永六輔氏は、放送作家、パーソナリティー、タレントとして日本の放送界の草創期を支え、エッセイスト、作詞家としても才能を発揮するなど、幅広い分野で活躍されました。中でも作詞家としては、作曲家・中村八大氏との「六・八コンビ」、いずみたく氏とのコンビで数多くのヒット曲を生み出し、昭和の時代に活気と明るさをもたらしました。
作詞家としての処女作「黒い花びら」(水原弘)が第1回日本レコード大賞を受賞、坂本九の歌唱で大ヒットとなった「上を向いて歩こう」では、「SUKIYAKI(スキヤキ)」としてビルボード全米チャート1位を獲得し、日本の歌謡曲の枠を越え、世界に影響を与えることとなりました。
「永六輔 追悼特別番組」では、今なお色褪せることのない永六輔作品をバラエティに富んだ企画でお送りします。
改めて氏の功績に敬意と追悼の意を表すとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
※放送予定の変更について
8月に「グラミー賞受賞記念!小澤征爾特集」の放送を予定していましたが、永六輔氏永眠の報を受け、急遽予定を変更して追悼特別番組を放送する運びとなりました。
「小澤征爾特集」に関しましては、事前に会員向け会報誌「With Music vol.36(家庭用/業務用)」でお知らせしており、特集を楽しみにお待ちいただいた皆様に多大なご迷惑をお掛けしますことに、お詫び申し上げます。