「業務が属人化している」「ピーク時に対応が追いつかない」「新人育成が進まない」といったオペレーション上の課題は、店舗の収益や顧客満足度に直結するため、早急な改善が求められます。
本記事では、店舗オペレーションの基本、改善に取り組むメリット、具体的なステップ、さらに業務効率を高めるデジタルツールの活用まで詳しく解説します。効率的な店舗運営を目指すために、ぜひ参考にしてください。
目次
店舗オペレーションとは?基本をおさえよう

店舗オペレーションとは、端的に言うと「日々の業務の流れや仕組み」のことです。店舗の規模やスタッフの人数によって最適なオペレーションは異なり、ワンオペや少人数で店舗を運営する場合には、オペレーションの確立が特に重要です。
ここでは、店舗オペレーションの定義と目的、そして業種ごとの具体例をご紹介します。
店舗オペレーションの定義と目的
店舗オペレーションとは、開店準備から閉店後の業務まで、店舗運営に関わる一連の業務プロセスを指します。オペレーションの整備や標準化を進める目的は、各業務を無駄なく、スムーズに進めるためです。
効率的なオペレーションが確立されていれば、ピーク時間帯や繁忙期でも業務の滞りを防ぐことができます。その結果、顧客満足度の向上やスタッフの負担軽減など、様々な効果が期待できます。
店舗オペレーションの具体例
以下は、代表的な業種別オペレーションに含まれる主な工程の例です。
【飲食店】
◆フロアオペレーション
- 開店前の準備(テーブルセッティング、釣銭の準備、備品チェックなど)
- お客様のご案内
- 注文受付
- キッチンへの連携
- 配膳
- 会計(レジ締め、日報や売上報告など)
- フロアやテーブルの清掃 など
◆キッチンオペレーション
- 料理の仕込み
- 調理
- 盛り付け
- 洗い物
- キッチン内の清掃 など
◆バックヤードオペレーション
- 食材や備品の管理・受発注
- 店舗の衛生管理
- 予算・売上・出入金管理
- 勤怠管理 など
【小売店】
- 商品の陳列
- 在庫管理・受発注
- 接客
- 会計
- 売上管理
- 棚卸
- 清掃
- バックヤードの整理 など
【美容サロン】
- 予約確認
- 受付対応
- カウンセリングおよび施術準備
- 施術
- 次回予約の促進
- 商品販売
- 清掃
- 備品補充・棚卸 など
このように業種によって求められる工程は異なるため、店舗ごとに最適なオペレーションを確立し、無駄のない業務フローを整える必要があります。
店舗経営においてオペレーションが重要な理由

店舗経営においてオペレーションが重要とされるのは、業務効率と顧客満足度の両方に直結するためです。スムーズな接客や迅速な会計処理、的確な在庫管理などを実現できれば、待ち時間の短縮や品切れの防止に繋がり、サービスへの満足度も向上します。
一方、オペレーションに不備があると、混雑時の対応が滞るなどの問題が発生しやすくなります。無駄な作業や動線の悪さはスタッフの負担を重くし、結果として離職や人手不足に繋がるリスクも無視できません。
そのため、業種や店舗規模、スタッフの人数などに応じて最適なオペレーションを設計することが、安定した店舗運営を実現する鍵となります。
店舗オペレーションの改善が必要な具体例
まずは、自店舗のオペレーションに課題がないかを確認することが重要です。以下のチェックリストに該当する項目がないかを確認してみてください。ひとつでも当てはまる項目があれば、店舗オペレーション改善の余地があります。
- スタッフごとに業務手順や方法が異なる
- 1人でも欠勤が出ると業務が回らない
- 新人教育に過剰な時間を要している
- ミスやクレームが頻発している
- 業務フローが複雑で習得しづらい
- 適切な売上・在庫管理ができていない
- 手書きやExcelによる非効率な管理が多い
よくある店舗オペレーションの課題
ここでは、多くの店舗で見られる代表的なオペレーションの課題をご紹介します。自店舗の運営状況を振り返りながら、当てはまる項目がないか確認してみてください。
業務の属人化
業務の属人化とは、特定のスタッフにスキルや知識が集中し、そのスタッフの不在時に業務遂行が困難になる状態のことです。他のスタッフに十分に情報が共有されていないため、シフト調整が難しくなり、日々の運営に支障をきたしやすくなります。
この状態を放置すると、特定業務の停滞やお客様対応のミスなどに繋がるリスクが高まります。一部のスタッフに業務が偏っている状態は、店舗運営全体にとって大きなリスクといえます。
シフト体制の偏り
オペレーションが明確に整備されていない状態では、シフト体制が担当者の勘や経験に頼った内容になりやすく、偏りが生じる原因となります。例えば、繁忙時間帯に人手不足が生じたり、反対に閑散時間帯に人員が過剰になったりするといった非効率が発生しがちです。
このような状態は人件費がかさむ原因になるだけでなく、繁忙時に十分な対応ができずサービス品質が低下するリスクもあります。
マニュアルや教育体制の不備
業務マニュアルが整備されておらず、教育体制が属人的かつ場当たり的になっている店舗では、「基本的な作業手順が曖昧」「教える内容がスタッフによって異なる」などの混乱が生じてしまいます。
その結果、新人スタッフの戦力化に時間がかかり、教育の非効率さが目立つようになります。また、教育が不十分なまま業務に従事させられるのは新人スタッフへの負担が大きく、早期離職に繋がりかねません。
さらに、サービス品質のばらつきによって店舗への印象が悪化し、顧客満足度の低下を招く要因にもなります。
アナログ管理による注文や在庫管理のミス
手書きのメモや口頭指示によるアナログなオペレーションを行っている店舗では、伝達ミスなどが生じる原因となります。具体的には、「オーダーメモを渡し忘れて料理の提供が遅れた」「口頭連絡の際に在庫数を聞き間違え、適切な量を発注できなかった」といったケースです。
こうしたミスは顧客満足度の低下を招くだけでなく、食材ロスや過剰発注による運営コストの増加にも繋がるため、早急な改善が求められます。
トラブル対策が不十分
お客様同士の言い争いやクレーム、無銭飲食、万引きといった突発的なトラブルは、店舗の規模や業態を問わず避けられないリスクです。想定されるトラブルに関しては事前に対応マニュアルを整備し、標準化された手順をスタッフ間で共有しておかなければなりません。
対応手順が曖昧な状態では判断が遅れるだけでなく、対応のばらつきによって被害やクレームの拡大を招く恐れがあります。
店舗オペレーションの改善によって期待される効果

店舗オペレーションの改善に取り組むと、店舗全体のサービス品質や業務効率を高める大きな効果が期待できます。ここでは、特に注目すべき7つの効果をご紹介します。
業務効率化
オペレーションを整理してマニュアルをスタッフに共有することで、非効率な作業や優先順位の曖昧さが解消されます。これにより、スタッフは決められた流れに沿って働けるようになり、作業時間の短縮や二度手間の削減などが可能です。結果として、店舗全体の業務効率が格段に向上し、ピーク時間帯にも余裕をもってスムーズな対応ができるようになります。
顧客満足度の向上
効率的な店舗オペレーションは、接客スピードや業務の正確性を向上させ、待ち時間の軽減やスムーズなお客様対応を実現します。お客様を待たせることなく、一貫したサービス品質を提供できるため、顧客満足度の大幅な向上が期待できるでしょう。その結果、リピート率の向上やポジティブな口コミ評価の増加にも繋がり、店舗の評判や売上の安定化にも貢献します。
労働環境の改善
明確な業務フローと適切なシフト体制が整備されていると、「作業内容が不明確」「人手が足りず業務負荷が大きい」といった不安や負担が少なくなり、精神的にもゆとりを持って業務を進められるでしょう。これにより労働環境が改善され、職場定着率の向上や離職率の低下が期待できます。
スタッフ教育の効率化
オペレーションが標準化されていると、新人スタッフへ一貫性の高い教育を実施でき、早期の即戦力化が期待できます。適切な教育が受けられる環境は、新人スタッフの心理的な負荷も軽減し、結果として定着率の向上にも繋がります。人手不足や新人定着率の低さに悩んでいる店舗にとっては、これも大きなメリットでしょう。
迅速なトラブル対応
あらかじめ想定されるトラブルへの対応手順を整備しておくことで、問題発生時にも冷静かつスピーディーに対応できます。例えば、「クレーム発生時には店舗責任者に早急に報告して判断を仰ぐ」というフローが確立されていれば、スタッフは落ち着いて対処できるでしょう。このような対応マニュアルの整備と共有は、被害の拡大を抑えるだけでなく、お客様やスタッフに安心感を与え、店舗全体の信頼性を高める効果もあります。
サービス品質の均一化
確立された業務フローや接客マニュアルがあれば、スタッフの経験やスキルの差によるサービスの品質のばらつきを抑え、全体のサービスレベルを向上させることができます。また、複数店舗を展開している場合は、どの店舗でも均一のサービス品質を保ちやすくなるのも大きなメリットです。
円滑な業務改善
オペレーションが明確になっていると、問題発生時にプロセス内の原因箇所を特定しやすくなります。原因の早期特定によって改善計画が立てやすくなり、PDCAサイクルを効率的に回せるでしょう。また、業務フローの定期的な見直しを習慣化しやすくなり、業務効率やサービス品質の継続的な向上に繋がります。結果として、店舗全体のパフォーマンス強化や競争力アップにも貢献します。
店舗オペレーションを改善するための基本ステップ

店舗オペレーションの改善に取り組む際は、以下の基本ステップを順に進めるとスムーズです。
- 現状のオペレーションを可視化する
- 課題を洗い出す
- 店舗オペレーションを再設計する
- マニュアルを作成してスタッフに周知する
- 必要に応じて改善を続ける
それぞれのステップで取り組むべき内容について、以下で解説します。
現状のオペレーションを可視化する
まずは、現状のオペレーションを客観的に把握しましょう。実際に店舗でスタッフの動きを観察したり、時間帯ごとの業務の流れを記録したりして、業務フローを可視化してください。可能であれば、マネージャーやオーナー自らが現場に立ってオペレーションに参加すると、これまで見えていなかった業務上の課題やスタッフの負担を体感できます。
こうした視察や体験によって、業務の停滞や作業が非効率化するポイントがリアルに見えてくるでしょう。
課題を洗い出す
次に、可視化した業務フローをもとに課題を具体的に洗い出していきます。「動線が長過ぎる」「業務が重複している」など、業務効率が低下しがちなポイントを整理しましょう。
課題の洗い出しには、現場スタッフへの聞き取りも非常に有効です。日々の業務で感じる小さなストレスや「ここが改善されれば業務が楽になる」という率直な意見は、実践的な改善策を練るための重要なヒントになります。
店舗オペレーションを再設計する
オペレーション上の課題を洗い出したら、スムーズで効率的な業務フローと運営ルールを整備しましょう。現場で感じた問題点を踏まえ、作業を整理・再構築することが大切です。
このステップでも、現場スタッフの声を参考にすると効果的です。再設計した業務フローで既存の課題を本当に解消できるのか、また作業しづらい箇所がないかなどを聞き取りましょう。必要に応じて現場でシミュレーションも重ねながら、現実的で再現性の高いオペレーションになるよう整えていきます。
マニュアルを作成してスタッフに周知する
最適なオペレーションを整理したら、分かりやすいマニュアルにまとめて全スタッフに共有しましょう。図やイラストを取り入れると、新人スタッフでも内容を直感的に理解しやすくなります。マニュアルの配布だけでなく、実演や講習会を通じて実際の作業を体感してもらうことも大切です。
オペレーション改善に合わせて新しい機器やソフトウェアを導入する場合は、サービスベンダーからマニュアルや操作レクチャーが提供されることがあります。この場合は、ベンダーの操作レクチャーの内容をスタッフ間で共有できるよう体制を整えたり、サービスベンダーから提供されるマニュアルを手に取りやすい場所に設置したりすると、より効果的です。
必要に応じて改善を続ける
新しいオペレーションをスタッフに周知したら、実際に運用を開始します。一定期間運用した後は、想定通りに機能しているか、現場での問題や改善点がないかを丁寧に確認しましょう。課題が見つかったら速やかに改善策を講じ、PDCAサイクルを回しながら最適な運用体制になるよう対応を続けます。
店舗オペレーションの改善ポイント「やめる」「へらす」「かえる」

店舗オペレーションを改善する際は、「やめる」「へらす」「かえる」という3つの視点を意識することが重要です。これらのポイントについて、以下で詳しく解説します。
不要な業務を「やめる」
無駄のない店舗オペレーションを実現するには、まず本当に必要な作業かどうかをひとつひとつ見直すことが重要です。一見重要そうに見えても、実際には省いても大きな問題のない作業が見つかるかもしれません。
例えば、始業前の細か過ぎるチェック項目や過剰な備品点検などは、必要最低限の時間に短縮したり、省略できる可能性があります。効率的な店舗運営に向けて、思い切って一部の作業を「やめる」という選択肢も検討してみましょう。
業務の量を「へらす」
作業を「やめる」ことが難しい場合でも、量を「へらす」ことで効率化できるケースは少なくありません。例えば、手書きの注文管理をハンディ端末や専用システムに切り替えると、作業負担や入力ミスを大幅に軽減できます。
また、電話の予約受付をWebの予約システムに移行すれば、電話応対にかかる時間を削減できるでしょう。このように、既存業務にデジタルツールを取り入れるだけで、日々の作業量を大幅に減らせる可能性があります。
フローやルールを「かえる」
現在の手順やルールを「かえる」ことで、より効率的なオペレーションを実現できる可能性があります。例えば、在庫の保管場所を入出庫しやすい位置に変更したり、店内のレイアウトを動線に沿って再配置したりするだけで、無駄な動きを減らし、作業時間の短縮が見込めます。
また、使用頻度に応じて備品の設置場所を見直すといった小さなルール改善でも、スタッフのストレスが軽減されるでしょう。こうした小さなフローやルールの変更も、オペレーション改善の鍵となります。
店舗オペレーション改善を後押しするデジタルツール

デジタルツールを活用すると、店舗オペレーションの大幅な効率化を実現できる可能性があります。ここでは、オペレーションの効率化に役立つデジタルツールをご紹介します。
POSレジ
POSレジは、売上分析や在庫管理など多彩な機能を備えたクラウド型のPOSレジシステムです。例えば飲食店では、テーブル選択で会計金額が表示されレジ会計の効率化で回転率が向上し、オーダーシステムとの連携によって客単価の向上も期待できます。また売上データをもとに、戦略的なメニュー展開や販促施策の検討にも活用可能です。
小売店向けには在庫管理、美容サロン向けには顧客管理など、業種に特化したPOSレジ製品も提供されています。業種ごとに最適な機能を備えたPOSレジは、店舗オペレーションの効率化において重要なツールです。
キャッシュレス決済端末
キャッシュレス決済端末を導入すると、クレジットカード決済やQRコード決済など、多様な決済手段に対応できるようになります。キャッシュレス利用率が高まれば現金のやり取りが減り、レジ会計にかかる時間の短縮や釣り銭の受け渡しミスの防止に効果的です。
また、現金の取り扱いが減ることで、レジに登録された売上金とレジ内の金額差異が発生しづらくなるため、レジ締め作業の効率化や店舗の金銭管理の精度向上にも繋がります。
セルフレジ
セルフレジは、お客様自身で会計を完結できるレジシステムです。スタッフによるレジ対応が不要になり、接客に集中できるようになるため、店舗全体の業務効率が大幅に向上します。
飲食店向けには、注文から会計までお客様自身が操作する券売機スタイルのセルフレジもあります。注文受付業務の省力化によってフロアスタッフの負担が軽減され、ピーク時にもスムーズに対応できるようになるでしょう。調理開始が早くなるほか、待ち時間の短縮や人件費の削減にも効果的です。
監視カメラ
監視カメラは、店内外の様子を記録できる防犯ツールとして、多くの店舗で導入が進んでいます。不審者の侵入や万引き、レジ金の抜き取りなどの内部不正への抑止・証拠保全に加え、閉店後の盗難防止にも効果的です。
監視カメラはこうしたトラブル発生時の状況確認だけでなく、スタッフやお客様の動線、混雑が発生しやすい場所などの可視化にも役立ちます。近年では、AI機能を備えた高性能カメラにより、来店者数のカウントや属性分析といったマーケティング用途でも活用が広がっており、オペレーションの改善と経営戦略の両方に貢献します。
店舗オペレーションを支えるUSENのソリューション

USENではPOSレジをはじめ、店舗オペレーションを効率化するための多彩なソリューションを提供しています。今回は5つのソリューションをご紹介するので、店舗オペレーションの最適化を目指している方は、ぜひ導入をご検討ください。
USENレジ
USENレジは飲食店向けに設計されたクラウド型POSレジで、13.3インチのタッチパネルを搭載しており、直感的な操作性が特徴です。ハンディ端末やテーブルオーダーシステム、予約・顧客管理など、飲食店のオペレーション効率化に貢献する多彩な連携システムを備えています。
さらに、USENはサポート体制が非常に充実しています。導入前のプラン提案から、導入時には初期設定、スタッフトレーニングまでサポート。運用スタート後も、全国対応の24時間365日年中無休のサポートデスクの提供と、遠隔監視サービス、故障時の駆け付けサポートを提供しています。導入から実際の運用まで、安心して活用できる環境を提供している点も大きな魅力です。
USENレジTAB BEAUTY
USENレジ TAB BEAUTY は、美容サロンに特化したタブレット型POSレジです。基本的な会計や集計・分析機能に加え、施術内容を記録する電子カルテや、スタイリスト毎の分析、顧客情報を活用したDM配信など、美容サロンに欠かせない機能が充実しています。
また、オンライン予約システム「USEN RESERVE BEAUTY」と連携すれば、Webから受け付けた予約情報が自動で反映され、受付や予約管理のオペレーションも一層スムーズになります。
美容サロンに特化したタブレットPOSレジ
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USENレジTAB STORE
USENレジ TAB STOREは、小売店に特化したタブレット型POSレジです。在庫管理を軸に、多品目を扱う店舗のオペレーション効率化をサポートする豊富な機能を備えています。
例えば、会計時に在庫数が自動で更新されるため、発注作業や棚卸が格段に楽になります。また、「セール販売」機能により指定期間限定の値引き設定が可能で、「バンドル販売」「セット販売」機能も備わっているため、まとめ買い時の割引にも柔軟に対応できます。こうした機能によって小売店特有の複雑な会計処理をスムーズに進められ、店舗運営の負担を大幅に軽減できるのが魅力です。
小売店のための在庫管理や販売機能を標準搭載
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USEN PAY
USEN PAYは、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなど、多様な支払い方法に対応するマルチ決済端末です。レシート印刷機能も一体化されており、キャッシュレス決済に必要な機能をこの1台でまかなえます。
国内主要ブランドに加え、AlipayやWeChat Payなど海外向け決済にも対応しており、インバウンド対応にも効果的です。端末はコンパクトで持ち運び可能なため、テーブル会計など柔軟なオペレーションに活用できます。
あらゆるキャッシュレス決済がこれ一台で完結
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USEN Camera
USEN Cameraは、店舗用の監視カメラです。防犯やトラブル時の記録はもちろん、AI搭載モデルでは性別・年代・来店頻度の集計などにも対応しています。遠隔操作でカメラの向きを上下左右に動かせるため、店内の気になるエリアをリアルタイムに遠隔で確認できる点も魅力です。
導入にあたっては、用途や店舗規模に合わせて適切な台数や設置場所、画角をご提案します。設置工事や運用保守も専門スタッフが対応するため、安心して導入・運用できます。
店舗オペレーションについてよくある質問
ここでは、店舗オペレーションについてよくある質問にお答えします。
店舗オペレーションとは具体的に何を指しますか?
店舗オペレーションとは、店舗を円滑に運営するための一連の業務や仕組みのことです。例えば飲食店であれば、接客・調理・清掃・シフト管理・在庫の発注/管理・会計処理などが該当します。一方、小売店のオペレーションには、商品陳列・会計・清掃・発注・棚卸といった作業が含まれます。このように、必要なオペレーションは店舗の規模や業種業態によって異なります。
店舗オペレーションを見直すメリットとは?
店舗オペレーションを見直すと、生産性の向上・サービス品質の向上・スタッフの負担軽減など、多くのメリットがあります。これは、オペレーションの最適化によって無駄な業務を削減し、より効率的な業務フローを実現できるためです。その結果、売上の向上や店舗経営の安定化にも大きく貢献します。
人手不足でも効率よく回せるオペレーションのコツとは?
人手不足でも効率の良いオペレーションを実現するコツは、業務の標準化と分業化を進め、マニュアルの整備や簡略化された導線設計を意識することです。また、セルフレジや配膳ロボットといったITツールの活用も、人手不足対策に効果的です。
USENのソリューションで実現する「店舗DX」

USENが考える「店舗DX」とは、店舗の様々なデジタル化をサポートし、店舗の繁栄を後押しすることです。
デジタルツールを導入することで、接客やスタッフ育成、商品開発など「人にしかできない業務」に集中できるようになります。その結果、魅力的なサービスを提供できるようになり、お客様と店舗の双方が「お店に夢中になる時間」を増やせるでしょう。
POSレジの他、店舗BGM、サイネージ、配膳ロボットなど、USENは店舗DXの実現に役立つ多彩なソリューションを提供しています。忙しい開業者様向けに、希望するサービスを組み合わせて契約できるパッケージ販売も行っております。機器の選定から設置・運用までワンストップで対応しているため、ぜひお気軽にご相談ください。
お店の開業に必要なサービスがまとめて揃う
USENおまかせプランはこちら
店舗DXを推進してオペレーションを改善しよう
店舗を運営する上で、オペレーションの改善は優先的に取り組むべき課題です。業務効率化や顧客満足度の向上、労働環境の改善など、オペレーションの最適化は店舗に多くのメリットをもたらします。
特に、ITツールを活用したオペレーション改善は大きな効果が期待できます。POSレジをはじめ、店舗運営の効率化を実現するツールが数多く提供されているため、ぜひ店舗のDX化を検討してみてはいかがでしょうか。
USENでは、店舗DXを実現する多彩なソリューションを提供しています。導入前の機器選定からスタッフトレーニング、設置工事や初期設定、さらには運用サポートまで、店舗への導入・運用を幅広く支援します。現在のオペレーションに課題を感じている方や、ITツールの導入をご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

