調理場とホールの連携を円滑にする「USENレジ FOOD」
『グランビスタ角島』は、島の海沿いにあるレストランのため、観光を目的としたお客様が多く訪れます。宿泊やドライブなど当店を利用されるお客様のニーズに合わせて、メニューも海鮮料理だけでなく、洋食やピザなどの軽食までさまざまなものを用意しています。
以前の店舗は現在のように大きくはなかったため、レジで精算いただいてから、席まで料理をお持ちするキャッシュオンスタイルのオペレーションを行っていました。しかしながら、注文内容が印字された紙を紛失してしまったり、ご注文いただいたお客様の順番を間違えてしまったりといったミスが多々ありました。
店舗を拡大する計画もあり、従来のミスを引き起こしていたオペレーションを見直し、それに伴いレジも集計や分析ができる多機能なものにしようと考えていました。そこで、USENに相談したところ、タブレットPOSレジの「USENレジ FOOD」を始めとするDXサービスを紹介いただきました。導入の決め手になったのが、「USENレジ FOOD」がハンディやテーブルオーダーシステム、決済サービスなどと連動している点です。どこの席で何が注文されているのかが「USENレジ FOOD」を確認するだけですぐに把握することができます。そのため、注文が多く入るメニューがあれば、その料理を担当している調理場に人員を多く配置することが可能となります。
また、提供する料理の種類が幅広いため店舗を大きくした際、料理ごとに調理場を分けました。その際にそれぞれの調理場にキッチンプリンターを設置したんです。このオペレーションによって、注文票の紛失や順番を間違えてしまうなどといったミスを減らすことができました。こうしたスタイルを確立できたのはUSENのDXサービスと手厚いサポートがあったからだと感じています。
運用前の念入りなシミュレーションでオペレーションを改善
店内のオペレーションを確立するために、リニューアルオープンの3、4ヵ月前から「USENレジ FOOD」とキッチンプリンターを導入していました。その間、USENの担当者が店舗目線で一緒にキッチンプリンターの設置場所を考えてくれたんです。何度も練習して、そこで出た課題もすべて解決していきました。こういった運用前の丁寧なサポートがあったおかげで、オープン後は大きなトラブルがなく店舗を運営することができています。
運用後に分からないことがあっても24時間365日のサポート体制のため、連絡すればすぐに繋がります。その場で解決してくれることも多かったのでとても心強いですね。
来店客一人ひとりに配慮したDXサービスの活用法
接客面では、テーブルオーダーシステムの「USEN SelfOrder TAB」とスタッフ用オーダーシステムの「USEN HANDY」を使い分けて対応しています。「USEN SelfOrder TAB」は窓際にある席に設置しています。窓際の席は大変人気のため多くのお客様に楽しんでもらいたいと思っています。そのため、「USEN SelfOrder TAB」による効率的なオーダーで回転率を高めています。他の席では、お客様とのコミュニケーションを重視して「USEN HANDY」を活用。このように使い分けることで、繁忙期で店内が混み合っているときにも、ご来店いただくすべてのお客様に対して良質な対応ができるようになったと感じています。
当店のような観光地にある店舗では、一見客が多いためリピーターの獲得が何よりも大切です。だからこそ、お客様一人ひとりに丁寧な対応を行うように心がけています。USENのDXサービスは、人がやらなくていい作業とやるべき対応が明確になるため、私たちが大切にしているお客様とのコミュニケーションに欠かせないものになっていると思います。