「USEN SelfOrder MOBILE」の導入により、2人分の人件費を削減!
『海鮮居酒屋「はる好し庭」』は店内が広く、個室空間から大宴会場までご用意しているのですが、約180席ある店内の広さに対してスタッフが不足しており、オペレーションの悪さが露呈していました。スタッフの増員も考えましたが、それなりの費用がかかってしまうため叶いません。そういった課題への対応として、店舗DXを推進している背景があります。
モバイルオーダーシステムの「USEN SelfOrder MOBILE」は、会食などの接待利用が多い当店では特に恩恵の大きいDXサービスです。導入前までは、スタッフが座席までオーダーをうかがいにいく接客方法をとっていたので、どうしてもお客様の大切な会話を遮ってしまうことが多くあったんです。「USEN SelfOrder MOBILE」導入後は、お客様自身のタイミングでオーダーをいただけるため、そういった場面での課題を解消することができています。お客様はオーダーした料理やドリンクの履歴もスマホ上で確認ができるので、オーダーの状況をスタッフに確認するような面倒も減らすことができています。
また、これまではスタッフがお受けしたオーダーを厨房まで伝達するフローがあったのですが、今はお客様のオーダーが直接厨房まで届くようになっているので、大幅なオペレーションの改善が実現し、その結果として2人分のホールスタッフが省人化できました。
サービス間の連携により、短時間でのスムーズな会計が実現
タブレットPOSレジである「USENレジ FOOD」の導入も、店舗のオペレーション改善の一端を担っています。「USENレジ FOOD」を導入する前までは、他社製品のレジを利用していましたが、ハンディなどと連携できる機能がなく、手書きの伝票を手打ちしてお会計を行っていました。そのため、来店客数が多い日は、レジでの会計業務に時間をとられてしまい、ホールスタッフの人手が足りなくなることも多くあったんですよね。
現在、当店では「USEN SelfOrder MOBILE」と「USENレジ FOOD」付属のハンディの2軸でオーダー業務を行っていますが、いずれも「USENレジ FOOD」と連動しているので、会計時にお客様を待たせることがなく、長年課題としてあった会計業務の効率改善を実現することができました。
また、少し視点の違う話ですが、売上分析が「USENレジ FOOD」のタブレット上で確認できるようになったことで、印字するプリント紙の費用や資源の消費削減にも貢献できています。“もったいない”が主流になっている昨今、紙の無駄を減らせることも嬉しいメリットのひとつですね。
店舗DXの推進によって労働環境の改善にも貢献
店舗DXを推進したことで、結果的に労働環境の改善にも繋がっています。
多くの飲食店がそうであるように、当店でも毎月月末には売上集計を行っているのですが、これまではどうしても残業しながら遅くまで入力作業をしなければいけない状況があったんですね。
「USENレジ FOOD」を導入してからは、自動的に売上データが蓄積され、集計されるので、入力時に計算間違えをするといったミスも無くなり、作業時間を大幅に短縮できました。労働環境が改善したことで精神的なストレスも軽減することができ、モチベーションを維持して働くことができています。
また、USENの提供しているDXサービスはどれも新人スタッフが簡単に扱うことのできる操作性なので、以前のレジよりも操作面で教えることが少なくなりましたね。その分、接客マナーの教育やメニューを覚えてもらう時間に充てることができています。
今後は、DXサービスを活用して集客面を強化していきたいと考えています。現在導入している「アプリンク」を使った店舗の公式アプリをさらに活用して、新規集客やリピーター増加に繋げていくことが次の課題だと考えています。