本屋（書店）でPOSレジを導入するメリット・デメリット！おすすめのシステムも紹介

POSレジとは

POS（Point of Sale）レジとは、商品の販売情報をリアルタイムで記録・管理するための「販売時点情報管理機能（POSシステム）」を搭載したレジのことです。

このシステムを利用することで、どの商品がいつ、どれだけ売れたかを自動で把握できます。さらに、売上データはサーバ上で一括管理され、分析によってさらなる運営改善に役立てることが可能です。

また、複数店舗の一元管理や在庫の適正化など、業務効率に特化した様々な機能を持つため、POSレジの導入は業務改善に非常に有効と言えるでしょう。

本屋や書店に必要なPOSレジの機能

本屋を効率的に運営するには、POSレジの導入が欠かせません。特に重要なのは、商品登録や売上管理、在庫管理、顧客管理、売上分析といった機能です。これらの機能がどのように役立つのかを見ていきましょう。

商品登録

商品を画像付きで登録できるPOSレジなら、新しい書籍を画像付きで登録が可能です。会計時に管理画面から商品を選ぶだけで済み、商品の把握が容易になります。

次々と新しい書籍が入ってくる本屋では、商品の把握が難しいため、この商品登録機能はうってつけの機能です。スタッフの負担が軽減され、業務効率の大幅な改善が期待できます。

売上管理

POSレジの売上管理機能は、売上情報を自動的に集計し、手作業によるミスや不正を防止します。また、レジ締め業務の効率化にも貢献し、時間の節約が可能です。

スタッフの作業負担が軽減され、店舗運営がスムーズになり、さらに正確なデータ管理も可能になるので、迅速な経営判断を行えるようになります。

在庫管理

在庫管理機能は、店頭で販売する商品の在庫数や棚卸の管理をします。POSシステムを導入すれば、バーコードをスキャンするだけで在庫量や陳列場所を瞬時に把握が可能です。

また、本部から売れ筋商品を把握できるため、人気商品の品切れ防止や不人気商品の在庫調整、価格の見直しも効果的に行えます。

顧客管理

顧客管理機能では、顧客情報を登録し来店履歴や購入履歴の管理ができます。顧客に対して個別のニーズに合わせたサービスやプロモーションを行うことが可能です。

クーポンの発行やポイントカード、顧客が購入したシリーズやジャンルの新刊入荷予定をお知らせするなどによって、顧客満足度の向上とリピーターの増加が期待できるでしょう。

売上分析

売上分析機能を使うと、購入データをグラフで見やすくしたり、CSVファイルで出力が可能です。どの商品がよく売れているか、どの時間帯に売上が多いかといった傾向の把握に役に立てることができます。

この機能を使って得られるデータを基に、店舗運営の改善を図ることが可能です。また、的確な経営判断を下すことで、売上向上も期待できます。

キャッシュレス決済

POSレジを決済端末に連携することで、各種コード決済やクレジットカード、電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応可能です。金額の二度打ちが不要となるため、入力ミスを事前に防ぎます。

また、顧客が使いやすい決済方法を選べるので、現金のみと比べて機会損失を低減でき、客単価のアップやリピート率の向上が期待できるでしょう。

セミセルフレジ

セミセルフレジを設置すると、現金会計のミスを防げるので、スタッフの作業負担が減らせます。会計時間も軽減できるため、顧客の待ち時間も短縮でき、店舗の運営がよりスムーズになります。

ただ、セミセルフレジの導入には、数十万円から数百万円の初期投資が必要なので、導入の際には費用と効果をしっかりと見極めましょう。

本屋にPOSレジを導入するメリット

本屋にPOSレジを導入することにより、様々なメリットがあります。レジ業務が効率化されるだけでなく、在庫管理も簡単になるため、豊富な在庫を扱う本屋では、特に効果を実感できるでしょう。

在庫管理が楽になる

本屋は膨大な書籍を扱っているため、POSレジを導入すれば在庫管理が格段に楽になります。

本屋では委託販売が基本なので在庫過多の心配は少ないですが、機会損失や万引き防止のため、在庫管理は重要です。POSシステムを使えば、バーコードをスキャンするだけで在庫量や陳列場所を瞬時に把握でき、在庫管理の負担が大幅に軽減されます。

売れ筋商品（トレンド）が分かる

POSレジの利用により、購入データが詳細に記録されるため、どの書籍がどの層に人気があるかが一目で分かります。

特に人気の書籍は追加で仕入れ、目立つPOPを作成して多くの人に注目してもらいましょう。また、人気商品の傾向を掴み、関連書籍を一緒に並べて相乗効果を狙えます。

全体的な業務改善に繋がる

POSレジの導入によって、手作業によるミスの減少が可能です。キャッシュレス決済で金銭の受け渡しミスが減り、売上管理機能を使えば、ボタン1つで簡単に締め作業が可能です。

こういった全体的な業務効率が大幅に改善されることで、人件費の削減や顧客サービスの向上に繋がり、人件費の費用対効果が高まります。

売上がリアルタイムで分かる

POSレジは売上データをリアルタイムで集計し、複数店舗の売上を即座に把握可能です。店舗ごとの売上状況を見比べ、立地や客層による売上の違いを確認できるため、適切な経営戦略を迅速に立てられるようになります。

リアルタイムのデータ管理が経営判断の精度を高められるので、売上や店舗運営の透明性がアップします。

顧客に沿った売り場が作れる

オーナーの経験則だけではなく、POSレジの購入データを活かして、顧客ニーズに基づいた売り場を作ることが可能です。例えば、特定の作家の書籍を目立つ場所に配置し、顧客の購買意欲を高められます。

また、季節やトレンドに合わせた商品の配置も有効です。顧客満足度を向上させ、リピーターの増加に貢献することができるでしょう。

本屋にPOSレジを導入するデメリット

POSレジの導入には多くのメリットがある一方、デメリットも存在します。

まず、導入には初期費用がかかることです。機器やシステムの購入費用、設置費用などが必要で、運用コストも考慮しなければなりません。

さらに、システムを使いこなすまでには時間がかかる場合があります。従業員が新しいシステムに慣れるための研修や、日常業務でのトラブル対応も必要です。

これらのデメリットを考慮し、導入を検討しましょう。

本屋のPOSレジで「USENレジ」が選ばれる理由

USENレジは、在庫管理機能が標準装備されているので、本屋にとってコストパフォーマンスが非常に優れています。入出庫管理や在庫数のリアルタイム把握などが簡単に行え、在庫管理の効率化が可能です。

また、充実したアフターフォローがあることも魅力的です。サポート体制が整っており、システムの導入から運用まで安心して任せることができます。オーナーは店舗運営に集中でき、業務効率の向上と経営の安定化に注力可能です。

まずは無料の資料請求から

POSレジの導入により、在庫管理や売り上げのリアルタイム把握など、多くのメリットがあります。特にUSENレジは、その豊富な機能と充実したサポート体制により、業務効率化と経営の安定に大きく貢献します。

詳しい情報や具体的な導入事例について知りたい方は、ぜひ無料の資料請求をしてみてはいかがでしょうか。