著名人インタビュー
USENはどこで聴くことが多いですか?
「私のアシスタントがいる仕事部屋にUSENのチューナーが設置してあります。今、どんな曲がヒットしているのかをチェックしたいので、やはりAバンドの24チャンネルや26、27など、J-POPや演歌・歌謡曲のヒット曲ランキングのチャンネルは必ず聴くようにしています」
音楽評論家として仕事の目的以外で、音楽を聴くことはあるのでしょうか?
「USENの番組表を見て、少しでも名前が気になるものはチャンネルを変えて聴いてみます」
ちなみに、どんな音楽やチャンネルを聴くのでしょうか?
「そうですね、最近では由紀さおりさんの『1969』というアルバムがヒットして以降、やはりジャズもチェックしておきたい、と興味を持ちました。ラジオ局の番組と違い、USENならチャンネルを変えるだけで、いつでもジャズだけが聴けるから便利です。USENのチャンネルの中には、24時間ずっとジャズだけ流れるような専門店があって、またチャンネルが多く、幅広く何でも揃っている百貨店やデパートのようでもありますね。チューナーの前でチャンネルを変えていると、音楽のテーマパークに入り込んだような、そんな感覚になります」
ちょっと話は変わりますが、2013年の音楽界には、なにか“法則”があると?
「ある法則があるんですよ。最近、私は男女の不倫をテーマにした楽曲(※広瀬倫子「償いの日々 ~愛していると言われたことがない~」)のプロデュースをしています。今年はアベノミクス効果で景気回復かと言われている中、90年代や、それ以前のように大人が楽しむポップスや歌謡曲、“大人のラヴソング”が脚光を浴び、ヒットするのではないかと思っているんです。これまでの私の経験上、景気が上向いている、日本が経済的に好調になっていく時期には、法則のように、男女の恋愛や不倫などをテーマにしたラヴソングが大ヒットしているからです。例えば、バブルと言われ始める前の頃にヒットしたドラマ『金曜日の妻たちへ』の主題歌、小林明子さんの「恋におちて -Fall in love-」だとか、ほかにもたくさんあります。USENには、私が関わっているチャンネルもあるのですが、今年後半は、とにかくまずこの曲をたくさん流して欲しいですね!(笑)」
Photo 柴田ひろあき
プロフィール
富澤一誠音楽評論家。1951年長野県出身。歌謡学校に通い歌手を志すが挫折、東京大学へ入学。その後71年より音楽評論家として活動。現在「年令なんて関係ない」と思っている大人へ向けた「Age Free Music」を提唱している。
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