ホールの人数を7人から5人へ。省人化と空いた時間の有効活用
今回、『USEN店舗DX』で店舗内のあらゆる設備のDXを実現し、一番変化を感じている部分は、オーダー業務の部分です。
これまでは、ホールスタッフがハンディでオーダー業務を行っていたのですが、店内が広いためその分どうしても人手が必要になってしまうんですね。東銀座店で言うと、平均7人でホールを回していました。ですが、「USEN SelfOrder MOBILE」導入後は、平均5人にまで人手を抑えることができており、店舗運営の省人化を叶えられています。
最近では“安心・安全”という目線でお店選びをする方が増えてきているのですが、「USEN SelfOrder MOBILE」の導入によって、非接触で対応することができ、集客面での可能性を感じています。
「USEN SelfOrder MOBILE」を導入することで不都合が起きないかという懸念は当初あったのですが、直感的な操作性で初めてのお客様でも不自由なくご使用いただけている印象です。スタッフ側としては、業務削減によってできた時間を大切にしていて、これまで以上の接客とクオリティの高い料理提供、新人スタッフの教育などにも時間を有効活用できています。数値的な効果以外の部分でも導入の効果を感じていますね。
店舗の売上に直結する「USENレジ FOOD」の分析データ
「USENレジ FOOD」の導入も店舗全体としては大きな変化のあった部分です。単純な清算業務での活用だけでなく、メニュー別の売上や時間帯売上、来店客層まで、すぐに分析結果を確認できるので、バックオフィスでの管理が非常に楽になりました。バックオフィスでの業務で言うと、これまではガチャレジを使用していたのでメニューひとつ入れ替えるだけでも手間がかかっていたのですが、「USENレジ FOOD」に切り替えてからはタブレット1台で簡単に行えるようになり、すごく便利に感じています。
「USENレジ FOOD」は、実際の営業の場面でも活用しています。“この時間帯にこのメニューが売れている”データがひと目で分かるので、そのデータを基に商品をおすすめしたり、仕込みの量を調整したり、と分析結果を活用した工夫は店舗の売上にも直結しています。タブレット1台で、店舗にとって必要な分析機能がすべて備わっているので、運営面で助けられている部分は大きいですね。それに、レジ自体がお客様の目に付く場所にあるので、レジ周りをスッキリ見せることができたのもメリットに感じていることのひとつです。
痒い所に手が届くUSENの店舗DXサービス
『ギンダコハイボール横丁 東銀座店』では「USEN SelfOrder MOBILE」、「USENレジ FOOD」以外にもUSENのDXサービスをトータルで導入しているのですが、どのサービスも本当にびっくりするくらいお店のことをよく分かっているんですよね。
BGMでは「USEN Camera」のAIセンサーと「USEN MUSIC」を連動させることで、忙しいときにも自動でお客様に最適な音楽を選曲できますし、どの飲食店の課題でもあるリピーター獲得に向けては、『ギンダコハイボール横丁 東銀座店』でもブランドの公式アプリ(https://uplink-app-v3.com/app/download/sid/11479)を「アプリンク」で対応しています。最近では、配膳ロボットの「Servi(サービィ)」に一部の配膳を任せたりもしています。
正直、USENは音楽のイメージが強かったのですが、『USEN店舗DX』でさまざまなサービスを導入してみて、痒い所に手が届くような、目の付け所に驚きましたね。
『ギンダコハイボール横丁 東銀座店』では、他の店舗では取り入れていないDXを先取りで実施しているので、他の銀だことは違う世界観をお客様には楽しんでいただきたいですし、私たちもその実現に向けて日々試行錯誤していきたいと思っています。