- 交通・運輸業
- 琴平バス株式会社 様
『「移動×観光」を通じて地域に貢献する』。
香川県に本社を構える琴平バス株式会社は、観光バス、高速バス、タクシーの運行を中心に、2020年のコロナ禍以降は、オンライン上でバスツアーが楽しめる「オンラインバスツアー」などを展開し、リアルだけでなく、バーチャルの世界においてもモビリティ事業を拡大しています。
そんな琴平バスが運行する高速バスの車内では、お客様向けのフリーWi-Fiに、コンセントに差すだけでインターネット環境が構築できる「USEN AIR UNLIMITED」を採用。
本機の導入に至った経緯や、気になるバス車内への設置方法などを琴平バス株式会社の取締役である宮本 育志様にお聞きしました。
通信の安定性と価格の安さが導入の決め手
長距離移動が基本となる高速バスにおいて、Wi-Fiはお客様に車内で快適に過ごしていただくための大事な設備です。
これまでも車内Wi-Fiは完備していましたが、以前の機器は設置から10年ほど経っていたため、通信の安定性やセキュリティ面なども考えて、最新機器への入れ替えを検討していました。
そんな時に、少し他社も比較検討してみようと、フリーWi-Fi機器をインターネットで検索していたところ、「USEN AIR UNLIMITED」の存在を知りました。
通信の安定性はもちろん、USENが展開しているサービスであるという安心感、そして何よりコスト面が非常に魅力的でしたね。
弊社では、すべての高速バスにWi-Fiを設置しているので、バスの台数分(15台)のWi-Fi機器が必要になります。そのため、コストダウンが図れるのは導入の大きな決め手となりました。
クレームゼロは、安心して利用できている証拠
ただ、コスト面が優れているからと言っても、お客様向けのフリーWi-Fiなので、通信品質が良くなければクレームに発展する可能性もあります。しかし、「USEN AIR UNLIMITED」導入後に繋がりにくいといったクレームは一切ありません。それはお客様も通信品質に満足していることを意味していると思います。
また、休憩中などはドライバーもWi-Fiへ接続しているそうなのですが、ドライバーからは「安定して使えています」と聞いています。
機器の入れ替えだけで簡単設置
Wi-Fi機器はバスの一番後ろにあるスペースに設置しています。運転席付近だと運転に支障をきたしてしまうことがあったら大変危険です。また、お客様から見える位置に設置した場合、盗難のリスクが高まります。なので、設置には運転席からも遠く、お客様からも死角になる後方のスペースが適していました。機器を設置するためにしたことと言えば、コンセントまで電源を伸ばすための穴を開けたぐらいです。
ただ、もともと別のWi-Fi機器を使用していたという背景がありましたので、機器を入れ替えるだけで使用を開始できました。とくに手間がかかることもありませんでしたし、USENの担当者のサポートもあって非常にスムーズに導入することができました。
数年前までは車内Wi-Fiの有無で乗るバスを選ぶ方がいましたが、今は通信キャリア会社の通信プランが充実しているので、Wi-Fiの有無が集客に影響することはそこまでないと思います。
ただ、Wi-Fi環境を望むお客様は一定数いますので、高速バスを運行するのであれば最低限用意しておかなければいけないサービスだと私たちは考えています。
ですので、今回、コストパフォーマンスに優れた「USEN AIR UNLIMITED」を導入できたことに非常に満足しています。
取材日:2024年11月21日
- 掲載内容は取材当時のものです
- 導入サービス:
琴平バス株式会社
取締役 宮本 育志 様
香川県仲多度郡琴平町五條1045-1