パソコン型(PC型)POSレジとは?メリット・デメリットや飲食店に最適なレジの選び方を解説

パソコン型(PC型)POSレジとは?メリット・デメリットや飲食店に最適なレジの選び方を解説

2025年09月09日

POSレジは、店舗運営を効率化する上で欠かせない重要なツールです。中でも、コストを抑えながら高い操作性や機能性を重視したい場合には、「パソコン型(PC型)POSレジ」が有力な選択肢となります。

本記事では、パソコン型POSレジの特徴や導入するメリット、導入時の具体的な流れまでを詳しく解説します。新店舗の立ち上げやレジシステムの刷新を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

  1. 1. パソコン型(PC型)POSレジとは?
    1. パソコン(PC)を使用するタイプのPOSレジ
    2. パソコン型(PC型)POSレジ以外のPOSレジタイプ
  2. 2. パソコン型(PC型)POSレジのメリット
    1. 初期費用を抑えられる
    2. 大画面で操作しやすい
    3. 処理性能が高い
    4. 多彩な機能が揃っている
  3. 3. パソコン型(PC型)POSレジのデメリット・注意点
    1. 広い設置スペースが必要
    2. 持ち運びができない
    3. セキュリティ対策が必須
  4. 4. 飲食店に求められるレジ機能
    1. 売上分析
    2. 在庫管理
    3. ハンディ端末との連携
    4. 勤怠管理
    5. 顧客管理
  5. 5. POSレジを導入するまでの流れ
    1. 導入するレジのタイプを決める
    2. 機能やコストを比較して導入するサービスを選ぶ
    3. 必要な機器を手配する
    4. スタッフ教育を行う
  6. 6. パソコン型(PC型)POSレジなら「USENレジ」がおすすめ
    1. レジ専用に設計されたハードウェア
    2. 使いやすいレイアウト
    3. 多彩な機能を提供
    4. 充実したサポート体制
  7. 7. パソコン型(PC型)POSレジに関するよくある質問
    1. パソコン以外にどんな機器が必要ですか?
    2. 一般的なパソコンにPOSレジソフトをインストールして使えますか?
  8. 8. 高性能なパソコン型(PC型)レジを導入して店舗運営を効率化しよう

パソコン型(PC型)POSレジとは?

POSレジには複数のタイプがあり、そのひとつがパソコンをレジとして活用する「パソコン型(PC型)POSレジ」です。ここでは、その特徴や他タイプとの違いについて詳しく解説します。

パソコン(PC)を使用するタイプのPOSレジ

パソコン型(PC型)POSレジとは、一般的なパソコンに専用ソフトをインストールして利用するタイプのPOSレジです。Windowsなどの市販のパソコンに自分でソフトを導入するタイプもあれば、POSレジ専用に開発されたPC端末を使うタイプもあります。

パソコン型POSレジの特徴は、ソフトウェアや周辺機器の選択肢が豊富でカスタマイズ性に優れている点です。導入する店舗の規模や業態に合わせて、柔軟に運用できます。

パソコン型(PC型)POSレジ以外のPOSレジタイプ

パソコン型POSレジ以外にも、用途や設置環境に応じた様々なタイプのPOSレジがあります。ここでは、「ターミナル型」「タブレット型」「モバイル型」の3種類について、それぞれの特徴や導入に適したケースを見ていきましょう。

ターミナル型POSレジ

ターミナル型POSレジは、専用のハードウェアとソフトウェアを一体化させた業務用のPOSシステムです。耐久性が高く、安定した運用が求められる大規模な飲食店やチェーン店などに多く導入されています。高性能な分、導入時の初期費用がやや高めになる傾向があります。

タブレット型POSレジ

タブレット型POSレジは、iPadなどのタブレット端末にアプリをインストールして利用するタイプのPOSレジです。軽量かつコンパクトで、店舗内を自由に持ち運べるのが特徴で、特にカフェなど小規模な店舗で人気を集めています。

モバイル型POSレジ

モバイル型POSレジは、iPhoneなどのスマートフォンにアプリをインストールして利用するタイプのPOSレジです。タブレット型よりもさらに小型で持ち運びしやすく、設置スペースをほとんど必要としません。そのため、キッチンカーやフードイベントといった場所で活用されています。

パソコン型(PC型)POSレジのメリット

パソコン型(PC型)POSレジのメリット

パソコン型POSレジには、次のようなメリットがあります。

  • 初期費用を抑えられる
  • 大画面で操作しやすい
  • 処理性能が高い
  • 多彩な機能が揃っている

それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。

初期費用を抑えられる

市販のパソコンにPOSレジ専用ソフトをインストールするタイプであれば、既にパソコンを所有している場合、新たに端末を購入する必要がありません。その分、導入時のコストを大きく抑えることが可能です。

必要な周辺機器としてはレシートプリンターやキャッシュドロアなどが挙げられ、これらを個別に用意すれば、必要最低限の構成で運用をスタートできます。初期投資を抑えつつ、店舗規模や業務フローに合わせた柔軟な環境を整えやすい点も、大きなメリットです。

また、POSレジ専用に開発された高性能なパソコン端末であれば、レジ業務に特化した高い耐久性と安定性、スムーズな処理性能を備えており、長期的な運用における故障リスクや業務停止による機会損失を低減します。さらに、専門スタッフによるサポート体制が整っているため、トラブル時の迅速な対応で運用コストを抑え、結果として高い費用対効果を発揮します。

大画面で操作しやすい

パソコン型POSレジはタブレット型に比べて画面サイズが大きく、視認性に優れているため、操作がしやすいのが特徴です。複数のメニューを管理したり、複雑な設定を行ったりする際も、大画面ディスプレイであれば情報を一目で把握しやすくなります。また、タッチパネル対応の機種を選べば、タップやスワイプといった直感的な操作も可能です。

処理性能が高い

一般的に、パソコンはタブレット端末に比べて処理能力が高く、データ分析や売上集計といった負荷の大きい作業もスムーズに行えます。特に高性能なモデルを選択すれば、処理スピードの向上により業務全体の効率が大幅に改善され、忙しい時間帯でも安定した運用が可能です。

多彩な機能が揃っている

パソコン型POSレジは会計処理だけでなく、売上分析、在庫管理、顧客管理など、飲食店経営に必要な機能を幅広く備えています。これらの機能を活用すると、日々の業務を効率化しながら、経営判断に役立つデータを的確に把握できます。さらに、クラウド型のサービスなら、店舗外からの売上確認や複数店舗のデータを一元的に管理することも可能です。

パソコン型(PC型)POSレジのデメリット・注意点

パソコン型(PC型)POSレジのデメリット・注意点

パソコン型POSレジには多くのメリットがありますが、次のようなデメリット・注意点もあります。

  • 広い設置スペースが必要
  • 持ち運びができない
  • セキュリティ対策が必須

導入してから後悔しないよう、注意点についても事前に把握しておきましょう。それぞれの注意点について、以下で解説します。

広い設置スペースが必要

パソコン型POSレジは、タブレット型やモバイル型と比べて本体サイズが大きく、設置にある程度のスペースを必要とする点がデメリットです。特に、レジカウンターが狭い店舗や、省スペース設計を重視している店舗では、レジの設置場所が課題となるかもしれません。

ただし、近年は薄型でコンパクトな設計のPC型POSレジも登場しており、設置スペースの制約を受けにくいモデルもあります。本体サイズやディスプレイの大きさなどを事前に確認し、自店舗のレイアウトに合った機種を選びましょう。

持ち運びができない

タブレット型やスマートフォン型のPOSレジとは異なり、パソコン型POSレジは端末を持ち運ぶことができません。テーブル会計など、持ち運びが必要な運用を想定する場合は、ハンディ端末やタブレット端末を別途導入する必要があります。

セキュリティ対策が必須

パソコン型POSレジは、一般的なPCと同様にウイルス感染などのリスクがあるため、セキュリティ対策が欠かせません。特に、メール確認や資料閲覧、データ管理など、レジ以外の用途と兼用する場合には注意が必要です。

ウイルス対策ソフトの導入に加え、USBメモリの不用意な接続や不審なメールの開封を避けるなど、スタッフ全員が基本的なセキュリティ意識を持つことが大切です。

飲食店に求められるレジ機能

飲食店に求められるレジ機能

飲食店の運営には、単なる会計処理だけでなく、売上分析や在庫管理、スタッフの勤怠管理など、様々な機能を備えたPOSレジが求められます。ここでは、飲食店で役立つ代表的なPOSレジの機能を紹介します。

売上分析

売上分析は、日々の売上状況はもちろん、商品別の売れ行きや時間帯ごとの動向まで把握できる機能です。帳簿作成機能を備えたPOSレジであれば、売上データから自動で帳簿を作成できるため、手作業の負担を大幅に軽減できます。売上データに基づいたメニューの改善や販売戦略の立案にも活用できるため、飲食店にとって非常に重要な機能といえるでしょう。

在庫管理

会計データをもとに在庫情報を自動で更新できるPOSレジであれば、在庫状況を正確に把握しやすくなります。補充や発注のタイミングが一目でわかるので、欠品のリスクを最小限に抑えることが可能です。

ハンディ端末との連携

ハンディ端末とPOSレジを連携させると、スタッフがテーブルで入力したオーダー情報が自動的にレジに反映されます。その結果、会計時に注文内容を再度入力する必要がなくなり、会計処理の効率化が可能です。さらに、在庫管理機能と連動していれば、注文内容に応じて注文可能なメニューの在庫数が把握できます。

勤怠管理

勤怠管理は、スタッフの出退勤記録やシフト作成、労働時間の確認などが行える機能です。さらに、所定の残業時間を超えた場合にアラートを出す機能などもあり、労務管理の負担を軽減すると共に、労働基準法などのコンプライアンス対策にも役立ちます。

顧客管理

新規やリピーター、性別、年代別に分類して、注文メニューなどの情報を集計できる顧客管理機能も、飲食店にとって重要です。データをもとに、例えば来店属性に合わせたキャンペーンを展開することで、より効果的なアプローチが可能になります。その結果、顧客満足度やリピート率の向上に繋がります。

POSレジを導入するまでの流れ

飲食店にPOSレジを導入する際は、以下のステップで取り組むとスムーズです。

  1. 導入するレジのタイプを決める
  2. 機能やコストを比較して導入するサービスを選ぶ
  3. 必要な機器を手配する
  4. スタッフ教育を行う

以下で、実際の導入までの流れを順を追って解説します。

導入するレジのタイプを決める

まずは、導入したいPOSレジのタイプを決めましょう。パソコン型、ターミナル型、タブレット型など、タイプごとにそれぞれ特徴があります。店舗の規模や業態、設置スペース、運用スタイルなどに応じて、最適なタイプを選定することが重要です。

機能やコストを比較して導入するサービスを選ぶ

POSレジのタイプを決めたら、次に導入するサービスを選びます。売上分析や在庫管理、勤怠管理など、必要な機能を明確にした上で比較検討を進めましょう。

初期費用と月額費用を含めたトータルコストや、クラウド対応の有無なども比較ポイントになります。また、実際の操作画面や導入後のサポート体制、トラブル対応のスピードなど、運用面も事前に確認しておくと安心です。

必要な機器を手配する

導入するサービスを決めたら、必要な機器を手配しましょう。パソコンやタブレットなどのレジとして使用する端末に加え、レシートプリンタ、キャッシュドロアなどの周辺機器も用意しなければなりません。

POSレジを提供する会社の中には、機器の選定から手配までを一括でサポートしてくれるところもあります。設置後のメンテナンス体制なども確認した上で、サポート体制の整った会社を選ぶと、導入をスムーズに進められます。

スタッフ教育を行う

機器の設置が完了したら、運用開始前にスタッフへの操作説明を行いましょう。会計やオーダー入力といった基本操作に加え、エラー発生時の対処方法やトラブル時の報告ルールまで共有しておくと、現場の混乱を防げます。

POSレジを提供する会社によっては、導入時にスタッフ向けの操作説明や研修を提供しているため、教育に関するサポートの有無を事前に確認しておくと安心です。事前にしっかりと操作トレーニングを行うことで、スムーズに運用を開始できます。

パソコン型(PC型)POSレジなら「USENレジ」がおすすめ

パソコン型(PC型)POSレジなら「USENレジ」がおすすめ

飲食店にパソコン型POSレジを導入するなら、「USENレジ」がおすすめです。ここでは、USENレジの特徴と魅力を紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

レジ専用に設計されたハードウェア

USENレジは、13.3インチの高感度タッチパネルと高性能なPCを組み合わせた、レジ専用設計のハードウェアを採用しています。タブレットのようにタップやスワイプで直感的に操作できるため、操作性に優れているのが特徴です。

PCはビジネス向けと同等の高い処理性能で、耐久性や信頼性も備えています。さらに、コンパクトで洗練されたデザインのため省スペースで設置でき、店内の雰囲気も損ないません。

使いやすいレイアウト

USENレジは、店舗オペレーションを効率化するために、操作画面のレイアウトにもこだわっています。例えば、入力しやすいボタン配置や分かりやすいカテゴリー分類が採用されているため、スムーズなレジ操作が可能です。

さらに、ホーム画面には売上サマリーを表示させることで、必要な情報にすぐにアクセスできる設計になっています。このように、情報の見やすさと操作のしやすさを両立したレイアウトが特徴です。

多彩な機能を提供

USENレジは、個別会計や複数テーブルの一括会計など、飲食店に求められる多様な会計機能を備えています。また、売上分析、外部システムとの連携といった、店舗運営を効率化する機能も充実しています。

さらに、USENではハンディ端末やタブレットオーダー、モバイルオーダーといったサービスも提供しており、必要なものを組み合わせて導入することも可能です。これらのサービスを導入することにより、店舗全体のオペレーションの効率化が目指せます。

充実したサポート体制

サポート体制が充実している点も、USENレジの大きな強みのひとつです。まず、導入時にはレジ専任スタッフが店舗を訪問し、操作トレーニングや初期設定を丁寧にサポートするため、スムーズに運用を開始できます。

万が一トラブルが発生した場合でも、オンラインや電話による迅速なサポートが受けられる他、必要に応じてエンジニアが現地対応する体制も整っています。機器の故障や設置工事にも柔軟に対応しており、導入から運用まで安心して任せられるサービスです。

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パソコン型(PC型)POSレジに関するよくある質問

最後に、パソコン型POSレジに関するよくある質問に回答します。

パソコン以外にどんな機器が必要ですか?

パソコン型POSレジを導入する際には、一般的にパソコン本体の他にレシートプリンター、キャッシュドロア、バーコードリーダーなどの周辺機器が必要になります。飲食店の場合は、さらにキッチンプリンターやハンディ端末などの追加機器が求められる場合もあります。導入前に必要な機器構成については、事前にPOSレジを提供する会社に相談しておくと安心です。

一般的なパソコンにPOSレジソフトをインストールして使えますか?

一般的には、市販のパソコンにPOSレジ専用ソフトをインストールする場合、またはレジ専用のパソコンを購入する場合があります。ただし、市販のパソコンを使用するPOSレジの場合、ソフトが求めるスペックやOSの互換性、業務使用に適した安定性や耐久性を備えているかどうか、パソコンのスペックを十分に確認しなければなりません。
その点、レジ専用に設計されたパソコンであれば、より安定した運用が可能です。USENレジはレジ専用に開発されたパソコンを使用します。

高性能なパソコン型(PC型)レジを導入して店舗運営を効率化しよう

高性能なパソコン型POSレジは大画面で操作しやすく、タブレット型POSレジよりも専門的で多彩な機能を備えているものも多くあります。飲食店の業務効率化や経営管理に大きく貢献するツールとして、ぜひ導入を検討してみてください。

飲食店向けのパソコン型POSレジをお探しの方には、「USENレジ」がおすすめです。レジ専用に設計された高性能なハードウェアを採用し、タッチパネルディスプレイによる直感的な操作が可能です。導入前の準備から運用後のサポートまで、安心して任せられる体制が整っているため、ぜひお気軽にご相談ください。

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