配信コンテンツの更新・確認にかかる 業務時間を最適化！ フォロー要らずの配信体制を実現

配信コンテンツの更新・確認にかかる
業務時間を最適化！
フォロー要らずの配信体制を実現

1952年の創業以来、地域密着型のお客様第一主義を掲げる協同組織金融機関である都留信用組合は、山梨県富士吉田市に構える本店ほか全20店舗でUSENサイネージを活用しています。
金融機関ならではの掲示物の多さと更新性の高さから長年デジタルサイネージを利用していたものの、操作性や仕様の課題から更新業務が大きな負担に。USENサイネージにリプレイスしたことで得られた変化について、経営企画部 調査役の青木さんと上席専任役の堀内さんにお話をうかがいました。

導入背景
コンテンツ更新業務の負担が一番の課題。初期投資を抑えて一斉リプレイス

堀内：都留信用組合では、来店いただいたお客様に向けたご案内や商品販促の用途でUSENサイネージを導入しています。金融機関は店内で周知しなければならない掲示物が多く、金利表示や投資信託の情報、それから「振り込め詐欺防止」のように金融庁や労働局から依頼されて掲示するものもあります。
更新頻度も高いので、USENサイネージを導入する以前も他社のデジタルサイネージを使用していましたが、管理画面の操作が難しく、配信コンテンツの更新作業に時間がかかることが課題でした。今は私が担当していますが、担当が変わった際にこの複雑な作業内容を問題なく引き継げるのかという心配があったのでUSENサイネージへのリプレイスを検討することにしました。

全21店舗（18ヶ所）で一斉にリプレイスすることになったのですが、サブスク形式で導入時の初期投資を抑えられる契約形態がありがたかったです。レンタルなので機器代金がかからず、設置費用と月々の利用料をお支払いするだけで利用できるので、意思決定を進めやすかったですね。

導入効果①
3日かかっていた更新業務が大幅軽減！削減できた時間を他の業務に充てられた

青木：USENサイネージを導入していろいろと変化がありましたが、一番大きいのは課題となっていたコンテンツ更新にかかる業務負担を大幅に改善できたことです。

以前導入していたデジタルサイネージは、全21店舗（18ヶ所）に配信完了するまで3日ほど要していました。操作が複雑なのもありましたが、一番時間がかかっていたのは現場との確認作業です。店舗の営業時間中にサイネージを止めるわけにはいかないので、15時に窓口が閉まったあとに配信作業を開始する必要がありました。15時半に電源が自動で切れる仕様だったため店舗側で再度立ち上げておくように指示し、その日の夜に一斉に配信が行われる...という流れでした。

それで終わればよいのですが、翌朝にきちんと配信されているか全21店舗（18ヶ所）に電話して、電源が入っていないなどでうまく配信されていなかったらその日の営業時間後にまた配信、それでもうまくいかなくて...と繰り返すので3日ほどかかってしまうんです。正直すごく手間でした...。
USENサイネージは管理画面上で配信結果が一目で見られるので、電話しなくてもすぐに全店舗分を確認できます。配信後のフォローに時間を取られなくなったのは大きいですね。実際に削減できた時間は1〜2時間程度ですが、その時間を他の業務に割けるようになりました。更新業務にかける時間はなるべく最小限に抑えたいと思っていましたので、こういった小さな業務の積み重ねがなくなって助かっています。

導入効果②
管理画面がわかりやすくなって作業効率アップ！毎日の更新業務もひと工夫で楽々

堀内：USENサイネージの決め手は、管理画面の操作性がわかりやすいという点でした。直感的に操作できるといいますか、コンテンツを並び変える時にサムネイルを選択して直接動かせるなど、使い方を知らなくても予想しながら操作できますね。必要な設定が一つの画面ですべて済むので、そのあたりも作業しやすくて助かっています。以前のデジタルサイネージではそうはいかなかったです。
たびたび他部署から「ロビーでお待ちのお客様にこんな動画を見てほしい」という目的でコンテンツの追加を依頼されますが、当時はちょっと腰が重かったです(笑)今はデータをもらえばいいだけなのでやりとりがスムーズになりました。そのような依頼に対応しやすくなったのも、導入してよかった点ですね。

また、為替の情報など毎日更新しなければならないコンテンツもあります。その更新業務を効率的に行うために、Excelにデータを転記するだけで掲示用のPDFデータが生成される仕組みをつくって対応しています。毎日11時ごろに為替のデータをいただくので、すぐに作業して全店舗に配信、という流れです。投資信託を買ってくださっているお客様に最新情報をお届けできるよう努めています。

展望
今後の金融業界の傾向にも柔軟に対応できそうな契約形態が心強い

青木：金融業界全体の傾向でもありますが、店舗数が縮小している関係で利用台数が減少する可能性もあります。そのためサイネージ自体が買い切りじゃなくてレンタルという点もよかったですね。店舗をたたむ際に買い切りだとそのまま持て余してしまうのでもったいないのですが、レンタルだと契約終了と同時に返却できます。これは店舗戦略にも合っていると思いますね。

今後はATMコーナーへの利用も検討しています。小さなサイズのサイネージをUSENから提案いただいているので、ロビーでお待ちいただく方だけでなくATMを利用されるお客様にもご覧いただけるように設置できたらと考えています。