人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になる6つのメリット

2019/01/31

人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になる6つのメリット

IT化が日々進んでいる現在、勤怠管理をアプリで管理するということが可能になってきました。もし、人材サービス業者で代理店業務を行いたいと考えているのであれば、こうした勤怠管理アプリの代理店になることを検討してみるのがおすすめです。
今回は、人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になる6つのメリットをご紹介します。

勤怠管理アプリの代理店や勤怠管理アプリの機能について

人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になる6つのメリット2

人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になるメリットを解説する前に、勤怠管理アプリの代理店について説明していきます。
勤怠管理アプリの代理店とは、勤怠管理アプリを提供する企業に代わり、本業の顧客企業にそのアプリを商材として紹介する契約をしている代理店を指します。

・勤怠管理処理にかかる時間や労力をカットできる勤怠管理アプリの機能
現在、多くの企業ではタイムカードやICカードなどで勤怠管理を行っています。しかし、総務部や人事部は、記入漏れや打刻漏れ・カードの不携帯による未打刻・残業時間の申告間違いなど数多くのトラブルに対処しながら全従業員の勤怠をチェックしています。

とくに従業員が多い企業や派遣社員が多い企業にとって、毎月の勤怠管理処理は骨の折れる作業です。そこで高機能の勤怠管理アプリを利用すれば、毎月の勤怠管理処理に費やしていた時間と労力をカットすることができるのです。

また、多くのアプリでは休暇の申請が外出先や出張先から行えるため、外回りが多い営業の方でもわざわざ事務所に戻る必要がありません。
こうしたアプリを利用することで、適正な勤怠状況が把握できるだけでなく、仕事をより効率的に行うことが可能となります。

アプリによって備わっている機能は異なりますが、勤怠管理アプリには以下のような機能を備えているものもあります。

・派遣会社社員の勤怠管理、請求のマネージメント
・AI機能搭載
・経費の精算
・社会保険の手続き
・自動車運転の走行データの管理(速度超過・急発進・急停車のチェック)
・労働基準法違反がないかどうかのチェック

このうちAI機能は、従業員のモチベーションをアプリ内のAIが常に分析し、モチベーションが下がり始めた従業員がいた場合は早急に人事担当者へ警告を出してくれるというものです。その結果、従業員の突然の退職や長期休暇などを未然に防ぐことが可能となっています。

人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になる6つのメリット

顧客である企業の希望に沿って、人材の派遣や紹介などを行っている人材サービス業者。対象となる顧客企業が属している業界は人材サービス業者によって異なるかと思いますが、幅広い業界の企業とつながりを持っている業者も多いのではないでしょうか。

そんな人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店となるメリットは、一言で言えば、勤怠管理アプリには様々な業種の企業にアピールできるポイントが多いということ。つまり、勤怠管理アプリのメリットは、代理店となるメリットにつながるとも言えるわけです。
そのメリットには以下のようなものが挙げられます。

1.毎月の勤怠状況のチェックに費やす時間が大幅にカットできる。
2.従業員の勤怠状況を一目でチェックすることができる。
3.各支店や各事業所の残業時間状況が月中でも確認できるため、人の補充が組みやすくなる。
4.外出先や出張先からでも有給休暇申請や直行直帰申請ができる。
5.従業員自身が毎月の勤怠状況をいつでもどこででもチェックすることができる。
6.タイムカードが不要となるため、ペーパーレス。

勤怠状況のチェックに費やす時間をカットできるという点については、すでに述べたとおりです。
次からいくつかのポイントを詳しくみていきましょう。

・従業員自身が勤怠状況などをいつでもどこででもチェックできる
従業員自身が勤怠状況をいつでもどこででもチェックできるということも、アピールしやすいポイントの一つです。

例えば、マネージャーをはじめとした管理者が不在の際に、当日スタッフに欠勤が出た場合でも、管理者はその場ですぐ出勤状況を確認できます。

そのため、欠けた人員を効率的に補えるというメリットが、勤怠管理アプリにはあります。

また、このメリットは在宅勤務やテレワークにも活用できます。従来のタイムカード型やIC型では、実際に打刻をしなければなりませんでした。ですが、どこでも勤怠が確かめられる勤怠管理アプリを用いることで、在宅勤務やテレワークの勤怠管理にも対応できます。

「働き方改革」によってさまざまな働き方が提唱され、在宅勤務やテレワークが選ばれている現代では、このメリットは代理店としても大きな売りになります。

・ペーパーレス化を実現しコストカットにもなる
勤怠管理アプリを利用することにより、ペーパーレス化が実現されることで地球に優しいだけでなく印刷用紙代を大幅にカットすることができます。
タイムカードなどの紙類は溜まり続けて書庫が満杯の状態になるだけでなく、保管にも場所やお金が必要となりますが、アプリを利用することで、これら書類の管理や保管が不要となるのです。

最近では様々な企業でペーパーレス化の利点が注目されているため、この点もアピールポイントとなるでしょう。

勤怠管理アプリの代理店になる際の注意点

勤怠管理アプリの代理店になることには必ずしも良いことばかりではなく、注意しなければならないこともあります。

・相手の状況を考えて提案する
いくら便利なアプリとはいえ、不要な機能は使われないだけでなく、従業員の混乱を招きかねません。商材として勤怠管理アプリを勧める際は、どのような機能を企業側が必要としているのかをしっかり把握しておくようにしましょう。

勤怠管理アプリの導入一つで、企業側の仕事の効率が上がったり人員削減・補充が可能となったりするのです。ただ勤怠管理アプリを勧めるだけでなく、企業の成長をサポートできるようにフォローしようとする姿勢も大事と言えるでしょう。

・人材に関するプロであるという信頼感を活用する
人材サービスは、人員募集を希望する業者に、適した人材を派遣したり、紹介したりする業種です。この点から「人材のプロ」といえます。
そのため、当然、従業員管理に関する知識も自ずと備わっています。この知識や信頼感を活用することで、スムーズに勤怠管理アプリを勧められます。

勤怠管理アプリの代理店になり勤怠管理までサポートできる人材サービス業者を目指す

以上、人材サービス業者が勤怠管理アプリの代理店になるメリットについて解説しました。
アプリを利用することで、顧客となる企業の業務がぐっと楽になるかもしれません。勤怠管理アプリの代理店となり適切なタイミングで商材を勧め、本業の人材サービスだけでなく、顧客となる企業の勤怠管理までサポートすることを目指しましょう。

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