開業、経営のリアルな課題に寄り添う、サービス提供を一元化するメリット
『USEN店舗DX』で開業準備をして、まず感じる一番のメリットは、全てのサービスがUSENで一元化されていることです。オープン時は、さまざまなサービスを一度に準備する必要があるのでサービス毎に別々の会社に連絡をして、各社で手配をしてもらって……というのが普通なんですね。レジはA社、インターネット回線はB社、店内BGMはC社というようなイメージです。
ですが、今回の『USEN店舗DX』では、オープン時にお店に必要なサービスが網羅的にラインアップされているので、その手間が全然違う。
店舗のオープン時は、ただでさえ手続き仕事が多いので、設備準備の負担を大幅に減らすことができたのは本当にありがたかったです。
それに、サービスの提供元が一元化されていることで不測の事態にも安心ですよね。店舗運営の中でサービスに不具合が起きた時、会社が異なると原因が分かりにくい場面ではどこの会社に連絡すればいいのかで混乱してしまう。
一元化によるメリットは、開業前にはイメージがつきにくいかもしれませんが、実際に店舗を開業させて運営をしていく中で初めて気づくような、リアルな課題に寄り添っていると思います。
ハンディとモバイルオーダーをお客様の要望に合わせて使い分け
『USEN店舗DX』で導入した各サービスについては、どれも操作性が高いので満足していますね。特に「USENレジ FOOD」は、メニューの追加や価格の設定などをスムーズに行うことがのできるのですごく助かっています。
オーダーシステムは、「USENレジ FOOD」付属のハンディと「USEN SelfOrder MOBILE」をお客様に合わせて使い分けています。常連のお客様の中にはご年配の方も多くいらっしゃるので、コミュニケーションも含めてスタッフがハンディでオーダーにうかがうことが多く、そういった中でも感染症対策に敏感な方には「USEN SelfOrder MOBILE」のQRコードをお渡しして、お客様ご自身のスマホからオーダーをしていただくような形をとっています。
業務効率の向上や省人化といった部分が現状の課題で、今後は初回のオーダー時だけハンディでおうかがいをして、2回目以降のオーダーはモバイルオーダーからお受けするというような運用も今まさに考えているところですね。
どのお店にも言えることだと思いますが、やはり混み合った際のオーダー業務というのは負担になってしまうので、そういったDXサービスの有効活用はどんどん取り入れていきたいと思っています。お客様にとっても、その方が便利になることが多分にありますからね。
集計業務もDX。余った時間は販売戦略の立案に
店舗運営のDXによってもう一つ大きく運用が変わった部分は、売上や注文数の集計業務です。これまで働いてきたお店では、Excelを使って、時間をかけて集計していくのが普通でしたが、このお店で「USENレジ FOOD」を使うようになってからは、本当に一瞬で集計結果が表示されるので、めちゃくちゃ楽なんですよね。人が時間をかけて行っていた業務がデジタルに置き換わることで手間も時間も削減できますし、その結果として別のことに時間を費やすことができるというのが店舗DXの大きなメリットだと思います。
分析できるデータもABC分析のような基本的なことから注文数やその時間帯など、色々な角度から分析できるので、そのデータを読み取って今後の販売戦略も練っていきたいと考えています。タブレットPOSレジは、お店のメインとも言える設備なので、DXによる変化が大きく、特に効果を感じています。
