キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入するメリットとは?

キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入するメリットとは?

2025年09月04日

キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入することで、店舗運営の効率化や顧客満足度の向上など、多くのメリットが得られます。この記事では、キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入するメリットや、店舗で利用可能な補助金制度について詳しく解説します。キャッシュレス化は、売上改善やセキュリティ対策も期待できるため、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

  1. 1. POSレジとキャッシュレス決済とは?
  2. 2. キャッシュレス決済ができるPOSレジのメリット
    1. 業務を効率化できる
    2. 顧客満足度を高められる
    3. 売上改善に繋がる可能性がある
    4. セキュリティが向上する
    5. マーケティングに活用できる
    6. インバウンド対策になる
  3. 3. キャッシュレス決済の主要な種類
    1. クレジットカード決済
    2. 電子マネー
    3. QRコード決済
  4. 4. POSレジ・キャッシュレス決済端末に利用できる主な補助金
    1. IT導入補助金
  5. 5. キャッシュレス決済に対応したPOSレジ導入の注意点とは?
    1. 初期費用と月額費用がかかる
    2. 万が一のトラブル対応に備える
    3. 操作性と機能が不十分なPOSレジもある
  6. 6. キャッシュレス決済に対応したおすすめのPOSレジとは?
  7. 7. キャッシュレス決済に対応したPOSレジを導入しよう

POSレジとキャッシュレス決済とは?

POSレジとは、店舗の販売記録や売上情報を自動取得し、売上管理を行うシステムで、店舗運営の中心的な役割を担います。売上管理はもちろん、在庫管理や顧客管理を効率的に行えるため、多くの業種で利用されています。一方、キャッシュレス決済とは、現金を使わずに電子的な方法で支払いを行う仕組みを指し、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済などが含まれます。キャッシュレス決済に対応したPOSレジを導入することで、支払いが迅速化し、来店顧客にとって利便性が向上します。また、データのリアルタイム管理やセキュリティの強化にも繋がり、店舗運営をより効率的に進めることが可能です。

キャッシュレス決済ができるPOSレジのメリット

キャッシュレス決済に対応したPOSレジの導入には、業務の効率化、顧客満足度の向上、売上改善、セキュリティの強化、マーケティングへの活用、そしてインバウンド対策といったメリットがあります。これらのメリットを通じて、店舗運営がスムーズになり、お客様のニーズに応じた柔軟な対応が可能となります。以下に、具体的なメリットを詳しく説明します。

業務を効率化できる

キャッシュレス決済を導入することで、会計業務が迅速かつ効率的に行えるようになります。現金の受け渡しやお釣りの計算が不要になるため、レジ会計の業務時間が短縮され、ピーク時でもお客様の待ち時間を短縮できます。また、売上データが自動的に集計されるため、手作業によるミスも減少し、店舗運営全体の効率が向上します。

顧客満足度を高められる

キャッシュレス決済に対応することで、来店顧客にとって利便性が高まり、満足度の向上が期待できます。特に、クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、様々な支払い方法に対応していれば、お客様は自分の好きな方法で支払いを行えるため、リピーターの増加にも繋がります。スムーズな会計処理は、来店顧客に良い印象を与える重要な要素です。

売上改善に繋がる可能性がある

キャッシュレス決済を導入することで、機会損失が減少し、売上改善に繋がる場合があります。現金を持ち合わせていないお客様にも対応できるため、販売機会を逃すことがなくなります。また、キャッシュレス決済は、お客様がより高額な商品を購入する傾向があるため、客単価の向上も期待できます。

セキュリティが向上する

キャッシュレス決済の導入により、現金の取り扱いが減り、盗難リスクが大幅に低下します。また、デジタル決済は暗号化技術によって保護されているため、支払いデータの不正アクセスや改ざんのリスクも低減できます。店舗と来店顧客の双方にとって安全な取引が可能となります。

マーケティングに活用できる

キャッシュレス決済によって得られる購買データを活用することで、マーケティング施策や商品戦略に役立てることができます。来店顧客の購買履歴や支払い傾向を分析することで、個々のお客様に合わせたプロモーションやキャンペーンを展開することが可能になります。また、売れ筋商品の把握や新商品の導入計画にも活用でき、ビジネスの成長を支援します。

インバウンド対策になる

キャッシュレス決済の対応は、外国人観光客(インバウンド)対策としても効果的です。特に、クレジットカード決済やQRコード決済の支払いを可能にすることで、訪日外国人観光客にも対応できます。また、中国系の銀聯カードやAlipay、WeChat Payなどの決済手段に対応することで、インバウンド需要を取り込み、売上を拡大するチャンスが広がります。

キャッシュレス決済の主要な種類

キャッシュレス決済には、クレジットカード決済、電子マネー、QRコード決済などの主要な種類があります。これらは現金を使わずに支払いを完了できる便利な方法で、店舗の利便性を高め、売上向上にも貢献します。以下で、代表的なキャッシュレス決済の種類について説明します。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、キャッシュレス決済の中でも最も広く利用されている決済方法の一つです。会計時に来店顧客がカードを提示し、店舗側は専用の決済端末を使って決済処理を行います。クレジットカードには、Visa、Mastercard、American Expressなどの国際ブランドがあり、国内外で幅広く利用されています。クレジットカード決済は、利便性が高く、支払いが後払いであるため、高額な商品でも購入しやすいという特徴があります。

クレジットカード決済の特徴

クレジットカード決済の特徴として、まずその普及率の高さが挙げられます。多くの店舗やオンラインショップで利用可能であり、今や当たり前となった支払い方法です。また、ポイントやマイルが貯まる特典がついていることも多く、来店顧客の購買意欲を高める効果があります。さらに、カード情報を事前登録しておけば、オンラインショップでもスムーズな決済が可能になります。

クレジットカード決済の決済方法

クレジットカード決済の方法には、カードを専用の決済端末にスライドまたは挿入、あるいはタッチして行う方法があります。また、近年ではモバイル端末やオンラインでのカード情報入力による事前決済も普及しています。店舗での対面決済では、カードを読み取るだけで完了するため、迅速かつ簡単です。また、セキュリティ面でも、暗証番号の入力を求める場合があり、お客様の安全を確保できます。

電子マネー

電子マネーは、現金を使わずにデジタル形式で支払いを行う決済手段で、特に日本では交通系ICカードやプリペイドカードなどが広く利用されています。電子マネーは、あらかじめチャージされた金額の範囲内で使用できるタイプや、クレジットカードに紐づけて利用できるタイプがあり、日常的な買い物や交通費の支払いに便利です。迅速な決済が可能で、小額決済を中心に広く普及しています。

電子マネーの特徴

電子マネーの特徴として、使いやすさと迅速な決済が挙げられます。利用者はカードやスマートフォンを専用端末にかざすだけで支払いが完了し、現金のやり取りは不要です。主な電子マネーの種類には、交通系ICカード(例:Suica、PASMO)、プリペイドカード(例:WAON、nanaco)、そしてクレジットカードと連携した電子マネー(例:QUICPay)があり、それぞれが異なる特長を持っています。特に交通系ICカードは全国の様々な店舗で広く利用されており、利便性が高いです。

電子マネーの主な種類

電子マネーには、いくつかの主要な種類があり、それぞれ異なる用途や特徴があります。以下に、代表的な電子マネーの種類について説明します。

交通系電子マネー

交通系電子マネーは、主に公共交通機関で利用されるICカード形式の電子マネーです。代表的なものには、JR東日本が発行する「Suica」や、関東地方の私鉄・バスで使える「PASMO」などがあります。これらのカードは、交通機関だけでなく、コンビニや自動販売機でも使用でき、幅広く使用できるのが特徴です。

流通系電子マネー

流通系電子マネーは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの特定のチェーンで利用されるプリペイドカード形式の電子マネーです。代表的なものには、イオンが発行する「WAON」や、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco」があります。これらは、店舗での買い物でポイントが貯まるなど、利用者にとってお得な特典が多いのが特徴です。

クレジットカード系電子マネー

クレジットカード系電子マネーは、クレジットカードと連携して利用できる電子マネーです。代表的なものには「QUICPay」や「iD」があります。これらは、利用時にクレジットカードから直接引き落とされるため、事前のチャージが不要です。支払いは、端末にカードやスマートフォンをかざすだけで決済を完了でき、手軽さと迅速さが特徴です。

電子マネーの決済方法

電子マネーの決済方法は非常にシンプルで、利用者は対応端末にカードやスマートフォンをかざすだけで支払いが完了します。

まず、利用する電子マネーに対応した端末(交通系ICカードリーダー、スマートフォン決済用リーダーなど)にカードやスマートフォンを近づけます。カードの場合は、事前にチャージされた残高が引き落とされ、スマートフォンの場合は、アプリを通じてクレジットカードや銀行口座と連携している残高が使用されます。

支払いが完了すると、音や画面表示で確認ができ、レシートが発行される場合もあります。全体のプロセスが迅速で、現金のやり取りが不要なため、特に小額決済での利用が広まっています。

QRコード決済

QRコード決済は、スマートフォンを利用して支払いを行うキャッシュレス決済方法です。来店顧客は、店舗で表示されたQRコードをスマートフォンで読み取り、支払い金額を確認して送信するだけで決済が完了します。もしくは、店舗スタッフが来店顧客のスマートフォンに表示されたQRコードをスキャンして決済を行う場合もあります。QRコード決済は、現金やカードを使わずに、スマートフォンだけで簡単に支払いができるため、非常に高い利便性を実現しています。

QRコード決済の特徴

QRコード決済の特徴として、導入コストが安価であることが挙げられます。QRコード決済のみに対応する場合、専用の決済端末の導入が不要で、スマートフォンやタブレットさえあれば、専用アプリをインストールすることで簡単に始められます。また、決済ブランド数が幅広く、来店顧客のニーズに応じた多様な決済方法に対応できます。さらに、QRコード決済はセキュリティ面でも優れており、カード情報を直接やり取りしないため、情報漏えいのリスクが抑えられています。ポイント還元やキャンペーンなどの特典も享受できるため、年々普及率が高まっています。

QRコード決済の主な種類

QRコード決済には、複数の主要なサービスがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。以下に代表的なQRコード決済サービスについて説明します。

PayPay

PayPayは、PayPay株式会社が提供するQRコード決済サービスです。全国の多くの店舗で利用可能で、利用者はスマートフォンアプリを通じて簡単に支払いができます。定期的に行われるキャンペーンやポイント還元も魅力です。

楽天ペイ

楽天ペイは、楽天が提供するQRコード決済サービスです。楽天ポイントとの連携が強みで、楽天会員であれば、楽天ポイントを貯めたり、使用することができます。現在では、ECサイト「楽天市場」だけでなく、実店舗でも利用が広がっています。

LINE Pay

LINE Payは、コミュニケーションアプリ「LINE」と連携したQRコード決済サービスです。LINEを利用した送金や支払いが可能で、LINEポイントを活用した特典がありました。但し、2025年4月30日をもって日本国内のサービスを終了しました。

メルペイ

メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」と連携したQRコード決済サービスです。メルカリでの売上金をそのまま店舗での支払いに利用できるのが特徴です。また、iD決済にも対応しており、幅広い店舗で利用可能です。メルカリユーザーにとっては特に利便性が高いサービスです。

d払い

d払いは、NTTドコモが提供するQRコード決済サービスです。ドコモユーザーだけでなく、他のキャリアのユーザーも利用可能です。dポイントを貯めたり、使用したりでき、特にドコモユーザーにとっては、携帯料金とまとめて支払いができるというメリットがあります。

QRコード決済の決済方法

QRコード決済の方法はシンプルで、主に2つの方法があります。1つは、店舗が提示したQRコードを来店客がスマートフォンでスキャンし、支払いを行う方法です。もう1つは、来店客がスマートフォンに表示したQRコードを、店舗側がスキャンして決済する方法です。いずれも、スマートフォンの画面で支払い金額を確認し、決済を完了させる手軽さが特徴です。どちらも、現金やカードを使わずに、簡単な支払いが実現します。

POSレジ・キャッシュレス決済端末に利用できる主な補助金

POSレジやキャッシュレス決済端末の導入には、一定のコストがかかりますが、導入を支援するために利用できる補助金制度がいくつかあります。補助金制度を活用することで、導入コストを大幅に削減でき、店舗運営をより効率的に進めることが可能です。主に利用できる補助金制度として、「IT導入補助金」が挙げられます。

IT導入補助金

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者がITツールを導入する際に利用できる国の補助金制度です。この補助金制度は、POSレジやオーダーシステムの導入にも適用され、業務効率化や生産性向上を図ることを目的としています。

キャッシュレス決済に対応したPOSレジ導入の注意点とは?

キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入する際は、以下のような注意点について確認しておきましょう。

初期費用と月額費用がかかる

キャッシュレス決済対応のPOSレジ導入には、レジ本体の端末費用や決済端末の月額利用料、システム利用料などの費用負担が必要です。一方で、導入後は会計時間の短縮により業務効率化が図れ、現金誤差や釣銭準備にかかる手間の減少が期待できます。その結果、人件費が削減され、客単価の向上も期待できるため、長期的には投資効果が高まる可能性があります。費用対効果を総合的に試算して、導入計画を立てることが重要です。

万が一のトラブル対応に備える

キャッシュレス決済は通信環境があることが前提となるため、回線障害や端末故障が起こると会計が止まるリスクがあります。万が一のトラブルが起こった際に、すぐ解決できるよう365日電話・駆け付けサポートが受けられるサービスを選ぶと安心です。さらに、緊急用のマニュアルなどを準備しておけば、トラブル時でも営業を継続しやすくなります。

操作性と機能が不十分なPOSレジもある

POSレジは、製品によって操作画面や機能の充実度が大きく異なります。ボタン配置が分かりにくい、操作が直感的でないといった問題があると、かえって業務が停滞する恐れがあります。導入前にデモ機でスタッフと操作感を確認し、商品登録のしやすさ、レポートの見やすさ、多言語表示やモバイルオーダーとの連携など、現状と将来の運用に合った機能を備えているかを見極めましょう。

キャッシュレス決済に対応したおすすめのPOSレジとは?

キャッシュレス決済に対応したおすすめのPOSレジが、USENレジです。USENレジは、飲食店向けに特化したパソコンモニターのPOSレジで、スタイリッシュで省スペースなのでどのような店舗にも設置しやすく、操作も直感的で誰でもスムーズに利用することができます。
さらに、キャッシュレス決済サービスのUSEN PAYと連携することでクレジットカード、交通系IC、主要QRコード決済を一台の端末で処理をすることができ、会計業務がスムーズに行えます。
また、24時間365日の電話・駆け付けサポートやPOSレジ導入にはIT導入補助金も対象となっており、導入後のリスクと初期費用の負担を抑えられる点も大きな魅力です。

キャッシュレス決済に対応したPOSレジを導入しよう

キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入することで、店舗運営が効率化されるだけでなく、顧客満足度の向上や売上増加にも繋がります。また、インバウンド需要に対応できることやセキュリティ面での安心感も得られます。さらに、補助金を活用することで導入コストを抑えることができるため、キャッシュレス決済対応のPOSレジを導入し、現代の多様な決済ニーズに応える店舗運営を実現しましょう。

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