夜間に防犯・監視カメラが映らない!原因と対策、設置する際の注意点を解説

夜間に防犯・監視カメラが映らない!原因と対策、設置する際の注意点を解説

2024年10月24日

夜間防犯対策として防犯カメラを設置したのに、いざ撮影をしてみると、映したい場所が全く写っていなかったという経験はあるでしょうか。

また、夜でも防犯カメラはきちんと写るのかが不安で、防犯カメラ選びに苦労しているという方もいるかと思います。

実は、夜に防犯カメラが写らないのには理由があり、適切な対策を施すことで、夜間でも防犯カメラでの撮影は可能です。

この記事では、夜間における防犯カメラでの撮影に着目し、映像が写らない場合の原因と対策、設置の注意点などを紹介します。夜間撮影目的のカメラでも安心して設置できるようになるため、最後までご覧ください。

目次

  1. 1. 夜間に防犯・監視カメラ映像がモニターに映らない原因
    1. 症状1.縁の部分だけが映らない
    2. 症状2.夜間のみ全く映らない
    3. 症状3.昼も夜も全く映らない(真っ暗)
  2. 2. 夜間撮影ができる仕組み(機能)
    1. 赤外線
    2. 暗視補正機能
  3. 3. 夜間対策!防犯・監視カメラの設置で注意すること
    1. 夜間撮影距離を調べておく
    2. 設置場所や角度・高さが合っていない
    3. 夜間対応の機能がついているものを選ぶ
  4. 4. 夜間撮影可能な防犯・監視カメラを設置するメリット
    1. 1.人件費を抑えることができる
    2. 2.トラブルをすぐに発見できる
    3. 3.状況の把握や分析ができる
    4. 4.安全対策が期待できる
  5. 5. 夜間カメラもUSENカメラにおまかせ

夜間に防犯・監視カメラ映像がモニターに映らない原因

夜間に防犯・監視カメラ映像がモニターに映らない原因

夜間に防犯カメラでの撮影ができないのには理由がありますが、写らない時の状況や映像の状態によって原因が異なります。

そのため、原因に対する適切な対策を施せば、夜間でも問題なく防犯カメラでの撮影が可能です。夜間撮影ができないことにはどのようなケースが考えられるのか、代表的な3つのパターンを紹介します。

症状1.縁の部分だけが映らない

夜間撮影(暗闇)が可能なカメラを導入しても、映像の縁の部分が写らないパターンです。夜間に撮影した映像の中心部分は問題なく写っていても、画面の端になると写らなくなる場合ですが、これは赤外線暗視型カメラの映像の特徴となっています。

赤外線はカメラが向けられている直進方向に進むため、その方向の被写体は鮮明に撮影することが可能です。しかし、周囲の被写体には赤外線は向けられないため、映像で見ると縁の部分が写らないことになります。

この対策としてすぐにできることは、カメラが設置されている場所を少しでも明るくする方法です。また、微光監視型防犯カメラに買い換えたり、両方のカメラを併用して使うこともおすすめします。

昨今では、広範囲撮影可能な赤外線カメラもあるので、そちらもチェックしてみてください。

症状2.夜間のみ全く映らない

夜間撮影機能が備わっているカメラでも、夜間になると映像が全く映らなくなる現象が生じることがあります。この場合、夜間撮影モードに不具合が生じていることも考えられますが、それ以外に考えられる原因は、光源が一切存在していないというパターンです。

LEDライトを使用している場合は、一度電池切れを起こしていないかを確かめてみてください。微光監視型防犯カメラを使用している場合は、少しの光量でも構いませんから、光源を設置してください。

微光監視型は僅かな光でも被写体を写せることが特徴ですから、光源が一切無い環境ではその性能を発揮することができません。万が一、カメラを設置してから長い間放置している場合には、カメラの前の遮蔽物も確認しておきましょう。

症状3.昼も夜も全く映らない(真っ暗)

撮影している時間帯を問わず撮影ができなくなってしまった場合には、カメラ本体かその周辺に何らかの不具合が生じている可能性が非常に高いです。

まずは防犯カメラと録画機器やモニターを接続している環境からチェックしてみてください。有線接続であれば、ケーブルが抜けていたり、断線していたりする可能性があります。新品のケーブルと入れ替えるなどして対応しましょう。

無線接続の場合は、まず正しく接続されているのかを確認してみてください。ルーターの故障なども確かめる必要があります。

接続環境に問題が無い場合は、カメラ本体の不具合をチェックしてみましょう。レンズの不具合や本体そのものの故障が考えられます。これらの確認は、できる限り絵メーカーのサポートを読んで対応してもらうようにしてください。

夜間撮影ができる仕組み(機能)

夜間撮影ができる仕組み(機能)

防犯カメラは夜間でも被写体を鮮明に撮影する機能が備わるようになっています。

主に、赤外線照射による撮影と、暗視補正機能を利用しての撮影に分かれますが、それぞれどのような原理で撮影を可能にしているのかを知っておくことがおすすめです。

特徴を知ることによって、最適な設置環境を目指せるようになります。

赤外線

赤外線照射による夜間撮影を可能にしているタイプは、近年では主流になりつつある夜間撮影機能です。

カメラから被写体に対して赤外線を当てることによって、赤外線が当たった範囲を映像にすることができます。カメラの赤外線を用いるため、他の光源を必要としません。夜間に明かりが一切入らないような場所でも撮影ができます。

工事現場や駐車場などの屋外や、夜間には光源が無くなる倉庫などの場所がおすすめの設置場所です。ただし、光源が無い環境での撮影となるため、被写体の色を判別することができません。映像は多くがモノクロになります。

暗視補正機能

暗視補正による撮影を可能にしているカメラは、微光監視型としても知られています。カメラのセンサーの感度を上げることによって、少ない光量でも被写体を鮮明に映し出すことが可能です。

また、光源がある環境での撮影になるためカラーの映像が撮影できます。夜間でも光が届くような、街灯が近くにある場所がおすすめの設置場所です。

その一方で、光が一切ない場所では撮影ができません。また、光量が少ないとその分感度を上げる必要があり、これに比例して画質が悪化してしまいます。

夜間対策!防犯・監視カメラの設置で注意すること

夜間対策!防犯・監視カメラの設置で注意すること

夜間撮影が可能な防犯カメラを設置するにあたっては、あらかじめ注意しておくべきことがいくつかあります。

この注意点を無視して設置に踏み切っても、撮影したい映像が撮影できません。カメラの機種や設置場所を決める前に、まずは夜間撮影に関する注意点を確かめておきましょう。

夜間撮影距離を調べておく

防犯カメラによって、撮影が可能な画角や距離は細かく異なっていますが、これは夜間撮影機能を使っての撮影でも同様です。

仮に撮影可能な範囲が狭いカメラを選んでしまうと、その範囲外の被写体を撮影することはできません。カメラを選ぶ際はまず、想定している設置場所と撮影したい場所の距離を確認し、これを満たす距離の機種を選びましょう。

カメラによって夜間撮影可能な距離は、およそ15mから30mの範囲に及びます。採用している夜間撮影機能によっても異なりますから、必ず購入前に確かめておいてください。

設置場所や角度・高さが合っていない

防犯カメラの映像の鮮明さは、カメラを設置する高さや角度にも大きく左右されます。

カメラを設置するに当たっては、できるだけ広い範囲を撮影するために高い場所へと設置する人もいるでしょう。しかし、高さがあるということは、地上までの距離が伸びることを意味します。

そのため、赤外線照射のカメラでは赤外線が届かないケースが生じます。だからといって低い場所に設置すると、今度は不審者によるいたずらを受ける可能性もあるため、ちょうど良い高さを設定する意識が重要です。

カメラの角度も、推奨されている角度を守るようにしましょう。下手に動かすと、水滴や埃がカメラ内に入ってきたり、画角が変わって写したい物が写せなくなります。

夜間対応の機能がついているものを選ぶ

夜間撮影を目的とした防犯カメラ選びで大切なことは、搭載している夜間撮影機能を確認することです。また、夜間撮影機能を最大限活用するためにも、カメラ本体のスペックを隅々までチェックしておくことをおすすめします。

夜間撮影機能以外の機能としては、動体検知機能や音声録音機能、防水防塵性能の数値についても確かめておいてください。

また、安価なカメラにはそもそも夜間撮影機能が搭載されていないケースも考えられます。値段で選ぶ際は、必ず機能の有無も確認しておきましょう。

夜間撮影可能な防犯・監視カメラを設置するメリット

夜間撮影可能な防犯・監視カメラを設置するメリット

夜間でも撮影可能な防犯カメラを設置することは、夜間の防犯性能を確かめる以外にも様々なメリットが存在しています。

店舗の運営を円滑に行うことに加え、犯罪や迷惑行為以外のトラブル対策が想定されることです。どのようなメリットがあるのか、詳しい中身を確かめてみましょう。

1.人件費を抑えることができる

夜間の防犯対策には、警備員を配置して警戒に当たらせることも有効です。しかしそれでは警備員に対する人件費を用意しなければなりません。警備する範囲が広範囲に及べば複数人の警備員を雇う必要があるため、その分だけ人件費も倍増します。

防犯カメラを採用すれば、警備員の人件費削減につながりますし、監視すべき範囲がどれだけ広くなっても、チェックするのに必要な人員は1人で済みます。

2.トラブルをすぐに発見できる

トラブルの拡大を防止するためには、異変の早期発見が必要です。そのための有効な策として防犯カメラは活躍します。

人の手による監視では、その場に人がいなければ異変を発見することができず、早期発見もしづらいです。発見した時には既に大きなトラブルへと発展していることも想定されます。

防犯カメラは遠隔地の様子をリアルタイムでチェックできるため、異変の発生もリアルタイムで把握することが可能です。現地に出向いての状況確認にかかる手間も削減しつつ、異変への早急な対応が可能です。

3.状況の把握や分析ができる

万が一のトラブルが発生した時には、遠隔地からでも現状の把握が迅速に行えます。このことは適切な初動対応や原因分析にも直結するため、重要なメリットです。

事件が発生した時には、犯人と思しき人物の早期発見や証拠の確保に貢献します。自然災害が発生した時には、現場の状況確認にも役立ちます。緊急性が高いほど、距離を問わず現場の確認ができることは大きなメリットです。

4.安全対策が期待できる

防犯カメラが設置されており、夜間でも問題なく撮影できているという状況そのものが安全対策へとつながります。

屋外設置のカメラの場合、夜間に店舗やオフィスへと侵入を試みる不審者がカメラを発見すると、それだけで抑止力になります。

屋内に設置している場合、倉庫やバックヤードに保管している物を不審者から守ります。

夜間カメラもUSENカメラにおまかせ

夜間カメラもUSENカメラにおまかせ

防犯カメラによる撮影を夜間でも円滑に行うなら、カメラの夜間撮影機能のスペックや方式を確かめておき、設置する環境に応じた機種を選ぶことが重要です。

夜間撮影機能の仕組みを正しく理解して、撮影環境を整える意識も持つことを心がけましょう。夜間撮影も可能な防犯カメラとして、USENカメラがおすすめです。

夜間撮影以外にも様々な機能を搭載して、防犯対策の質を向上させます。ぜひご検討ください。以下より無料相談と資料請求が可能です。

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