"人にしかできないサービス"に
注力するための配膳ロボット

国産牛焼肉食べ放題 肉匠坂井 入間店
レストラン
国産牛焼肉食べ放題 肉匠坂井 入間店 様
導入サービス:
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国産牛焼肉食べ放題 肉匠坂井 入間店 様

目次

  1. お客様へのサービスに注力するための配膳ロボット
  2. 配膳ロボット導入後にスタッフ数が増加
  3. 配膳も下げ膳もロボットをフル活用
  4. 作業が減ったからこそお客様の顔が見える!

埼玉県入間市にある郊外型店舗の焼肉店「肉匠坂井」。こちらの店舗では、国産牛焼肉食べ放題を目玉にしており、肉の匠「肉職人」が手切りで厳選したこだわりのお肉を楽しむことができます。また、上質な接客サービスやゆっくりと焼肉に舌鼓を打てるように設計された広々とした座席も特徴のお店です。
今回、焼肉坂井ホールディングス 第一営業本部/さかい事業部 肉匠坂井第2営業部 部長の結縄さん、入間店 店長の八束さんに配膳ロボット導入の経緯や、メリット等をお聞きしました。

お客様へのサービスに注力するための配膳ロボット

結縄部長:配膳ロボットの導入を検討したきっかけは、コロナ禍での採用難でした。人手不足はサービスの低下に繋がりかねませんので、「簡単な作業はロボットに任せてみてはどうか」という話が社内で挙がりました。
また、弊社は店舗DXを積極的に進めていて、「ソリューションサービスで業務工数を削減して、お客様へのサービスに割く時間を増やそう」というスタンスでいます。なので、配膳ロボットは人手不足の穴埋めとしてではなく、スタッフの作業負担を少しでも減らして、人にしかできないサービスに注力するために導入しました。

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八束店長:当店の業態は「焼肉食べ放題」です。配膳スピードが落ちれば当然お客様をお待たせしてしまうことになりますし、「食べ放題なのにお肉が提供されない!」「時間稼ぎをしている」などと口コミサイトに書かれてしまうとお店の評判にも影響します。

結縄部長:スピーディーな提供でサービスの質を安定させるという意味でも配膳ロボットの導入は自然な流れだったと思います。

配膳ロボット導入後にスタッフ数が増加

結縄部長:配膳ロボット導入以前は、採用難でスタッフのみんなが作業に追われ、ギリギリの状態で仕事をしている時がありました。この状況が続くと、スタッフの離職にも繋がりますし、作業に追われればお客様に対しても気配りができなくなり、サービスの低下に繋がってしまいます。しかし、配膳ロボット導入後はスタッフの連続出勤等も軽減され、ひとりひとりが余裕を持った行動をとれるようになりました。余裕が生まれると丁寧な接客が行えたり、空いた時間で店内を掃除したりなど、お客様の方を向いた接客、準備ができるようになります。
また、良い職場環境を構築できたことで、スタッフの数も以前より増やすことができています

八束店長:配膳ロボットの導入でスタッフ教育も大きく変わりました。新しいスタッフが入ってきたらまずは配膳ロボットの使い方を覚えてもらうことにしています。これは「配膳ロボットに料理を運んでもらって、空いた時間で私たちにしかできない仕事をやっていこう」という方針を伝える意図もあります。
難しい操作もないので、すぐに使い方を覚えてもらえています

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結縄部長:年末年始や春頃はスタッフの入れ替えが起きる時期でもあり、求人募集を考えなければなりませんが、「当店は配膳ロボットを導入しているので、作業負担が少ないです」などと、求人に付け加えればスタッフが集まりやすくなるかもしれないですね。今度試してみようかなと思っています。

配膳も下げ膳もロボットをフル活用

結縄部長:当店が関東圏内で配膳ロボットの使用回数が上位だとお聞きしましたが、その要因としては、もともと売上げが高い店舗だったというのもあると思います。人手不足の中、来店数が多い店舗で売上げをしっかりと確保しようと思ったら配膳ロボットの力は必須でした。

八束店長:導入当初はひたすら使っていたので、2度ほど充電切れを起こしてしまったことがありました。なので、今はこまめに充電するようにしています。
食べ放題の時間内の動きは、注文が入る前半はお肉を運ぶ作業が中心で、料理の注文が減ってくる後半は下げ膳がメインになります。「ロボットを使わなければもったいない!」じゃないですけれど、営業時間中は配膳も下げ膳もフル稼働しているので、それも使用回数を伸ばしている要因かなと思います。

フル稼働してもらっていますが、これといったトラブルもなく元気に稼働していますよ。

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結縄部長:これから新規出店する際は配膳ロボットの待機場所だったり、充電する場所だったり、複数台稼働させることだったりなど、ロボットを活用する前提でお店作りを考える必要があるのかなと思っています。それだけ配膳ロボットが大きな戦力になっています。

作業が減ったからこそお客様の顔が見える!

八束店長:配膳ロボットはここ1、2年で急激に認知されたと思います。お客様もとくに使い方に困っている様子もありません。
また、当店は郊外型の店舗ということもあり、ファミリー客もたくさんいらっしゃいます。以前、小さなお子さんがいらっしゃるお客様から「配膳ロボットで運んで欲しかった」と言われたことがあり、それ以来、お子様がいらっしゃるテーブルには基本的に配膳ロボットに運んでもらっています。

結縄部長:こういったことができるのも、作業負担が減ったことで、お客様の顔をしっかりと見られる環境になったからだと思います。

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取材日:2023年9月12日

  • 掲載内容は取材当時のものです
導入サービス:

国産牛焼肉食べ放題 肉匠坂井 入間店 様

埼玉県入間市野田下郷636-1
座席数:144席、従業員数:46名(社員数2名)