BGM機器の代理店にとって最適な顧客ターゲットは?

2018/12/11

BGM機器の代理店にとって最適な顧客ターゲットは?

小売店舗や施設など、目的に応じた雰囲気づくりが重要になります。ゆったりと落ち着いた時間を過ごしてほしいのか、楽しい雰囲気にしたいのか、空間の印象づくりは事業のコンセプトにも関わる分野でしょう。今回紹介するのは、雰囲気づくりに欠かせないBGM機器の代理店にとって、どのような顧客がターゲットに想定されるのかを紹介します。また、顧客を募集するうえでも欠かせない、BGMの効果についての知識もご紹介しましょう。

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■BGM機器が必要なビジネスは?

音楽を聴く場所やシーンと言うと、コンサートやライブをイメージする人が多いでしょう。店舗などで流されている店舗BGMについては、無頓着な人も珍しくありません。確かに音楽を聴く目的で飲食店や小売店に足を運ぶ人は少ないです。しかし、BGMがあることでお店の雰囲気やコンセプトが伝わりやすくなります。意識せずとも来店者の滞在時間や顧客満足度に影響しているケースもあるでしょう。

例えば、エステサロンなどは非日常的な空間を演出し、心地よい時間を過ごしてもらうためにBGMが欠かせません。自然の音やオルゴールの音のようなヒーリングミュージックを使っているサロンは多いでしょう。ヒーリングミュージックには脳波を深いリラクゼーション状態に導く作用があり、よりリラックスして過ごしてもらうことができます。

また顧客を迎える業態の店舗だけでなく、オフィスに音楽を流すという試みもあります。音楽を流すことで集中力アップや作業効率の向上が期待できるほか、ノー残業デーアナウンスをするなどの試みも始まっています。

朝の始業前にラジオ体操を流したり、午前中は小鳥のさえずり、ランチタイムには楽しい音楽を流したりとそれぞれシーンに合わせたBGMを導入することで、気持ちを切り替えやすくなるでしょう。また、軽い印象を与える音楽は会議中にはふさわしくないかもしれませんので、そのような場合は川の流れる音などをベースにしたBGMが有効です。

無音の会議室は重苦しい雰囲気が漂うため、発言したくても声を出しにくい、つまりアイディアを出しにくい環境になるでしょう。会議という重要な場面であると認識するとともに、そのうえで意見やアイディアを出しやすくする空間にするためにはBGMが効果的です。また、オフィスの空気が良くなれば、社員のメンタルケアにも効果が期待できるでしょう。

■BGMが飲食店で求められやすい理由

身近なBGMが流れている場所と言えば、レストランなど飲食店をイメージしやすいかもしれません。BGMがあることで、落ち着くという人も多く、飲食店ではBGMの効果がよく利用されています。好きな音楽が流れると気分が良くなる、BGMがあることで会話のきっかけになるという人も多いでしょう。

飲食店は人の出入りが多く物音が目立ちやすいという点もBGMが求められる理由の一つです。飲食店では調理するときの音のほか、スタッフが料理を運ぶための足音なども聞こえてきます。静かすぎると物音が気になって落ち着かない、食事に集中できないという人も多いでしょう。静かな空間では食器やカトラリーによって生じる音や、ものを食べる音が目立ちやすくなることもあります。BGMがあれば、音楽のマスキング効果によって、隣の席から聞こえる話し声などを気になりにくくすることができます。また、自分の話し声が聞こえにくくなることで、より会話がしやすくなるという効果もあるでしょう。

オシャレなカフェやバーでもBGMは必須です。洋楽やジャズ、ボサノヴァなど、コンセプトに合わせてBGMをセレクトしている飲食店は多いでしょう。心地よい旋律が流れていると気持ちよくてより長く滞在したいと感じる人もいるはずです。

カフェやバーの場合、お酒や料理、接客態度はもちろん重要ですが、空間の雰囲気づくりも重要になってきます。来店客がときめくような雰囲気や空間を提供する要素の一つがBGMです。もう一度行きたいと感じるリピーターを増やすためにもBGMは欠かすことができません。

■店内BGMがもたらす効果

音楽は、感情や行動に対して影響を与えることができるものです。ある論文では、ゆったりとしたBGMを流すことで来場客の行動のスピードを下げて滞在時間が伸びた、その結果として速いテンポのBGMを流したときよりも売り上げ単価がアップしたという報告もあります。店内BGMは人の行動に影響する販促ツールの一つと言ってもいいでしょう。

明るい音楽を聴いて楽しい気分になったり、優しい音楽を聴くことで心が落ち着いたりした経験はだれしも持つはずです。これは感情誘導効果と言って、音楽によって安心や幸福感などの感情を誘導する効果があります。

リゾート系の料理やサロンではハワイやバリ島などの民族楽器の音楽を選ぶことで、海外に旅行したような雰囲気を味わうことができるでしょう。これはイメージ誘導効果と言って、音楽があることで演出したい雰囲気を体感しやすくなる効果があります。

ハイクラスな飲食店ではジャズやクラシックなどのラグジュアリーなBGMを選曲して、しっとりと大人な雰囲気を演出します。一方で老若男女問わず愛されるカジュアルでオシャレな雰囲気にしたいのであれば、洋楽がピッタリでしょう。このようにターゲット層やお店のコンセプトに合わせてBGMを選ぶことができます。

BGMの必要性や重要性について、認識が少ない事業者も少なくありません。内装業者や不動産業者はお店のコンセプトやターゲット層についても相談を受ける立場ですから、立地や内装のアドバイスとともにBGM機器についても言及してみてください。さまざまな物件を担当してきた経験がある立場として、説得力がある顧客募集ができるでしょう。BGMが与える効果についても知っておくことで、事業者にスムーズに提案することができます。

■飲食店のBGM著作権

BGMにかかるコストの中でも気にする人が多いのが著作権の問題でしょう。著作権とは創作された作品に対する権利のことです。創作物を使用した側は、作成者に対して使用料金を支払うことで創作活動に対して報いるというシステムになっています。このため、誰かの作品をコピーして複製、販売したり、音楽や映画を流したりするには著作権者の許可が必要になるのです。また音楽のCDを使うダンスレッスンやピアノ発表会などでも著作権使用料を支払います。

著作権は、店舗内で流すBGMにも適用されます。実際に無断でBGMを使用した店舗に対して音楽著作権協会(JASRAC)が法的措置を取り、裁判所からも支払い命令が下されている例も存在します。

店舗BGMの場合、販売されているCDや自分で録音した音源を使用することを考える人もいるでしょう。また近年では音楽聴き放題のアプリも登場しているため、こういったサービスを利用することを考える人もいるかもしれません。しかし、残念ながらこれらの音楽は個人利用を想定したものであり、店舗BGMとして使うと著作権使用料が発生してしまうのです。

これらの使用料金について、著作権使用料が発生しても何も言わなければバレないと考えるのは軽率です。実際に法的措置が執られて結果として罰せられた店舗は多く存在します。このような店舗BGMに関するトラブルを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

著作権を気にすることなく、さまざまなBGMを利用するのであれば店舗BGMとして利用できる配信サービスの利用を検討しましょう。店舗BGMとしての利用を想定したサービスの場合は、JASRACに個別で著作権手続きや支払いをする必要はありません。サービスを提供している企業がお客様に代わって手続きや支払いをしているため、安心してBGMを流すことができるでしょう。代理店としてBGM機器の募集をする際にも、著作権について心配する事業者の話を聞くことがあるかもしれません。募集の際にも別途手続きなどの必要がないことを説明しましょう。

BGM機器は、飲食店などはもちろん、エステサロンやオフィスなどであっても利用価値のあるものです。顧客ターゲットは幅広く、かつどのような業種でも求められるものと言えるでしょう。また、店内BGMに対して生じがちな著作権の問題についても、BGM機器であれば、安心して利用し続けることができます。このようなメリットを理解して、顧客へ伝えることができれば、より有用な商材として活用することかできるでしょう。

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