- 居酒屋
- 株式会社team ONE 様
山梨県に本社を構え、イベント業を営む株式会社team ONE。2022年には飲食業へも進出し、山梨県甲府駅の近くにクラフトビールが楽しめるビアバー「CRAFT KOFU」をOPENしました。CRAFT KOFUの開店に合わせ、キャッシュレス決済サービス「USEN PAY ENTRY」と「翌日入金サービス※1」の利用も開始している同社ですが、イベント業とはまた別の事業だからこそ入金の早さには助けられているとのこと。翌日入金サービスとあわせて住信SBIネット銀行USEN法人支店の口座(以下:USEN口座)をどのように使いこなしているのか、お話を伺いました。
- ※1 対象は「USEN PAY」「USEN PAY ENTRY」のクレジットカード決済と交通系電子マネー決済のみ
イベント業を営みながら、飲食業へ進出
御社の事業について教えてください
メインはイベント業で、ライブやフェスなどのイベントにおいて会場誘導・案内業務、機材の設営・撤去作業など、運営にまつわるあらゆるサポートをおこなっています。
事業運営で心がけているのは「三方よし」の精神です。イベント主催者とお客さまはもちろんですが、 一緒に働くスタッフにとっても良い仕事をつくらなければと思っています。スタッフの気持ちの良い対応がお客さまを楽しい気持ちにしますが、そのスタッフがストレスを感じていては、誰かを楽しませることなんてできないからです。
新しく始めた飲食業についても教えてください
きっかけは仲良くしてもらっていた商店街の組合長さんから、お店を出してほしいと頼まれたことでした。しばらくは叶えられないでいましたが、お店をやるなら大好きなクラフトビールを扱いたいとポロっと言うと、「ここが空いているよ」と物件を紹介され、そこからはとんとん拍子で出店まで決まりました。
ただなりゆきに身を任せただけでなく、将来性を感じての出店でもありました。甲府駅周辺は現在再開発が進んでいて、とくに人気観光スポット甲府城から出店する商店街までが一直線につながる計画があります。コロナが落ち着けば日本人観光客、外国人観光客ともにたくさん来てもらえると考えていました。
翌日入金で資金繰りが改善し、短期の借り入れを減らせた
USENPAYの翌日入金サービスにお申込みされたきっかけを教えてください
きっかけはUSENの方からの案内でした。話を聞くうちにやらない理由はないなと思いました。
そもそも、USENPAYは飲食店にはほぼ必須のサービスだと思います。今は半分以上のお客さまの支払いはキャッシュレスです。お客さまのニーズに応えるには、キャッシュレス決済用の機材の導入は必要不可欠でした。
キャッシュレス決済を利用されると店側には都度手数料がかかりますが、一方で現金での決済も管理コストがかかります。両替の準備や口座への入金にも手数料がかかるので、個人的には導入を迷う理由はありませんでした。
翌日入金サービスの使い勝手について教えてください
イベント業では主催者からの入金が遅く、会場費や人件費などの支出が先であることが一般的で、資金繰りに苦労することが多いです。そういった慣習から、黒字倒産するという事例も珍しくありません。対して、飲食業で翌日入金サービスを使えば、常に一定の預金が手元に確保できるので助かっています。
弊社では、毎月変動する支払いに対応するため、もともとお付き合いのある地方銀行に短期の融資枠を設けてもらい、当該枠を利用して少額の借入れを行っていますが、翌日入金サービスのおかげで資金繰りが改善し、この少額融資に頼る機会も減りました。
使い勝手がよく、手数料も安い決済用メインバンクに
次に、USEN口座を使っていて便利に感じることがあれば教えてください
インターネットバンキングの使い勝手が圧倒的に良いと感じています。他行だと振込の利用時間が限られており、かつ事前登録をしないと当日扱いに振込ができないところがありますが、USEN口座だと24時間いつでも利用でき、事前登録も不要で当日扱いに振込ができます。他行でも銀行ATMまで行けば当日扱いでの振込ができるのですが、わざわざそのためだけに事務所を離れるのは手間です。事務所に座っていながら、作業を完了させられるのは非常に便利です。
また、口座番号を入力すると相手の名前が候補として表示され、そこから選択するだけで手続きが完了します。間違って入力してしまい、振込できていなかった、というようなミスも防ぐこともできるので、とてもありがたいです。
地域に根ざした事業展開で、よりよい未来を願って
最後に今後の展望をおしえてください
イベント業については引き続き「三方よし」の精神を体現しながら、労働環境の改善に力を入れ、自社だけでなく業界に対する提案も積極的に行いながら、自分の理想とする事業をつくりたいです。
飲食業についてはまだまだ始めたばかりですが、観光客に喜んでもらえるお店づくりに力を入れ、軌道に乗れば多店舗展開も考えていきたいです。全国に出回らず、その土地でしか飲めないクラフトビールは、旅行の目的の一つになるくらい大きな魅力を持っていると思います。CRAFT KOFUはこれまで知らなかったビールとの出会いが生まれる場所であり続け、ここでしかできない体験をお客さまに提供していきたいです。そしていつまでも、クラフトビールの応援隊であり続けたいですね。
取材日:2023年4月 1日
- 掲載内容は取材当時のものです
- 導入サービス:
株式会社team ONE
代表取締役社長 井上 英昭 様
Profile
2007年に個人事業主としてイベント業を開始。2014年に株式会社team ONE設立。2022年、甲府市にクラフトビールを楽しめるビアバー「CRAFT KOFU」を開店。