不動産業者がWi-Fiサービスの代理店として儲けを出せる4つの理由
2019/01/14
今や仕事の必需品となったPCやスマートフォン。出先でも快適に使用するためにはWi-Fi環境は欠かせません。無料Wi-Fiスポットが増えたとはいえ、いざ使いたい時にインターネット回線が整っておらず困った経験がある人は少なくないでしょう。リモートワークやPCを介した仕事をしているビジネスマンは、出先でポケットWi-Fiの充電が切れてしまい仕事が滞ってしまう…というストレスもあるでしょう。それだけインターネット回線は私たちの生活と切り離せなくなってきているのです。
今回はそんなWi-Fiサービスに関して、不動産業者がWi-Fiサービスの代理店に適している理由を解説します。
Wi-Fiサービスの代理店とは
Wi-Fiサービスの代理店とは、Wi-Fiを提供している通信業者の看板を借りて、通信業者の代わりにWi-Fiサービスを提供する中間業者のことです。Wi-Fiサービスの代理店となり、店舗でインターネット回線を提供することで、利用顧客の満足度を上げることはもちろん顧客の集客を後押しすることも可能です。Wi-Fi環境のことで困っている知り合いがいれば、代理店としてWi-Fiサービスを紹介し、自身の収入につなげることもできます。
さまざまな業界がWi-Fiサービスの代理店に注目していますが、今回は不動産業者がWi-Fiサービスを使うことのメリットや注意点をご紹介していきます。
不動産業者がWi-Fiサービスを扱うと良い4つの理由
不動産業者というと、街中に複数存在する賃貸営業の不動産屋さんや、家の投資・売買を専門的に行っている企業があります。それらの不動産業者がWi-Fiサービスを扱うことのメリットを見ていきましょう。
1. 効率よくWi-Fiサービスの提案ができる
いちばんメリットを感じやすい点として、Wi-Fiサービスを提供することは顧客の集客に直結することが考えられるでしょう。オリンピックに向けて、多くの外国人が訪日しているので、外国人にとってもWi-Fiサービスは非常に注目されやすいです。
日本は外国に比べてまだまだフリーのWi-Fiスポットが少ないので、集客効果を狙うことができます。空き店舗を探しているお客様に賃貸契約と併せて集客効果の高いWi-Fiサービスを提案できるので不動産業者にとってもお客様にとってもスムーズに話しが進められることがメリットです。
ちなみに、Wi-Fiにはパスワードを入力して利用するものも多いですが、初期設定をすればすぐ利用できるような簡易的なWi-Fiサービスを提供している業者もあります。小さなことですが、いちいちパスワードを確認して入力せず、ワンクリックでネットが使えるとかなりストレスフリーでしょう。
2. 働いている社員も自由にインターネットを利用できる
顧客はもちろんのこと、そこで働いている社員にとってもインターネット環境が整っていることは非常に有難いことでしょう。仕事上、メールのやり取りやデータの重たいファイルを送受信する際、Wi-Fiがあれば安心ですし、休憩中やちょっとした時間にスマートフォンを利用する人が大多数のため、社員のための福利厚生としてメリットとなります。
3. 工事が簡単ですぐに取り入れられる
昔は有線LANケーブルを使った、大きなデスクトップのコンピューターがメジャーでしたが、ここ数年で全ての端末が軽量化されています。Wi-Fiも、ご存知のとおりポケットに入るサイズが主流ですし、店舗に設置する際も小型の機械を取り付けるだけなので1日もかかりません。
開業準備で忙しい人でも、外回りが多く店舗に長くいられない人でも、スムーズに取り付け工事ができることは大きな魅力ですね。
有線でインターネット回線を取り入れようとすると、どうしても配線が気になります。無線のWi-Fi環境は、利用できるエリアも広く、配線場所も気にせずストレスフリーな点がメリットでしょう。
Wi-Fiサービス提供業者の中には、各プロバイダと提携している業者もあるので、個人で面倒なプロバイダ手続きを行う必要はありません。
4. 本業との相乗効果が望める
Wi-Fiサービスのみを取り扱おうと思うと、お客様に知っていただけるように営業をかけなくてはいけません。しかし、本業の不動産業には店舗テナントを探しにくるお客様などが多くいるので自然な流れでWi-Fiサービスを紹介することができます。このように本業のついでに代理店収入を得られるようになります。
また、代理店としてWi-Fiサービスの相談に乗っていたら本業の契約に繋がるというケースもあるでしょう。不動産以外の相談もできるとなるとお客様から利便性がよい不動産だと認識してもらえ、安心感や信頼が高まります。このように、本業との相乗効果が望めるのです。
Wi-Fiサービスの代理店になる際の注意点
ここまで、Wi-Fiサービスの代理店になることのメリットを見てきました。たくさんのメリットがあるので、今すぐにでも取り入れたいと思う方も少なくないでしょう。しかし、良いことばかりではなく、Wi-Fiサービスの代理店になるときの注意点もしっかり確認してください。
・利用するときの費用
Wi-Fiサービスの代理店の契約をするときに、契約金や代理店登録料がかかりそうなものですが、無料でWi-Fiサービスの代理店になることができて、自社のクライアントや知り合いの方にWi-Fiサービスを紹介するだけで、契約に至った際に紹介手数料が発生するシステムになっている代理店も存在します。インターネット回線開設工事や手続きに関しても手間いらずで、大元の通信業者が手配してくれるので非常に簡単です。
また、Wi-Fiを取り入れたあとの月額費用は安いところで月2000円程だそうです。プラス数百円支払えば、外国人向けに翻訳サービスを提供するといったユニークなサービス提供をしている業者もあります。金額面、サービス面は各社比較検討してみてください。
・特定のキャリアしか使えない場合は注意しよう
スマートフォンであれば大手キャリアと、近年伸びてきた格安スマホがありますが、これらのキャリアにきちんと対応しているかしっかり確認しましょう。
キャリアを特定してしまう=顧客の幅を狭めてしまうことになりかねません。
・プロバイダの手配や備品手配をしてくれるか
プロバイダの設定も任せられるとお伝えしましたが、必ずしもすべての業者がプロバイダの手配を行ってくれるわけではありません。インターネットを利用するには、Wi-Fi環境だけではなくプロバイダの契約も不可欠です。1度にすべての設備設置、手配を行ってくれるWi-Fiサービス提供業者を選ぶことが大切です。
不動産業者はWi-Fiサービスの代理店になって売り上げアップを目指せる
不動産業者はWi-Fiサービスの代理店に適しており、そうなることで売り上げアップが期待できます。
ただ、せっかくWi-Fiサービスの代理店となるからには、来店した顧客がそのことを知らなかったら意味がありません。Wi-Fiが使えることを告知する販促ツール(店内ポスター、POP、シール等)といった備品も用意してくれる業者もあるので、これらの付帯サービスもチェックしてから代理店になりましょう。
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