仕事の息抜きは社内のカフェ＆バーで。BGMと映像で心地よいひとときを。

まずは、Park! Cafe&Barのコンセプトを教えてください。

風間様　"公園で過ごすひとときのような、リラックスできる場所"をコンセプトに、2024年2月にこれまでの社員食堂から「Park! Cafe&Bar」にリニューアルしました。
TBSには「ときめくときを。」というブランドメッセージや、ソニックブランディング（音によるブランディング）があります。視聴者には、弊社のコンテンツに触れ「良い時間が過ごせた」と思ってもらいたい、と願っています。その「ときめくときを。」を提供するためには、先ず第一に、共に働く人たちがここで時を過ごすことにより「新しい発想が生まれた」、「仲間とコミュニケーションを取ってリラックスできた」というように、この場所で気持ちを切り替えて、よりよい仕事に繋げてもらいたいと考えました。

店内には落ち着いた雰囲気の音楽・映像が流れていますね。

風間様　利用者に仕事から一旦離れてリラックスしてもらうことが、計画当初からのこの場所の基本コンセプトです。社内外、様々な人たちと協働している中で、食を介して新たなコラボレーションが生まれるような場所に、そしてリラックスのために風の音や鳥のさえずり、美しい情景が視覚聴覚に訴えてくるような場所であって欲しいと考えました。USEN MUSIC Entertainmentの提案を受けたときに、BGMだけでなく、映像の面からも理想の環境が作れるのではないかと感じました。

映像選びで意識していることはありますか？

風間様　弊社が手掛ける番組やイベントのアイデアは四季の移ろいからも得られるものだと思いますので、春夏秋冬に合った自然の風景映像を流しています。映像を通して「次の長期休暇はここに行ってみたい！」「ここに家族を連れていきたい！」と、利用者に感じてもらえれば、新たなクリエイティビティが湧き出すのではないかと期待が膨らみます。
金子様　とくにヨーロッパの街並みは人気ですね。例えば、ローマのコロシアムの映像が流れたらみなさんの目がそちらに向くんですよ。「ここに取材で行ったことがある。いいところだったよ！」とカフェスタッフに話している方もいました。そのような楽しい会話が自然に生まれるとスペース全体の雰囲気もすごく明るくなります。

本当にずっといたくなるスペースですね。

金子様　以前の社員食堂は、"食事をするだけの場所"というイメージでした。ですが、今は、非日常を感じる映像に加えて、居心地のよいカフェミュージック、フュージョン、ボサノヴァといった音楽が流れています。その居心地のよさから確実に利用者の滞在時間は伸びています。
風間様　お食事の利用だけでなく、オンラインミーティングをしている方、ウェビナーを聞いている方、お客様と食事やお茶をしながら打合せをしている方がいて、使用用途の幅も格段に上がっています。これは音楽、映像を含めてリラックスできる環境を作れたからだと思います。
金子様　ちょっと仕事で疲れた時にここに来て、お茶を飲んで気分転換してから仕事に戻っていく方がたくさんいて、以前はあまり見られなかった光景なので、すごく良い場所になったと感じています。

このスペースでは社内イベントなども開催していると聞きました。通常営業時とは異なる活用方法も考えているのでしょうか？

風間様　例えば、花火大会がある日は花火の映像を流してみたり、今年（2024年）はパリ五輪があるので、その期間はフランスの映像を流すのはどうかと考えています。社内イベントの際に、リクエスト機能を使ってみんなでミュージックビデオで盛り上がる、という形も活用できそうです。
ここに来てくれた方々が仕事を忘れて純粋に楽しんでもらえる空間作りをUSEN MUSIC Entertainmentでできたら良いなと考えています。