STB(セットトップボックス)とは?デジタルサイネージにおける役割や機能

STB(セットトップボックス)とは?
デジタルサイネージにおける役割や機能

2024/04/24

STB(Set Top Box 、セットトップボックス)とは、画像や音楽などのコンテンツを受信し、ディスプレイやスピーカーにコンテンツを出力させるための機材のことです。元々はテレビの上に置いて使用したことから、その名がつきました。 STBの種類や機能、デジタルサイネージ用のセットトップボックスの選び方を紹介します。

目次

  1. 1. STB(セットトップボックス)とは?
  2. 2. STBの種類
  3. 3. STBの機能
    1. 3-1. 遠隔で一括操作ができる
    2. 3-2. ディスプレイの放映スケジュールを管理する
    3. 3-3. 画面レイアウトを管理する
    4. 3-4. ディスプレイの無人運用
    5. 3-5. マルチディスプレイ表示をする
  4. 4. STBを導入するのがおすすめのケース
  5. 5. デジタルサイネージ用のSTBを選ぶ基準
    1. 5-1. 持ち運びができるサイズか
    2. 5-2. 安定して稼働するスペックか
    3. 5-3. Webページを表示できるか
    4. 5-4. 動画・画像の画質がよいか
  6. 6. 用途に合わせたSTBを見つけよう

STB(セットトップボックス)とは?

STB(セットトップボックス)とは?

STB(Set Top Box、セットトップボックス)とは、動画や音楽などのコンテンツを受信し、ディスプレイやスピーカーに出力するための機材です。コンテンツをWi-Fiや有線LANを通じてインターネット経由で受信し、デジタル信号にデータを変換して、HDMIケーブルで接続したディスプレイなどの機器から出力します。

STBという名前は、元々はテレビの上に設置される箱状のものであったことから付けられました。現在では、デジタルサイネージのような出力機器に用いられることも多いです。その場合、STBは出力機器の上ではなく裏側や横に設置されることも少なくありません。また、USBメモリのようにコンパクトな形状のものもあります。

デジタルサイネージでは、ディスプレイ1台につきSTBが1つ取り付けられていることが一般的です。STBを取り付けることで、複数のデジタルサイネージに一元的にコンテンツを配信することが可能になります。

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STBの種類

STBの種類

STBには、画質やストレージの容量、サイズ、起動時間、通信方式(Wi-Fi・有線LAN)などによってさまざまな種類があります。たとえば、高機能モデルの中には、タッチパネル向けのコンテンツや4K動画に対応しているものなどもあります。どのような出力機器に接続するのか、また、今後どのように使うかも考えてSTBの種類を選ぶことが大切です。

詳しくは後述しますが、デジタルサイネージのSTBを選ぶ場合は、次のポイントにも注目してください。

◎ポイント
  • 出力解像度(FHD,4K)
  • 対応する通信規格(Wi-Fi、有線LAN、SIMカード)
  • 搭載しているOS(Windows、Android)

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STBの機能

STBはコンテンツの入力・出力をシームレスにつなぐだけでなく、管理や運用の機能も果たします。主な機能を紹介します。

遠隔で一括操作ができる

STBがあればデジタルサイネージをインターネットと繋げるため、遠隔からでも配信できます。そのため、複数の店舗のコンテンツもパソコン一台で管理でき、USBメモリなど記録媒体を直接差し替える手間が減ります。コンテンツの更新も素早く対応できるでしょう。

ディスプレイの放映スケジュールを管理する

あらかじめコンテンツを表示させるスケジュールを決めておくことで、コンテンツを表示する順番を設定できます。たとえば、セールの時間に合わせてセール情報のコンテンツを表示したり、ランチやディナーの時間帯に合わせてそれぞれのメニューを表示することも可能です。

画面レイアウトを管理する

多機能型のSTBなら、画面の中をフレームで区切って複数のコンテンツを同時に表示することも可能です。メインのコンテンツを表示しつつ、画面の下端に補足情報を放映すれば、よりユーザーに役立つ情報を届けられます。たとえば美容院なら、イメージ画像をメインコンテンツとして表示しつつ、画面下に予約状況をテロップとして流すといった使い方ができるでしょう。

マルチディスプレイ表示をする

高機能モデルのSTBの中には、マルチディスプレイ表示に対応しているものもあります。マルチディスプレイ表示とは、複数のディスプレイを使って一つの大きな映像を映す表示方法で、公共の場所などの広い空間でインパクトのある映像の提供が可能になります。また、画面ごとに異なる映像を映すこともできます。

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STBを導入するのがおすすめのケース

実際のところ、STBがなくてもデジタルサイネージは利用できます。しかし、下記のいずれかのケースに該当するときは、STBを導入する方がおすすめです。

  • デジタルサイネージの台数が多い
  • コンテンツの更新頻度が高い

STBがないと、ディスプレイごとにUSBメモリーを差し替えるなどの作業が発生します。STBがあれば入力・データ変換・出力をシームレスに行えるだけでなく、離れた場所でも一括操作が可能です。

デジタルサイネージ用のSTBを選ぶ基準

デジタルサイネージ用のSTBを選ぶ基準

STBにはさまざまな種類があるため、用途や接続機器によって適切なものを選ぶことが大切です。ここでは、デジタルサイネージ向けのSTBを選ぶポイントを紹介します。

安定して稼働するスペックか

STBは無人かつ長時間稼働できる点がメリットですが、すべてのSTBが安定した稼働が可能というわけではありません。長時間安定した稼働を可能にするためにも、十分な性能があるか、耐久性は優れているかなど、スペックが高いものを選びましょう。

Webページを表示できるか

作成したコンテンツだけでなく、Webページも表示できると、コンテンツの幅が広がります。たとえば、天気予報やニュース、緊急速報などを適時表示すれば、有益かつ必要性の高い情報の提供が可能です。ユーザーの視線を集めるだけでなく、満足度向上にもつながります。

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動画・画像の画質がよいか

STBによって、表示可能な画質、解像度が異なります。ディスプレイが大きいほど画質の粗さが目立ち、コンテンツの魅力が十分伝わりません。よりよい画質で表示させたいときはFHDや4K動画再生に対応したものを選びましょう。

せっかく高画質に対応したSTBでも、クオリティの高いコンテンツを制作するのが難しいと思う場合もあるでしょう。USENのデジタルサイネージでは、無償コンテンツをご利用いただけます。さらに、手間をかけずにハイクオリティなコンテンツを制作したいときには、コンテンツ制作代行サービスもご利用ください。

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用途に合わせたSTBを見つけよう

デジタルサイネージ向けのSTBを選ぶときは、搭載されているOS、連続稼働性、Webページ表示対応、解像度などに注目して用途に合ったものを選ぶことが大切です。優れたコンテンツを表示するためには、デジタルサイネージ用ディスプレイそのものにも注目しましょう。またハイクオリティなコンテンツを簡単に編集できるPCソフトやアプリがあれば、より高い集客効果や広告効果を期待できます。

STBを貸与品としている「USENサイネージ」なら、デジタルサイネージに適したSTBを簡単に導入していただけます。また、USENへコンテンツ制作もご依頼していただけます。コンテンツ制作に慣れていない方にもご利用いただけるでしょう。万が一、STBが故障してしまった際にはSTBの無償交換ができ、多くの台数を長期連続利用する場合にも安心です。ぜひご検討ください。

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