカメラがおすすめできる理由

USENカメラがおすすめできる理由

USENカメラは監視・防犯カメラサービスにおいて、6万台以上の導入実績を誇り、全国の店舗の防犯を強力にサポートしています。

USENカメラの強みは、ご相談から施工、アフターメンテナンスまでをワンストップで対応できる点です。全国に約1,000人の施工専門スタッフを配置しており、チェーン店への一括導入など、あらゆる要望に応じたサービスを提供しています。

また、半世紀以上にわたる店舗支援ノウハウを活かし、オーナー様の課題解決に最適な提案を行います。

さらに、クラウド録画型やローカル録画型など、多彩な製品ラインアップを取り揃えており、様々なニーズに対応できる柔軟性も魅力です。

これにより、安心して防犯・監視カメラを導入できる環境が整っています。

USEN Camera

USEN Cameraは、防犯・監視機能だけでなく、AIを活用した来店客分析機能を備えている点が特徴です。このカメラは、店舗の防犯を強化しながら、来店客の属性情報を収集し、店舗運営に役立てることができます。

遠隔操作でカメラの向きを自由に変更できるため、店内の隅々まで確認でき、効率的な防犯対策が可能です。

また、設置プランも多彩で、microSDカードやクラウドを利用した録画方法が選べます。さらに、クラウド録画プランとSDカード録画プランから、防犯カメラのみ、AI分析カメラのみ、防犯カメラ+分析カメラの3つのプランにわかれています。

予算やニーズに応じて柔軟に対応していきましょう。

クラウド録画プランでは、撮影した映像をインターネット上で管理し、PCやスマホからいつでもどこでも確認できるため、複数店舗を経営するオーナーの方に特におすすめです。

NEXTクラウドビュー

NEXTクラウドビューは、高機能なクラウド録画型防犯カメラシステムで、様々な用途に対応できる豊富な機能を備えています。

HD画質と30fpsの滑らかな映像を提供し、LANケーブルでの簡単接続が可能です。オンラインバンクと同等の高セキュリティを実現しており、安心して使用できます。

リアルタイムでの映像閲覧やムービークリップ、検知通知機能に加え、映像シェアや権限設定が可能です。マルチビューア機能では複数カメラの一括管理ができ、PTZ機能によりリモート操作で広範囲を監視できます。

インターネット経由で閲覧可能なのは見逃せない特徴です。

さらに、オプションでデータ無制限ダウンロードやYouTube Live連携も可能です。販売から保守まで一貫したサポートが提供されている点も魅力です。

レコーダー型カメラ

レコーダー型カメラは、高画質での監視・録画を低コストで実現できるローカル録画型の防犯カメラです。

このカメラは、インターネット回線を使用せず、ローカル環境で録画と視聴を行うため、ネットワークの帯域を圧迫することなく、高品質な映像を提供します。これにより、インターネット回線の影響を受けずに安定した監視が可能です。

また、長距離にわたる配線が可能なため、工場や倉庫などの大規模施設での利用に最適です。費用は初期導入時と機器の入替時のみ発生し、ランニングコストを抑えることができます。

ローカル環境での確実な監視を求める現場において、レコーダー型カメラは信頼性の高い選択肢となるでしょう。

セキュリティの高い防犯・監視カメラを選ぼう

防犯対策を万全にするためには、カメラのセキュリティ性能や設置環境に適した機器を選ぶことが重要です。

高画質で安定した録画ができるカメラや、クラウドを活用したデータ管理が可能なシステムを導入することで、外部からのリスクを最小限に抑えることができます。

また、設置場所に応じて適切なカメラを選定することも欠かせません。効果的な防犯対策を実現するために、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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