- パブ/バー
- HUB東京ドームシティ ラクーア店 様


東京ドームの目の前にある「HUB 東京ドームシティ ラクーア店」。"お酒とスポーツ観戦が楽しめる"というイメージのあるHUBですが、ここラクーア店では店内にMV(ミュージックビデオ)を流せる「USEN MUSIC Entertainment」を導入してから、"音楽を楽しむPUB"という新たな使い方をする顧客層が増えているといいます。
HUBを展開する株式会社ハブ 販売企画開発部 松田英作さんと、ラクーア店 店長の佐々木駿さんにお話を伺いました。
課題
- スポーツ観戦以外にも、「音楽を楽しめるPUB」として集客の幅を広げたい
導入の決め手
- 権利処理がされたアーティストのMVを流すことができる
成果
- 楽曲のリクエスト機能で顧客満足度が上がり、滞在時間が延びた
- 休憩に寄る場所ではなく「楽しみに訪れる場所」に。店に活気が生まれた
「音楽」と「スポーツ」、それぞれのファンに居心地のいい空間
HUBさんの店内には、たくさんのモニターが設置されていますよね。
店長 佐々木さん:
はい。ラクーア店では、東京ドームでアーティストのライブが開催される日は、ライブ前後の時間帯にそのアーティストのMVを流しています。
ライブ前の待ち合わせに寄ってくれたお客様にはMVで気分を上げてもらい、ライブ後のお客様には熱気が冷めやらぬままお店で余韻に浸ってもらう、そんな使い方をしています。

以前からそういうことをしたかったのですが、好きに選曲してMVを流すのは、著作権の関係から難しく、諦めていました。
ですが「USEN MUSIC Entertainment」は曲単位で選んだり、そのアーティストだけのMVを流すこともできるので、まさにやりたかったことができています。
販売企画開発部 松田さん:
MVのリクエスト機能もお客様から好評で、多いときには十曲以上ものリクエストが入ります。
自分のリクエストしたMVが流れるまではお客様も退店したくないようで、自然と滞在時間が延びていますね。
顧客体験の価値を上げるために試行錯誤する中、このリクエスト機能はお客様からの反応もよく、口コミサイトにも好意的に記載いただいています。
とても楽しんでくださっているようなので、顧客満足度はかなり高いと感じています。

アーティストのライブがない日は何を流していますか?
販売企画開発部 松田さん:
他のHUBの店舗と同じように、スポーツを映しながら、店内にはBGMを流しています。
元々HUBでは、コロナ禍を経て深夜帯の売り上げが減ってしまった時期に、スポーツによる夜の集客を強化しました。
若者や外国人客が多い繁華街エリアの店舗では、「店舗・施設向け U-NEXTサッカーパック」で深夜に放映されているプレミアリーグを流しています。

時間帯や客層によってコンテンツを変えているんですね。
店長 佐々木さん:
はい。ラクーア店は、東京ドームが近いのでお客様も全国からいらっしゃいますし、目的もそれぞれです。遊園地や買い物の合間に立ち寄ったり、会社帰りのビジネスマンや、大学も近いので学生さんも多くいらっしゃいます。
来店される幅広いお客様層、状況によって空間演出を使い分けています。
休憩に立ち寄る場所から「楽しみに訪れる場所」へ
多様な客層が来店するHUBさんですが、今後はどのように展開していきたいですか?
販売企画開発部 松田さん:
ここラクーア店のように「音楽が楽しめるPUB」という店舗を増やせたら、もっとお客様層が広がるかもしれません。
現在はスポーツを流している店舗が多いのですが、以前は店内にジュークボックスを設置していたこともありました。
HUBのコンセプトである「英国PUB」の本場は、UKミュージックが流れていて、ライブミュージックも聴けたりと、音楽との親和性があるんです。当社としても、音楽を集客につなげられればおもしろいと、ずっと考えていました。

店長 佐々木さん:
先日、ライブ後のお客様が多く来店された際、そのアーティストのMVを流したら合唱が始まり、ペンライトをかざす方もいて、まるで小さなライブハウスのようになったんです。
お客様の熱気でこちらもテンションが上がるといいますか、HUBが理想としている「お客様との一体感」のようなものを味わいました。
単に休憩に立ち寄るお店ではなく、お客様が「楽しみに訪れる場所」になったようで嬉しいです。
スポーツで湧く店舗もあれば、音楽で盛り上がる店舗もある。HUBがそんな場所になっていけたらいいですね。
取材日:2025年7月 2日
- 掲載内容は取材当時のものです
- 導入サービス:
HUB東京ドームシティ ラクーア店
販売企画開発部 松田英作 様、店長 佐々木駿 様
東京都文京区春日1-1-1 ラクーア1F
