レジ業者がクレジットカード決済を商材として取り扱う代理店になるメリット

レジ業者はさまざまな店舗にレジを提供していることでしょう。しかし、お客様のなかには現金払いだけでなく、クレジットカード払いに対応したいと考えている場合もあるはずです。そのようなニーズに対応するために、レジ業者はクレジットカード決済端末を紹介する会社の代理店となってみるのはいかがでしょうか。なぜレジ業者とクレジットカード決済の相性がいいのか、クレジットカード決済端末の代理店になるメリットも併せてご紹介します。

レジの導入と共にカード決済に対応させるとスムーズ

レジといっても多数の種類があります。レジスターはボタン入力だけのシンプルなレジで、営業年数が長いお店で使っているタイプです。しかしデータ収集ができず、中規模店舗以上になるとPOSレジが使われています。POSレジはバーコードを読み取るタイプで情報収集はできますが、その代わり導入価格が高額です。そして、最近登場しているのがタブレットPOSレジです。持ち運びができるのがメリットでしょう。

これらレジはあくまでも現金払いに対応するものです。クレジットカード払いに対応するためには、別途ICカードリーダーが必要となります。今までは専用端末の初期コストが高額になることが問題でしたが、最近はカードリーダータイプが登場しました。モバイル決算に対応するようになり、コストが減らせて操作が簡単になったのです。店舗によってはまだICリーダーを導入していないところもあるため、レジ導入の際に勧めやすいでしょう。

専用のカード決済端末は手軽で紹介しやすい

レジのなかにはクレジットカード決済に対応したものもありますが、操作が難しいことがあります。より簡単な操作で導入しやすい機器を求めるお客様には、専用のカード決済端末を提案するといいでしょう。通常のモバイル決済端末は初期費用として10～20万円程度かかるのですが、最近のモバイル決済端末は導入費用が実質0円のものも登場しました。そのため、お客様の負担が少なく提案しやすい商材だといえます。

カード決済を導入するメリット

・店舗の集客効果
店舗にカード決済を取り入れることは、外国人観光客への集客効果が期待できます。外国では支払いにクレジットカードを用いることが主流で、日本に訪れる観光客も同様のニーズがあるためです。日本に訪れる観光客は、中国、韓国、台湾とアジア地方の方が多くなっています。これらの国はクレジットカードや電子マネーの利用率が高く、コンビニのような店舗でも使われているのです。外国人の集客を考えているお客様にクレジットカード決済端末の導入を提案しましょう。

・消費額の増加
日本人に訪れる外国人の消費動向は、買い物が多くを占めています。ほかにも娯楽、交通費、食費、宿泊費などが挙げられます。2014年には2兆278億円だったのが、2015年には3兆4,771憶円まで膨れ上がりました。後は外国人向けのクレジットカード決済システムが重要となってくるでしょう。現金しか使えない店舗は使用を避けてしまう可能性があります。そのためにもクレジットカード決済の導入を提案しましょう。

・セキュリティの高いICチップを用いることで安心して取引が行える
クレジットカード決済のメリットはICチップを用いることでセキュリティ面が高いことです。ICチップクレジットカードとは、本人しか使えないカードで、高度な暗号化でスキミング対策ができています。カードを差し込むだけで使え、店舗側の使い勝手も良くなっているカードです。海外ではすでにICチップクレジットカードが普及しており、このカードを使うためにカード決済端末も対応している必要があります。

カード決済機器が対応できる場面

クレジットカード決済機器は、中国で使用率の高い銀聯カードにも対応しています。飲食店では意外とカード決済を申し出る人の割合が高く、新規開業の際には端末導入が必須条件だといえるでしょう。お金を触らないため会計時のミスが少なくなり、店舗でのスタッフの対応もしやすくなります。

外国人観光客が訪れる地域では、今ではクレジットカードが使えて当たり前の時代になりつつあります。専用の端末は小規模な店舗でも導入しやすく、外国人の方に説明する必要がなく会計ができるのです。入金された金額はスマホがあればどこでも確認でき、お客様側にもメリットがあります。今では医療の現場やアウトドアでもクレジットカード決済のニーズは高まっています。

カード決済機器の選定ポイントを知っておくと紹介しやすい

・利用料金で選ぶ
クレジットカード決済にかかる費用は、初期費用、決済手数料、オプション料金の3種類です。そのなかでも初期費用はレジが多い店舗では重要となってくるでしょう。手数料は決済金額の数％をお店側が支払う必要があります。チェックしたいのが初期費用や月々の料金です。初期費用が実質0円のところもあります。毎月かかる費用も比較して提案しましょう。

・対応可能なカード会社で選ぶ
訪日観光客の利用増を意識するなら、国内ブランドだけでなく海外ブランドも扱えることが必須です。日本で発行されているクレジットカードにも、国際ブランドが付いています。主要といえるのがVISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Clubの5種類です。アジア圏では銀聯（ぎんれん）カードもあります。これらのカード決済に対応しているか検討しましょう。

・システムやセキュリティで選ぶ
カード決済では不正に作成されたものが使用されることもあるため、システムやセキュリティ面で選ぶことが重要です。また、カードを使用する方に対しても、セキュリティ面は重要となってくるでしょう。ICチップ読み取り機能が付いた端末なら、そのリスクを減らすことができます。

代理店となりクレジットカード決済を紹介

レジ業者がクレジットカード決済端末の紹介をするなら、端末を提供する会社の代理店になることを考えてみましょう。代理店を募集している会社もあるため、リスクなく商材として取り扱えるようになります。

レジ業者はさまざまな店舗にレジを提供しているため、それぞれのニーズに対応できる商材を取り扱う必要があるでしょう。近年は外国人観光客への対応が求められており、店舗でのクレジットカード決済が求められるようになりました。まだ現金払いのレジしか対応していない店舗があれば、クレジットカード決済を勧めやすいでしょう。導入費用のリスクが少ない商材であれば、お客様側もリスクなく取り入れられるのです。

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